社会現象と言えるほど、日本中で流行した鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」。
その作曲家である草野華余子さんは、今まで数々のアニメの主題歌を担当している人気作曲家のようです。
そんな草野華余子さん自身も歌手です。
今回は、草野華余子さんの印税や年収、歌唱力などについて調査しました。
目次
草野華余子は「紅蓮華」の作曲家!
鬼滅の刃の主題歌として有名な「紅蓮華」。
紅蓮華を歌っているのは、人気アニメの主題歌を多く担当しているLiSAさんですよね。
しかし、作曲されている方が誰なのかはみなさんご存知でしょうか。
実は、草野華余子さんという、
シンガーソングライター・作詞・作曲家の方なのです。
- 名前:草野華余子(くさの かよこ)
- 誕生日:1984年2月25日
- 出身:大阪府
- 大学:関西大学社会学部
- 職業:シンガーソングライター、作詞家、作曲家
- 事務所:ソニー・ミュージックパブリシック
草野華余子さんは、
紅蓮華以外にLiSAさんに提供した「ADAMAS」も作曲しており、注目を浴びていました。
また、LiSAさんとのタッグ以外にも、
岸田教団&THE明星ケッツさん、鈴木このみさん、水瀬いのりさん、三澤紗千香さん、ReoNaさんなど、
多数のアーティスト、声優に楽曲や歌詞を提供しているいわゆる“売れっ子”のようです。
さらに、シンガーソングライターとして、
2020年2月25日に配信限定シングル「最後のページは開かずに」をリリースしました。
草野華余子の印税と年収は1000万超え?
紅蓮華は、2020年海外で最も再生された国内アーティストの楽曲で1位を獲得しているほど、日本だけでなく海外でも人気な楽曲です。
そこで気になるのが、草野華余子さんの年収ですよね。
紅蓮華の草野華余子さんの印税は、いくらなのか調べてみました。
草野華余子の印税
印税とは、
著作物を複製して販売等する者が、発行部数や販売部数に応じて著作権者に支払う著作権使用料。
草野華余子さんの印税は、
CDシングルの印税・音楽配信の印税・カラオケの印税などが考えられます。
それぞれを詳しくご紹介していきます。
CDシングルの印税
楽曲に関係している人のCDシングルの印税の取り分は、以下のようになります。
- 関係者:取り分
- JASRAC:6%
- 音楽会社:94%(印税―JASRACの取り分)のうち50%
- 作詞家:94%のうち25%
- 作曲家:94%のうち25%
紅蓮華のCDシングルの通常版で計算します。
通常版値段は、税抜き1,200円です。
そして紅蓮華の累計売り上げ枚数は、
2021年2月16日時点で206,528枚(引用:KEROTV RANKING)になっています。
印税率は、作家の知名度によって大きく変化します。
印税率の幅は大きく、一般的な書籍では低い場合は3.4%、高い場合は10%を超えるケースもあるようです。
今回は、紅蓮華の人気の高さから、印税を10%として計算します。
すると印税は、
- CDの値段1200円×印税率10%×売り上げ枚数の206,528枚=24,783,360円となります。
- ここからさらにその6%である1,487,002円をJASRACに渡します。
- すると24,783,360円-1,487,002円=23,296,358円になります。
- そしてその23,296,358円の25%が作曲家に入るので、草野華余子さんの取り分は5,824,090円になります。
つまり、紅蓮華のCDシングルの印税だけで、約582万円になるということですね。
音楽配信の印税
また、音楽配信ソフトなどを通じて有料ダウンロードされた場合も作曲家には印税が入ります。
現在、最も多いのが「配信価格×印税率×ダウンロード数」という印税計算式のようです。
ここで、配信価格は、レコチョクの配信価格261円とします。
また、音楽配信の印税率はレコードと同一であることが多いようなので、10%とします。
そして紅蓮華の累計ダウンロード数は、
2021年2月16日時点で1,415,273(引用:KEROTVRANKING)になっています。
そのため、音楽配信における印税は、
配信価格261円×印税率10%×ダウンロード数1,415,273 = 36,938,625円になります。
紅蓮華の音楽配信だけで、約369万円ですね。
カラオケの印税
CDや音楽配信以外に、
カラオケで歌われたりすると、さらに印税が入ります。
作詞家・作曲家はそれぞれ歌詞と曲に対して著作権をもっており、
1曲に対しての印税は、2~7円ほどだそうです。
これを作詞家と作曲家で二等分するため、
作曲家に入るのは、1~3.5円になりますね。
年間1000万回歌われたとすると、3500万円になります。
紅蓮華は、2020年JOYSOUND、DAMなどで年間再生ランキング上位でした。
このことから考えると、かなりの印税が入ったと予想されます。
この他に印税として、
- 作曲家には編曲料として数万~数十万円を貰える場合がある
- 楽曲がCDアルバムに採用されたりするとさらに印税が入る
ことなどを考えると印税額はさらに大きくなるでしょう。
つまり、草野華余子さんの紅蓮華の印税は1000万円を超えそうですよね。
草野華余子の年収は?
紅蓮華は2019年7月3日に発売されていますので、
紅蓮華の印税を年間に換算すると1000万円は優に超えるでしょうね。
また、草野華余子さんの楽曲は、紅蓮華だけではないことから、
年収は1000万円以上と予想されます。
草野華余子の歌唱力は?歌の動画は?
草野華余子さんは、2020年7月1日から作家としてだけでなく、
アーティストとしても本格的に活動されています。
【お知らせ】
この度、草野華余子はCAT entertainment 株式会社にアーティスト所属する運びとなりました。作家としては引き続き、Sony Music Publishingに在籍となります。
New Artist Photo by @macoj5
CAT entertainmenthttps://t.co/qTFqhhM9hl
Sony Music Publishinghttps://t.co/0LxW0xeemU pic.twitter.com/indx5xcOZK
— 草野華余子 (@kayoko225) July 1, 2020
2021年1月27日には、「Life is like a rolling stone」というアルバムを発売したようです。
YouTubeには、そのアルバムに収録されている曲のショートバージョンが上がっていました。
力強い歌声で、作家としてだけでなく歌手としての才能もあることがわかりますね。
まとめ
今回は、紅蓮華の作曲家、草野華余こさんについてまとめました。
これからは、作家だけでなく歌手としての活躍も楽しみですね。