鳥山明先生は2024年3月8日、
少年ジャンプ(集英社)の公式サイトにより急逝が発表されました
今回は、鳥山明先生の生涯年収の話です。
このページでは、
- 「鳥山明の全盛期の年収は?」
- 「鳥山明の生涯年収は235億?」
- 「鳥山明のドラゴンボールの印税だけで100億超え?」
などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
鳥山明の全盛期の年収は?
鳥山明の全盛期の年収は?
「鳥山明先生の全盛期の年収」について、
ネット上では公式な情報を見つけることはできませんでした。
拡散とまではいきませんが、
「鳥山明先生の年収」について、
SNSやブログ記事で、
よく見かける表には次のようなものがあります。
こちらの表に信ぴょう性があるかどうかは別として、
最初のピークは1995年、2003年に最高額、2004年も高額と、
鳥山明先生の年収の推移が見られます。
単純に結論を出すのであれば、
鳥山明先生の全盛期の年収は「16億500万円」ということです。
鳥山明先生のキャリアを見たとき、
ドラゴンボール(『週刊少年ジャンプ』1984年51号~1995年25号)
全519話。
単行本全42巻。
となっており、
これは、最初のピークの1995年(11億400万円)と一致しているとも考えられます。
表に出ている2003年(16億500万円)、
2004年(14億8000万円)あたりの鳥山明先生を調べてみると、
デザイン関係で次のような仕事をしていることがわかりました。
『ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち』
2002年5月30日発売のPlayStation用ソフト
『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』は、
2003年3月29日発売のゲームボーイアドバンス用ソフト。
剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』
2003年9月19日にスクウェア・エニックスから発売の体感ゲームマシン。
これらが全盛期の年収に直結しているかどうかはわかりませんが、
「漫画」の仕事よりも
「ゲームソフトのデザイン」の仕事をいているときのほうが収入が多いようです。
世界から追悼の声のニュース
鳥山明先生の訃報について、
海外でも追悼の声が広がっているニュースが報道されています。
【鳥山明先生のプロフィール】
- 名前:鳥山 明(とりやま あきら)
- 生没:1955年4月5日~2024年3月1日(68歳没)
- 出身地:愛知県名古屋市
- 漫画の代表作:『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』
- デザインの代表作:『ドラゴンクエスト』『クロノ・トリガー』
鳥山明の生涯年収は235億?
「鳥山明さんの生涯年収は235億」と一般記事で広がっていますが、
根拠を示すものは何もありませんでした。
ちなみに、SNSの「X」では、
「資産235億円」と2018年に投稿されているケースがあります。
さて、単純に計算してみましょう。
鳥山明先生の活動期間は、1978年~2024年。
ざっと、46年ほどになります。
235億円を46年で割ると、平均年収は5億1000万円くらいです。
そうなると逆に、生涯年収は235億は驚くべき数字とはなってきません。
あくまでも、印象の話しとしてです。
他の参考の数字をチェックするために、
漫画家年収ランキングを取り上げているサイトの情報を探ってみました。
ほとんどのサイトで、
次のような年収額(ランキング)が出てきます。
- 1位:尾田栄一郎先生(代表作・ワンピース)31億円
- 2位:鳥山明先生(代表作・ドラゴンボール)14.8億円
- 3位:高橋和希先生(代表作・遊戯王)6億円
- 4位:吾峠呼世晴先生(代表作・鬼滅の刃)5億円
- 5位:藤子・F・不二雄先生(代表作・ドラえもん)4.6億
- 6位:岸本斉史先生(代表作・ナルト)3.2億
- 7位:諫山創先生(代表作・進撃の巨人)2.8億
- 8位:やなせたかし先生(代表作・アンパンマン)2.6億
- 9位:原泰久先生(代表作・キングダム)2.5億
- 10位:堀越耕平先生(僕のヒーローアカデミア)2.3億
このデータで気になるのは、鳥山明先生)14.8億円。
これは最初に表で見た2004年の年収額です。
しかも、最高金額ではありません。
それを時期の異なる「吾峠呼世晴先生(鬼滅の刃)5億円」と比較するのは、
データとしては信用度が下がってしまいます。
どちらにしても、
「鳥山明先生の生涯年収は235億」の試算方法は不明です。
鳥山明のドラゴンボールの印税だけで100億超え?
「鳥山明先生のドラゴンボールの印税だけで100億超え?」については、
「Smart FLASH(光文社週刊誌」の記事に書かれていました。
説明されている文章のポイントは次の通りです。
『ドラゴンボール』は漫画版だけで2億6000万部を売り上げている。
(全世界の発行部数)(参考:単行本は24カ国語に翻訳されている)
ウェブ『dmenuマネー』掲載の「予想印税収入ランキング」では、
予想印税収入は114億4000万円とされている。
売上部数を数字にして出しているので、
「鳥山明先生のドラゴンボールの印税だけで100億超え」は確実性がありますね。
「Smart FLASH(光文社週刊誌」の記事では、
「漫画印税だけで100億超え」となっています。
さらにドラゴンボールは、
アニメ作品シリーズが長期に渡って放送されていました。
- ドラゴンボール(1986年2月26日~1989年4月19日)153話
- ドラゴンボールZ(1989年4月26日~1996年1月31日)291話
- ドラゴンボールGT(1996年2月7日~1997年11月19日)64話
(全世界40カ国以上で放送)
【デジタルリマスター版】
- ドラゴンボール改 第1期(2009年4月5日~2011年3月27日)98話
- ドラゴンボール改 第2期(2014年4月6日~2015年6月28日)61話
- ドラゴンボール超(2015年7月5日~2018年3月25日)
2024年秋には、
アニメ『ドラゴンボール』シリーズの完全新作が予定されています。
そのタイトルは、「ドラゴンボールDAIMA」です。
さらに、
「東映まんがまつり作品シリーズ」「東映アニメフェア作品シリーズ」
「劇場版アニメシリーズ」もあります。
ゲームソフトは、
家庭用ゲーム機向けソフト」「携帯ゲーム機向けソフト」
「日本国外向けゲームソフト」「アーケードゲーム」
「スマートフォン向けゲーム」などがあり、
「ドラゴンボール」はありとあらゆるシーンで愛されています。
まとめ
鳥山明先生の年収情報は、
しっかりと裏付けのあるものではありませんでした。
しかし、
世界中の人々に影響を与えた偉大な漫画家であることは間違いありません。