2022年北京オリンピックの
スノーボード競技代表としてハーフパイプに出場。
見事、日本人女性初のスノーボード・ハーフパイプでの
メダル獲得を果たした冨田せなさん。
そして5位入賞の冨田るきさん。
冨田姉妹のプロフィールや、
お二人を立派な選手に育てあげ、
一番近くで支えてきた父親や母親など家族を紹介したいと思います。
冨田せな&冨田るき姉妹は双子?wikiプロフィール!
画像の左の黄色の服を着ているのが冨田せなさん。
右側の紫の方が冨田るきさん。
とてもそっくりで区別するのが難しいですよね。
実は2人は双子ではありません。
るきさんは姉せなさんの2歳年下です。
ではそれぞれのプロフィールと経歴を見ていきましょう。
姉・冨田せなさんのプロフィールと経歴
- 名前:冨田せな(とみた・せな)
- 年齢:1999年10月5日生まれの 22歳
- 出身地:新潟県妙高市
- 血液型:O型
- 身長:160㎝
- 好きな食べ物:アイスクリーム、餃子
- 出身高校:新潟胎内市にある開始国際高校
- 最終学歴:全日本ウィンタースポーツ専門学校 スノーボードプロフェッショナル養成科
- 所属:チームアルビレックス新潟
妹との区別は口元のホクロです。
姉の冨田せなさんの口元には小さなホクロがありますね。
冨田せなさんの成績・経歴
- 2015年:全日本スキー選手権スノーボードHP 3位
- 2016年:全日本ジュニアスキー選手権スノーボードHP 2位
- 2017年:全日本ジュニアスキー選手権スノーボードHP 2位
- 2017年:W杯中国 2位
- 2018年:平昌五輪スノーボードHP 8位
- 2018年:全日本ジュニアスキー選手権スノーボードHP 2位
- 2018年:全日本スキー選手権スノーボードHP 優勝
- 2019年:W杯カナダ 3位
- 2019年:全日本スキー選手権スノーボードHP 優勝
- 2019年:W杯アメリカ 2位
- 2021年:W杯スイス 3位
- 2021年:W杯アメリカ 3位
- 2021年:全日本スキー選手権スノーボードHP 4位
- 2021年:W杯アメリカ 2位
- 2022年:W杯アメリカ 3位
- 2022年:北京五輪スノーボードHP 3位
輝かしい経歴ですね。
冨田せなさんがスノーボードを始めたのは3歳の頃。
スノーボード好きのご両親の影響を受けてのことでした。
小学1年生の時にはすでにハーフパイプの大会に出場されていたそうです。
そんな、冨田せなさんは、中学1年で
プロツアーで3位となりプロ資格を取得しています。
2015年、中学3年生の時には全日本選手権で3位。
2017年からW杯に本格参戦。
2018年には平昌五輪へと出場。8位入賞を果たします。
そして2022年 北京冬季五輪で銅メダルを獲得しました。
とても順風満帆なスノーボード人生ですね!
因みにせなさんが卒業した高校は、
北京五輪金メダリストの平野歩夢さんと同じ開志国際高校です。
そんな冨田せなさんですが、平昌五輪のあと、
3か月安静という大怪我(競技中の転倒による脳震盪~びまん性軸索損傷)を負い、
引退の危機を経験しました。
引退の危機を救った家族愛
冨田せなさんのピンチを救ったのはご本人の努力もさることながら、
ご両親の支え、そして同じスノーボード選手である妹・冨田るきさんの活躍と励ましでした。
その後、見事復活を遂げたせなさんは、2021-22年w杯で表彰台に上る大活躍。
妹・とのるきさんと共に北京五輪の切符を見事ゲットしました。
左が姉のせなさん、右が妹のるきさんです。
よく似ていますね!
妹・冨田るきさんのプロフィールと経歴
続いて同じスノーボード・ハーフパイプで
2022年北京五輪5位入賞の妹・冨田るきさんについて解説していきます。
- 名前:冨田るき(とみた・るき)
- 年齢:2021年12月28日生まれの 20歳
- 出身地:新潟県妙高市
- 身長:157㎝
- 出身高校:新潟胎内市にある開始国際高校
- 所属:全日本ウィンタースポーツ専門学校(JWSC)在学中
笑顔がとってもチャーミングですね!
