オリンピック金メダルを獲ったあとも、
活躍の勢いは止まらない四十住さくら選手。
今回は、実家の練習場にまつわる話題。
「四十住さくらの実家の練習場は170万!」
「両親はお金持ち?」
「実家の練習場が原因で母が近所に訴えられた?」などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
四十住さくらの実家の練習場は170万!両親はお金持ち?
四十住さくらの実家の練習場は170万!
実家の練習場【画像】
四十住さくら選手の実家の練習場は、
中庭のスペースに作られています。
(画像は練習場の一部、反対側にも)
このスケートボードの練習場で、
中学2年生の途中まで、
四十住さくら選手は毎日のようにを滑っていたそうです。
実家の練習場の画像は、
コースの釘を取り換えるメンテナンスをするところもありました。
練習場の製作費は170万?
最近は、
「実家の練習場の製作費は170万円」と書いている記事が増えている状態。
四十住さくら選手のことを取り上げる人が多くなって、
数字が微妙に変わってしまったようです。
そんなに大差はないですが、
もともと大手のメディアが伝えていた
練習場の製作費は約180万円でした。
ここでは、東スポWEBの
“ 四十住さくらが「書かないで…」と言った2年前の約束 ”
の記事を参考に確認しました。
両親はお金持ち?
自宅にスケートボードの練習場を作ってしまうなんて、
「四十住さくら選手の両親って、お金持ちなの?」と思ってしまう人もいるかと思います。
実際の四十住家は、
破産寸前まで追い込まれる状態だったそうです。
こちらの記事にある「一時は遠征費で一家破産の寸前まで陥った」という話は、
四十住さくら選手が東京オリンピックで脚光を浴びる前から着目されていました。
エピソードとしては、
- 車(母親の運転)で遠方の練習場へ行って深夜まで猛練習。
- 遠征費の節約のために車中泊したことも数知れない。
- 車の年間走行距離は約5万キロ。
- ガソリン代や高速代を合わせると月の費用は17万円。
- 住宅ローン返済のための貯蓄や学資保険を切り崩す。
などがメディアによって伝えられています。
父親は長男(四十住さくら選手の兄)に、
「さくらの夢がかなうか、うちが破産するか。どっちかに賭けてもいいか」
と言ったこともあるそうです。
実家の練習場が原因で母が近所に訴えられた?
実家の練習場が原因で母が近所に訴えられた?
母が近所に訴えられた?
「実家の練習場が原因で母が近所に訴えられた?」というのは、
裁判になったとかいう話ではありません。
しかし、クレームはクレーム。
スポーツ報知(WEB版)では、
「実家の練習場が原因で母が近所に訴えられた?」の状況については、
次のように記事にしていました。
「赤ちゃんが生まれたので、静かにしてもらえないでしょうか」
という感じだったようですね。
このスポーツ報知の記事では、
四十住さくら選手の母親が手紙を書いたと伝えています。
「うちの子は、日本一を目指すと言っています。
決めた時間や赤ちゃんが起きている時間にだけ滑らせてもらうので、
どうか滑らしてもらえないでしょうか」
この母の手紙によって、
「(スケートボードの練習について)理解を得た」ということですが、
話題になるくらいなので、
簡単な話ではなかったのでしょうね。
兄も『めっちゃうるさい』と怒っていた?
四十住さくら選手がスケートボードと出会ったのは、小学6年生のとき。
兄にスケートボードをもらって練習。
夢中になって滑り始めて1年ほど続いたころ、
両親が自宅の庭にコンクリートを張って専用練習場を作ったのです。
当時の四十住さくら選手は、
登校前の朝6時半から滑り始めていました。
そのとき、
兄から『めっちゃうるさい』って怒られたそうです。
そのころの様子として、
四十住さくら選手はインタビューで次のように話しています。
「和歌山には練習場がないし、大阪や神戸までは通わないといけない。お母さんも仕事がありました。家でできるように練習場を作ってくれたんですけど、音がうるさいので(近所にも配慮して)17時までしか使えませんでした。だから、次第に県外まで練習に行くようになりました」
https://www.toto-growing.com/interview71 引用
近所からの騒音の苦情は受け止めた形で、
自宅の練習所の使用は時間制限をするようにはなっていたようですね。
スケボーの騒音はかなりヤバい?近所トラブルのその後はどうなった?
スケボーの騒音はかなりヤバい?
一般的には「スケートボード禁止」のところが多い
一般的には、
「条例によって、スケートボード禁止」のところが多いです。
関西のMBSニュースによると、
次のような話があります。
公共の場でスケートボードを滑る人たちへの苦情については、
- 迷惑なのは、騒音だけではない。
- スケートボードの裏にワックスを塗って滑るので、公共の器物が汚される。
- スケートボードのジャンプと着地の衝撃で、公共の器物が壊される。
- 警察に被害届を提出している。
- スケートボードで滑りにくいようにブロックを設置している。
という現状をMBSニュースの特集記事では伝えています。
スケートボードパーク(練習できる施設)がない地域では、
スケートボードを滑る人たちは禁止されている場所であっても、
人通りが少なる深夜に姿を現すようです。
四十住さくら選手の場合は?
四十住さくら選手の場合は、
一家破産の寸前まで陥った経済状況でも、
父親の覚悟と母親の長距離運転のサポートによって、
地元の和歌山から神戸まで練習場を求めたという苦労があります。
東京オリンピックで注目を集めたスケートボードは、
やりたい人が増えたとしても、
競技のための練習する場所の確保が課題になりそうですね。
四十住家の近所トラブルのその後はどうなった?
実家の練習場は使わなくなった?
近所トラブルがあったから、
実家の練習場は使わなくなったわけではなく、
(近所の人と母の)約束の時間帯を守った上で、
さらに高いレベルを求めて四十住さくら選手は、
地元の和歌山から神戸まで練習場を求めるようになりました。
コロナで施設閉鎖になる状況の中「さくらパーク」が提供された!
新型コロナの影響によって2020年は、
自粛期間はスケートボードパーク(練習できる施設)も閉鎖される状況にありました。
そのタイミングで、
四十住さくら選手は地元の和歌山県に自分専用の練習場を作ることを決意。
すると、
酒造会社「吉村秀雄商店」社長の安村勝彦さんから、
物置きとして使っていた倉庫を無償で提供されました。
この「さくらパーク」と呼ばれる練習場のおかげで、
四十住さくら選手は東京オリンピックで開花するというドラマが生まれたのです。
まとめ
四十住さくら選手に憧れて、
スケートボードを始める世代(子供たち)には、
四十住家の取り組みが「お手本」になるといいですね。