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柴咲コウなぜ農家の敵と言われる?種苗法改正案を反対した理由は?

柴咲コウ農家の敵と種苗法

女優や歌手の他にも実業家として活躍されている柴咲コウさん。

2021年10月時点で40歳ですが、

年を重ねても昔と変わらず綺麗な女優として有名ですよね。

 

そんな柴咲コウさんが「種苗法改正案」に関して

問題提起のツイートをしたことをご存じの方も多いことでしょう。

 

今回は、柴咲コウさんが「農家の敵」だと言われる理由

問題提起を行った種苗法改正案について調べてみました。

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種苗法改正案とは?

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用:https://shisetsuengei.com/

種苗法改正案とは?

種苗法は、品種の育成者の権利保護を定めた法律です。

 

育成者が持つ「育成者権」の保護を定めていて、

1998年の全面改正以降、

育成者権を強化する改正を重ねています。

 

審査を得て登録された品種は「登録品種」となり、

育成者はその種苗や収穫物、一部加工品を利用する権利を持つことが出来て、

育成者以外の人が登録品種を事業として使うには育成者の許可が必要となります。

 

このため、販売される登録品種の種苗には通常、

育成者へのロイヤルティーが含まれています。

種苗法が対象とするのは、登録品種のみで、

家庭菜園のような自家消費が目的の場合は対象にはなりません。

 

難しいイメージがありますが、

植物の特許制度のようなものだと考えれば、

分かりやすくなるかもしれませんね。

種苗法改正案で何が変わる?

種苗法は1998年に全面改正されましたが、

2020年11月に種苗法改正案の審議が始まりました。

 

この改正案では、

「農家による登録品種の自家増殖に育成者の許諾が必要になる」

「育成者は登録品種を許諾なく輸出できる国や栽培地域を指定できる」

この2点で議論が集中しました。

 

これまでは農家による自家増殖は、

特に許可は必要なく自由に出来ましたが種苗法改正案では、

自家増殖をする場合には育成者の許可が必要となります。

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用元:ガールズちゃんねる

 

少々、面倒な気がしますが、

実は植物の品種が海外へ流出したり、

産地振興のために県内で栽培を限定したはずの品種が県外に広がったりしたため、

この改正案が出されたと言われています。

 

実際、日本で開発された品種らしい名前で売られている品種が36品種分、

中国と韓国のWEBサイトで発見されています。

 

種苗法改正案は賛否両論あり、

反対の意見が特にネット上で多くありました。

 

一番の理由としては自家増殖の一律禁止で、

許諾料が生じることで農家の経営が圧迫されるのでは

と心配の声が上がっています。

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柴咲コウが「農家の敵」と言われるのはなぜ?

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0117628

「柴咲コウが農家の敵」は種苗法改正案を反対したから?

そんな中、女優として活躍されている

柴咲コウさんが「農家の敵」と言われています。

柴咲コウさんは東京都豊島区出身ということもあり、

実家が農家というのは考えにくく、

農家と直接関係があるとは思えませんよね。

 

柴咲コウさんが農家の敵と言われるようになったのは、

SNSで柴咲コウさんの発言が原因のようです。

 

2020年4月30日、柴咲コウさんは自身のTwitterにて

「新型コロナの水面下で、種苗法改正が行われようとしています」

とツイートしました。

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用:https://twitter.com/

ネットでは、新型コロナウィルス感染拡大への対応に注目が集まる陰で、

政府が議論のあるい来るかの重要法案を国会で通そうとしていると話題となっています。

 

種苗法の改正も重要法案の一つとなり、

柴咲コウさんは種苗法改正案のことを意識したらしく、

問題提起したのです。

 

この柴咲コウさんのツイートは、

「種苗法改正」を反対しているように読み取れるので、

農家の間でも賛否両論あったようです。

 

国は、あくまで自家増殖が禁じられている

“登録品種”の農作物は全体の約10%で、

それ以外の“一般品種”に関しては引き続き自家増殖が可能と主張しています。

 

なので本来、「種苗法の改正」は農家を守ることになりますが、

柴咲コウさんは農家ではないにも関わらず、

なぜ問題提起をした?

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ec6041bc5b6dfc078e0f16a

賛否両論があった柴咲コウさんのツイートですが、

あまりにもタイミングが良かったこともあり、

炎上してしまったようです。

 

柴咲コウさんは

「知らない人が多いことに危惧しているので触れた」

「きちんと論議されて様々な観点から審議する必要のある課題だと感じた」

と後に発言しているようです。

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用:https://mainichi.jp/graphs/20200520/mpj/00m/010/012000f/2

しかしあまりにも追及がしつこかったため、

そのおおもとなるツイートに関しては、

現在削除されています。

 

うやむやにして水面下で法改正を行ってしまう

最近の国会を不安視している人は多かったこともあり、

国会に関心のない若い世代を中心に知れ渡るきっかけになったようですね。

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柴咲コウはなぜ農家ではないのに種苗法改正案に関心?

柴咲コウ農家の敵と種苗法画像引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Asajo_91355/

種苗法改正案と母の死

柴咲コウさんは、なぜ種苗法改正案についてツイートしたのでしょうか。

柴咲コウさんが種苗法改正案に関連したことをツイートしたのには、

柴咲コウさんが衣食住を大切にしていることが関係していると思われます。

 

柴咲コウさんの母親は、

柴咲コウさんが19歳の時にガンでなくなっています。

 

母親が亡くなった時、柴咲コウさんは

何が原因で悪かったのかを考えて、

行きついた答えが食の大切さだと感じたようです。

 

その経験から、柴咲コウさんは

ファッションブランドを立ち上げた際にも、

土に還る、生態系に負担をかけないもの作りを意識したと言われています。

 

おそらく柴咲コウさん自身が、

自分や家族を取り巻く環境のことを普段から考えているからこそ

気づいたものが種苗法改正案だったのでしょう。

 

農林水産省からも柴咲コウさんのツイートに

「きちんと知って頂ければ理解して頂ける」

といった内容のものがあったようです。

 

賛否両論が多かった種苗法改正案ですが、

2021年6月に衆議院にて可決され通過し、

種苗法改正案は成立しました。

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政治に興味ない若者たちのために問題提起?

柴咲コウさんが問題提起をしたことは、

種苗法改正案を考えるだけではなく、

政治に対して少しでも関心を持った一般の方が少なからず増えたのでしょう。

 

そのため、柴咲コウさんがツイートしたことは

決して無駄ではなかったと思われます。

 

しかし、このツイートに対して

一部の方より誹謗中傷や脅迫を受けていた

と言われておりとても残念なことです。

 

そんな誹謗中傷にも負けず、

柴咲コウさんは現在でも女優や歌手、

実業家として活躍されています。

今後の柴咲コウさんの更なる活躍に期待したいですね。

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まとめ

柴咲コウさんが問題提起をした種苗法改正案についてまとめてみました。

  • 種苗法改正案は、植物の品種が海外へ流出したり、産地振興のために県内で栽培を限定したはずの品種が県外に広がることを防ぐために自家増殖に対して許諾料が必要になるもの。
  • 柴咲コウさんは、種苗法改正案についてコロナ対応で注目されている国会の水面下で成立してしまうのではなく、様々な議論が行われることが必要だと問題提起をTwitterにて行った。
  • 元々賛否両論があった種苗法改正案だったが、柴咲コウさんのツイートがきっかけで種苗法改正案が注目された。
  • 柴咲コウさんは19歳の時に母親がガンで亡くなっており、その時に衣食住についての大切さを感じたことから、種苗法改正案に対してツイートしたと言われている。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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