冨田るきさんの成績・経歴
- 2015年:全日本スキー選手権スノーボードHP 8位
- 2017年:全日本スキー選手権スノーボードHP 3位
- 2018年:ジュニア世界選手権 5位
- 2019年:ジュニア世界選手権 6位
- 2020年:W杯スイス 4位
- 2020年:Nor-Amカップ 優勝
- 2021年:全日本スキー選手権スノーボードHP 3位
- 2022年:W杯アメリカ 優勝
- 2022年:北京五輪 5位入賞
妹の冨田るきさんも姉の冨田せなさんに負けず劣らず立派な成績ですね。
そんな冨田るきさんは保育園年中でハーフパイプの大会に初出場。
小学6年でプロ資格取得。
姉の冨田せなさんよりも速いスピードでプロの道に進んでいます。
2022年W杯では初優勝を果たし、北京五輪では見事5位入賞。
これからも、ご両親の支援のもと、
冨田せな・るき姉妹でスノーボードハーフパイプの頂点を目標に
切磋琢磨して行くんでしょうね。
冨田せな・るき姉妹の家族構成!両親(父母)の職業は?
冨田せな・るきの家族構成
そんな、スノーボード愛に溢れた冨田姉妹の家族構成がこちらです。
- 父親:達也さん
- 母親:美里さん
- 姉:せなさん
- 妹:るきさん
- 弟:?
冨田せな・るきには弟もいる?
北京五輪で大活躍の冨田せな・るき姉妹ですが、
その下にもう一人、弟さんがいるのでは?との噂があります。
調べてみますとこのような画像が
妙高市のタウン情報誌に上がっていました。
この画像は2017年 開志高校3年生の時、
平昌五輪出場内定が決まった冨田せなさんが、
ご両親と共に妙高市・入村市長(右端)を表敬訪問した時の写真です。
ご両親と冨田せなさん、そしてもう一人小学生くらいの男の子が映っていますね!
ここに一緒に写っているのは、普通に考えて家族だからだと思いますが、
はっきり弟さんだとは確定できませんでした。
この男の子が弟さんなら、
スノーボード愛の溢れている環境の中で、
スノーボードをされてても不思議ではないですね。
今後が楽しみです。
冨田姉妹と両親
そして、冨田姉妹と両親の顔画像はこちら。
ご家族の中の良さが画像からにじみ出ていますね!
「新潟は妙高に住んでいる冨田家は、全日本ウィンタースポーツ専門学校(JWSC)の隣にある。スノーボードが大好きな両親が妙高に移住。偶然か、隣にはプロスノーボーダーやオリンピアンを多く輩出しているJWSCがあるのだ。JWSCの講師や生徒、卒業生に妹のように可愛がられていつの間にか大きくなっているという印象だ」
引用:USP JAPAN
スノーボードが大好きなご両親が、
ウィンタースポーツの環境に恵まれた妙高にわざわざ引っ越してきたのですね。
姉妹そろって、スノーボーダーになられたのも納得ですね。
冬は、学校が終わると、家族4人、
またはお母さんを除いた3人でナイターに行って、
ほぼ毎日のように滑っていたのだとか。
やはり冨田家のみなさんはスノーボードをされているようですね。
それでは、ご両親について解説していきます。
冨田せな・るきさんの父親・冨田達也の職業はホテルマン?
- 名前:冨田達也さん
- 出身地:愛知県
- 年齢:45歳(2022年2月時点)
- 職業:妙高のリゾート施設勤務
富田姉妹の父親は富田達也さんです。
愛知県出身で学生時代は陸上部に在籍。
目標のインターハイは逃したものの
三段跳びで県大会1位になるなどの実績があります。
名古屋のスポーツ専門学校でリゾート関係の勉強していた達也さん。
その際にスノーボードの魅力にはまったそうです。
地元から比較的近い新潟の妙高市のスキー場完備のリゾート施設に就職を決めたそうです。
休憩時間には隣接するスキー場で滑るほど、スノーボードが大好きだったようです。
インストラクターとして指導されていた時期もあったようですね。
リゾート施設勤務ということですから、
職業がホテルマンとの噂もまんざら間違ってないようです。
冨田せな・るきの母親・冨田美里さんの職業は?
- 名前:冨田美里
- 生年月日:12月3日
- 出身地:愛知県
富田姉妹の母親は富田美里さんです。
達也さんとの出会いは名古屋のスポーツ専門学校だったようです。
2人の両親はともに愛知県の出身でスノーボードに魅了されて新潟の地に職を求めた。
今も仕事をしながら休日になると滑っている。
引用:https://standard-niigata.jp/
美里さんも妙高へ達也さんと共に移住されたくらいですから、
スノーボードへの愛も達也さんに負けないくらいあったのでしょうね。
共働きの両親は昼食を持たせ、朝にゲレンデまで姉妹を送り届け、仕事を終えると迎え に来た
引用:https://standard-niigata.jp/
これを見ると母親の美里さんも何かしらの仕事に就いているようですね。
ただ、父親と同じホテルマンかどうかはわかりませんでした。
冨田せな・るき姉妹の両親は借金してまで子供達をサポート?
