今回は、最新作『グッバイ・クルエル・ワールド』が
2022年の秋に公開されることが決定した映画の
監督の大森立嗣さんについて調べてみたいと思います。
弟・大森南朋さんとの関係。
大森立嗣さんは結婚されているのか?離婚の噂は本当?
では、どうぞご覧ください。
目次
大森南朋の兄・立嗣は映画監督!プロフィールは?
大森立嗣(大森南朋の兄)のプロフィール
プロフィール
- 名前:大森立嗣(おおもり たつし)
- 生年月日:1970年9月4日
- 出身地:東京都
- 身長」:172センチ
- 出身大学:駒澤大学文学部社会学科
- 職業:映画監督・俳優
主な映画作品
『ゲルマニウムの夜』
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
『まほろ駅前多田便利軒』
『さよなら渓谷』*モスクワ国際映画祭審査員特別賞受賞
『ぼっちゃん』*ブルーリボン賞 監督賞受賞
『セトウツミ』
『光』
『日日是好日』*ブルーリボン賞 監督賞受賞
大森立嗣は俳優一家
大森立嗣さんですが、1970年の東京生まれです。
父親は「アングラ界の怪人」麿赤兒(まろあかじ)さん。
前衛舞踏家で俳優としても有名ですね。
弟は売れっ子俳優の大森南朋(おおもりなお)さんです。
大森南朋さんの嫁さんも女優・小野ゆり子さんですから、
大森家はなんとも豪華な芸能一家ですね。
大森立嗣が映画監督になるまでの道のり
現在、映画監督として話題作を世に数多く送りだしている大森立嗣さん。
しかし、高校生までは映画にほとんど興味がなかったとの事。
お父さんが俳優なのに意外ですね。
逆に、父親への意識からか、
高校生までは表現活動をむしろ避けていたようで、
野球や空手に熱中していたそうです。
「僕も、普通じゃない父親を受け入れていくのに結構時間がかかった」
と大森立嗣さんは語っています。
そして駒澤大学でサークル「8ミリ同好会」に入ります。
そもそも、映画に興味があったというよりは、
楽しそうなサークルの人たちに興味を持たれての入部だったそうです。
入部後、様々な映画を観て
自由な価値観にふれ始めると楽しくなり、
次第に自主映画を作り始めるようになったのだそうです。
大森立嗣さんは当時を振り返り、
制作をする時にも、皆で順番に、
俳優をやったり監督をやったりで楽しかったですよ。
その頃と今で、制作の規模は変わりましたが、
やっていることは同じだと思っています。
と語っています。
大学卒業後は俳優として活動しますが、俳優よりも、
裏方に関わりたいと思うようになったそうで、
その後助監督を務めるようになります。
助監督としては、新井晴彦監督、井筒和幸監督、
そして阪本順治監督の短編映画などの一流監督の元で
様々な作品で制作にかかわっています。
大森立嗣は映画監督として着実にステップアップ
そして、大森立嗣さんは2005年・監督デビュー作の
長編映画「ゲルマニウムの夜」で国内外の映画祭から高い評価を受けます。
以降、受賞歴も多く、映画監督として着実にステップアップしていきます。
大森立嗣さんは、
2013年以降のすべての監督作品で脚本・脚色も兼ねています。
2018年、森下典子さんのエッセイ『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』を
原作とした「日日是好日」でメガホンをとり、第43回報知映画賞監督賞を受賞しています。
この年は、カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた
「万引き家族」の是枝裕和監督を1票差で抑えての受賞となっています。
俳優としては、出演映画に
「かぞくのくに」(2011)、「俳優 亀岡拓次」(2015)などがあります。
2013年、秋葉原通り魔事件題材にしたフィクション作品「ぼっちゃん」では、
弟の大森南朋さんがプロデューサーを務め、
ブルーリボン監督賞を始め多くの映画賞を受賞。
大森立嗣さんは、社会の隅で生きる人々を描き、
見る人に強烈なインパクトを与える映画を制作し、
各方面から高い評価を受けています。
父・麿赤兒さんとの関係性は?
