男子卓球の新世代のエースとして育ってきた張本智和選手。
いよいよオリンピックです。
今回の話題は、
- 「張本智和の家族構成!両親は元卓球選手」
- 「張本智和と父が国籍を中国から日本に帰化した理由2つ!」
- 「張本智和の母親だけ国籍が中国?」
どうぞ、ご覧ください。
目次
張本智和の家族構成!両親は元卓球選手
張本智和の家族構成!
張本智和選手の家族構成は、
父親:「張本宇(はりもと ゆ)」さん。
母親:「張凌(チャン・リン)」さん。
妹:「張本美和」さん。2008年6月16日生まれ。
で、
本人と合わせて4人家族です。
妹の「張本美和」さんは、
木下グループに所属して卓球をしているアスリートです。
おもな実績は以下の通り。
- 2018年:平成30年度全日本選手権大会(カブの部)女子 優勝
- 2019年:東アジアホープス卓球大会ジュニア女子シングルス 優勝
- 2020年:ジュニアサーキット・チェコオープンジュニア女子シングルス 優勝
両親は元卓球選手
張本智和選手の両親は、元卓球選手です。
張本智和の父親について
父親の張本宇さんは、
1998年に仙台ジュニアクラブのコーチとして招かれて来日。
おもな肩書(2021年現在)
- 日本オリンピック委員会強化スタッフ
- 男子ジュニアナショナルチーム(JNT)コーチ
- JOCエリートアカデミーサポートスタッフ
- 仙台ジュニアクラブ代表兼監督
- バタフライ・アドバイザリースタッフ
張本智和の母親について
母親の「張凌(チャン・リン)」さんは、
1995年の中国の天津市で行われた第43回世界卓球選手権の元代表選手でした。
(メダル獲得者の名簿には入っていません)
経歴としては、
「中国ナショナルチーム所属」
「マレーシア女子ナショナルチーム監督」などがあります。
現在は、
仙台市の「張本卓球場」でコーチとして指導していらっしゃいます。
おもな肩書(2021年現在)
- 仙台ジュニアクラブ副代表兼監督
- バタフライ・アドバイザリースタッフ
張本宇さん・張凌さんの共通の指導歴
- 2006年:全国ホープス卓球大会 女子団体優勝
- 2011・14・15年:全国ホープス卓球大会 男子団体優勝
- 2010~2015年:全日本ホープス・カブ・バンビの部 男子6連覇
- 2015年:全日本バンビの部 女子優勝
- 2014・15年:全日本カデットの部 男子優勝
- 2016年:ITTFワールドツアースーパーシリーズラオックス卓球ジャパンオープン萩村杯
(21歳以下男子シングルス優勝 史上最年少) - 2016年:全国中学校卓球大会 男子シングルス優勝
張本智和と父親の国籍は日本?
帰化したのは、2014年。
名前は以下のように変わりました。
「張 智和(チャン・チーフーア)」から「張本 智和(はりもとともかず)」。
妹は、
「張 美和(チャン・メイフーア )」から「張本 美和(はりもと みわ)」。
父親は、
「張 宇(チャン・ユー)」から「張本 宇(はりもと ゆ)」。
張本智和と父が国籍を中国から日本に帰化した理由2つ!
張本智和親子が帰化した理由は、実質的には理由は1つです。
ここでは、
張本智和選手の理由と父親の立場としての理由の2つに分けてお伝えします。
帰化した理由(1)張本智和選手の理由
今でも国籍についてネット上では誹謗中傷されていますが、
それを回避するために
張本智和選手は帰化したわけでないです。
帰化した実質的な理由は、
日本代表として世界に舞台に立ちたい。
これ1つです。
(本人がコメントしている記事は見つかっていません)
母親の凌さん手記によって、
張本智和選手は、
小学校の卒業式で「東京五輪金メダル」を宣言したことは伝えられています。
その後の張本智和選手は、
「東京五輪金メダル」については何度か口にしています。
帰化のタイミングは、
東京オリンピック開催が決定した平成25年(2013年)の翌年。
「中国国籍で日本代表になるのはむずかしい」
このような判断もあったのかもしれません。
張本智和選手は、宮城県仙台生まれ。(日本で育ってきました)
張本智和選手のTwitterを見ると、
東北および仙台への思いが強いのがわかります。
たとえば、
楽天イーグルスの選手を応援する投稿が多いです。
気持ちの上でも、
日本人として卓球を続けるのは自然なことだったのでしょう。
帰化した理由(2)父親の立場としての理由
父親の張本宇さんの立場としての理由としては、
「息子の張本智和選手の願いを叶えるため」しかないでしょう。
中国国籍で差別を受けて、
日本では仕事がないというわけではないので。
張本智和の母親だけ国籍は中国?
張本智和の母親は帰化してない?
母親は帰化していない?
「張本智和の母親は帰化しない?」については、
「帰化していない」という情報そのものがあいまいです。
ウィキペディアの情報(2021年7月末閲覧)では、
(母の張凌は中国国籍のまま)
となっています。
実は帰化している?
しかし、
張本卓球場のコーチ紹介のページを確認すると、
「張本 凌(LING HARIMOTO)」と日本名で名前が記載されているのです。
テレビ取材でも、
「張本 凌」と日本名。
手記を寄せたニュース記事でも、
「張本 凌」と日本名。
「仙台ジュニアクラブ」のほうでも、
「張本 凌」と日本名で名前が記載されています。
もしかしたら、
張本智和選手の母・凌さんも帰化しているのかもしれません。
一般的な「夫婦の片ほうが帰化しない理由」
以前は、
帰化申請をする場合は「家族揃って」というのが通例でした。
近年になって、
夫婦の片ほうだけが帰化するケースが増えているのは、
「帰化条件が緩和」されたからと言われています。
一般的な「夫婦の片ほうが帰化しない理由」としては、
以下のようなケースがあるようです。
仕事で欧米諸国に出張するときに、
中国籍ならばビザを取得する必要があるが、
日本国籍ならビザを取得する必要がない。
ということで夫だけが帰化申請。
老後はもともとの母国で暮らしたいと考えている場合、
妻だけでも、
もともとの国籍ならば、
「もともとの国の人の配偶者」という身分で、
もともとの母国での滞在許可が取得できるから。
以上のことから、
将来も含めて、
どのような生活をしたいのかで、
家族の中で誰が帰化申請をするのかは異なるのだと考えられます。
張本智和選手の母・凌さんが帰化していないとしたら、
中国に帰るときのためのことを考えてのことでしょう。
まとめ
18歳で挑んだ、東京オリンピック。
張本智和選手の卓球人生はこれからも楽しみですね!