両親の教育方法
そんなご両親のもとで、
冨田せな・るき姉妹は幼少のころからスノーボードに接し、
オリンピアンに成長していったんですね。
夫婦共通の趣味だったから仕事の合間に順番に滑っていて娘たちは赤ちゃんの頃からゲレンデにいたんだよ。
スノーボードの選手に育てると言う気持ちは全くなくて純粋に一緒に出れたら楽しいかな、と…
引用:Yahoo!ニュース
スノーボード以外にも水泳や機械体操も、
姉妹がやりたいと言えばやらせていたそうです。
今思えば、機械体操の経験は役に立ってそうですね。
また、楽しく滑ることをモットーに練習してきたそうです。
「2人とも上を目指したい気持ちが強くなってから、そのための環境を整えるようにサポートするようになった感じかな。ガチガチに練習させるようなことはなくて、ゲレンデに行けば一緒に楽しんで滑っていたよね。技術的なことでいえば、こんな技がしたい、というときは一緒に考えたりしたよ。ただ専門のコーチに教わるなど大人と接する機会が増えてからは、挨拶や礼儀の大切さだけは伝えていた」
引用:www.excite.co.jp
競技に関しては、結構自由奔放に姉妹を育てたようですね。
でも、人としての礼節もしっかりとわきまえた教育をしたみたいですね。
素晴らしいですね!
活動費が年間300~400万!
姉の冨田せなさんは中学1年生で、
妹の冨田るきさんは小学6年生で、
プロ資格を取得しています。
その後も順調にキャリアを積み上げて、
ナショナルチームに選ばれるようになりました。
しかし良い事ばかりではありません。
達也さんは親として誇らしい気持ちになった一方で、
大きな衝撃を受けることになったのです。
ナショナルチームをとりまとめる全日本スキー連盟から「活動費として一人あたり年間300万~400万円かかることもありますが、大丈夫ですか」と言われたのだ。強化指定選手とはいえ、合宿費や遠征費などは「持ち出し」も多いのだ。
引用:www.excite.co.jp
しかし、達也さん、美里さん夫婦は
娘たちの夢を潰してはいけないと、
借金もいとわずサポートを続けました。
本人たちのやる気があったからそれを親が潰しちゃいけない。娘たちにはお父さんもお母さんも何とか頑張るから、やれるとこまで頑張れと話した。だから借金を挟む一方なんだ(笑)。嫁さんと一緒にああしよう、こうしようと考えながら自転車操業状態。正直お金の面が1番苦労してるんだけどどれぐらいかかっているか2人には伝えている。借金があることも知っているよ(笑)
Yahoo!ニュースより引用
娘たちの夢を叶えさせてあげようと
ご両親は借金をしてまでサポートを続けて行きます。
借金も数千万単位であるとの事です。
並大抵の情熱だけでは続けられませんよね。
ご家族の強い絆を感じます。
両親は「結果よりもまず無事」がモットー
国内のウインタースポーツはプロといっても
野球選手のように大金は稼げません。
また、社員として抱えてくれる企業もほとんどありません。
国際大会で優勝しても、他の人気スポーツに比べると賞金額もかなり少ないようです。
でも両親が一番気にかけているのは、お金のことではなく、
娘たちが怪我無く無事に競技を終えてくれることだそうです。
「ふたりが五輪に出ることは、共に苦労した分、喜びも大きいよ。期待というよりは、毎回そうなんだけど、テレビ画面で観ていると、心配事がでかくなるんだよね。スポーツにはケガがつきものだから。ふたりとも以前、シーズンを棒に振るようなケガ(転倒による脳挫傷など)をしたことがあるので、そういう心配が先に立つかな」
引用:www.excite.co.jp
無事に競技を終えてほしいと願うのは親心ですね!
せなさん、るきさんもこれから益々、
世界の大舞台で活躍をされ、
しっかりご両親に恩返しをするのでしょうね!
でも怪我をしないのが一番の恩返しかもしれませんね。
まとめ
冨田せなさん・るきさんのご両親はスノボが好きすぎて雪国へ移住。
ウインタースポーツの恵まれた環境で、冨田姉妹は幼いころからスノボに親しみ、やがて姉妹そろって世界の第1線で活躍するトップアスリートに成長。
しかしその活躍もご両親の懸命なサポートがあってこそ!
これからも怪我無く活躍できるようにしっかりと応援していきたいと思います。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。