また、父・麿赤兒さん、弟・大森南朋さんは共に
大森立嗣作品の常連俳優でもあり、
たびたび出演されています。
まず父・麿赤兒さんと大森立嗣さんの関係性についてですが、
離れて暮らしていた時期も長く、
父・麿赤兒さんには複雑な感情があったそうです。
また、前述したように
「普通じゃない父親」に対して反抗もしていたようですね。
しかし、
親父が映画を見てくれて、『演技、うめぇじゃねぇか』と言ったんです。
嬉しかったです。
それからは距離が縮まり、今は仲良しです。
と映画がきっかけで関係が修復したことを明かしています。
【画像】大森南朋と兄・立嗣は似てる?兄弟の仲は?
さて、大森立嗣さんと弟・南朋さんの顔は似てるのでしょうか?
ちょっと比べてみましょう。
左が兄の大森立嗣さん(1970年9月4日生まれの51歳)で、
右が弟の大森南朋さん(1972年2月19日生まれの50歳)です。
年の近い兄弟ですが、あまり似ているとは言えませんね。
兄の大森立嗣さんの方が可愛い感じで3枚目タイプですね。
では、父・麿 赤兒(79歳)さんにはどちらが似ているのでしょうか?
比べてみましょう。
こちらが父・麿 赤兒さんです。
現在の麿赤児さんですが、個性が強すぎて比較しづらいので、
若いころの麿 赤兒さんの画像を挙げておきます。
どちらかと言えば、
弟の大森南朋さんの方が父の麿 赤兒さんに似ていますね。
弟・大森南朋さんとの関係性は?
続いて、弟・大森南朋さんと大森立嗣さんの関係性についてはどうでしょう。
弟・大森南朋さんは、兄弟の関係性について、
いまは仲いいんですよ!
と回答。
しかし、
小学校から、兄貴が大学に行って、僕が25~26ぐらいまでずっと仲が悪くて..。
と告白しています。
高校生になり、極真空手を始めたという兄・立嗣さん。
年子のため、『絶対に弟に負けたくない』という
頑なな意思が毎日ビンビン伝わってきたそうです。
兄・立嗣さんは道場で受けた稽古を、
弟・南朋さんにやたらとつけたがったらしいのですが、
兄弟ゲンカでもその技術を駆使してきたといいます。
兄弟ゲンカが始まると、とにかく極真の構えでくるんです。
俺の拙いパンチとかは全部かわされて。
一発でも(兄の)肩にかすろうもんなら、馬乗りになってボコボコにされるみたいな日々。
と弟・大森南朋さんは苦々しく振り返っています。
父・麿赤兒さんとも、弟・大森南朋さんとも仲の悪い時期はあったようですが、
現在の関係性は映画を通じて良好のようですね。
今後も家族総出のすばらしい作品が期待できそうですね。
大森南朋の兄・立嗣は結婚したけど金銭問題で離婚?
そんな大森さんの、気になるプライベートですが、詳しい情報はありませんでした。
大森さんは、若いころに結婚されて、
2003年~2005年の助監督時代(33歳~35歳の頃)に、一度離婚されています。
その際の嫁さんとの離婚理由が悲しいのですが、
ただ働きみたいな感じで。
結婚してたんだけど、離婚したからね。
金なくなって(笑)
と、お金が原因で離婚したと語っています。
助監督といっても、言ってみれば下積み時代なので、
収入面的にはかなり厳しかったのでしょうね。
結局、お金の切れ目が縁の切れ目とばかりに、
先立つものがないと結婚生活もままならないの世の常のようです。
そして、いつ頃かは分かりませんが、
その後、大森立嗣さんは再婚されています。
2011年、大森立嗣さんと、奥さんと思われる女性、
弟の大森南朋さん、お母さんと思しき熟年の女性の4人が
食事をされているところを、週刊誌の記者に目撃されています。
お子さんについては、いらっしゃるかどうか分かりませんでした。
今は映画監督として確固たる地位を築いている大森立嗣さん。
2度目の結婚は、お金が原因で別れることはないと思いますが、
人生何が起こるかわかりませんよね。
まとめ
芸能一家「大森家」の長男、大森立嗣さん。
プライベートでは下積み時代に一度離婚していることが判りました。
今は2度目の結婚をされているようです。
今後も、話題作品を撮り続けてほしい期待の監督さんの一人ですね。
大森立嗣さんの今後の活躍から目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。