東京パラリンピック2020で柔道男子66キロ級の瀬戸勇次郎選手は、
得意技の背負い投げで金メダル獲得が期待されます。
同じ66キロ級でパラリンピック3連覇の藤本聰選手に18歳で勝利し、
一気にパラリンピックで頂点に立つ姿も現実味を帯びます。
そこで瀬戸勇次郎選手の学歴(中学・高校・大学)についてや、
気になる彼女の存在や家族とのエピソードを調査していきます。
目次
瀬戸勇次郎のwikiプロフィール&経歴

瀬戸勇次郎のwikiプロフィール
- 名前:瀬戸 勇次郎(せと ゆうじろう)
- ニックネーム:せとじろう・Yじろー
- 生年月日:2000年1月17日
- 出身地:福岡県糸島市
- 身長:169cm
- 階級:66kg級
- 得意技:背負い投げ
- 所属:福岡教育大学
4歳のときに柔道を始めた瀬戸勇次郎選手は、
2歳年上のお兄さんの誘いで、
地元のスポーツ少年団に入団します。
瀬戸勇次郎の経歴
幼少期から柔道を始めた瀬戸勇次郎選手ですが、
弱視というハンデもあり、
小学校高学年になると、
視力の弱さが原因で柔道で勝つことが難しくなります。
弱視でありながら柔道に励む中学・高校時代
そんな中でも中学・高校と柔道をひたむきに続けました。
弱視のハンデがある瀬戸勇次郎選手にとって、
健常者と同じ舞台で戦う柔道では、
自分十分の組み手になれず負ける日々でした。

しかし、弱視ながら健常者に混じって柔道をしていたのも、
きっと瀬戸勇次郎選手の負けん気が勝っていたと思いますね。
中学時代の瀬戸勇次郎選手は負け続けた日々で、
中学3年間で勝ったのは一度だけという厳しい成績でした。
ただ、弱視で相手がよく見えない中でも諦めることなく、
中学3年間を健常者と一緒に柔道をしていた精神力には感服します。
視覚障害者柔道へ転向
そして、高校時代に出場した全国大会で
視覚障害者柔道の関係者の目に留まります。
視覚障害者柔道に転向した瀬戸勇次郎選手は一気に頭角を表し、
2018年に行われた全日本視覚障害者柔道大会で
一気に注目を集めることになります。
この大会で瀬戸勇次郎選手は
66キロ級絶対王者の藤本聡選手を破ったことで、
瀬戸勇次郎選手の名は一躍全国区になりましたね。

ちなみに藤本聰選手はパラリンピック3連覇するなど圧倒的な強さで、
当初は瀬戸勇次郎選手も手も足も出ませんでした。
初対戦で瀬戸勇次郎選手は何もすることなく
一方的に負けたことで、
藤本聰選手に勝ちたいとの思いが強く芽生えます。
瀬戸勇次郎選手にとって藤本聰選手は大きな目標であり、
誰よりも尊敬できる存在が近くにいるのは羨ましいとも思います。

瀬戸勇次郎は金メダル候補
瀬戸勇次郎選手は藤本聰選手に4連勝した実績からも、
東京パラリンピック2020で金メダル最有力なのは間違いありません。
瀬戸勇次郎選手にとって藤本聰選手は憧れの存在であり、
その藤本聰選手を破って出場するには
金メダル獲得は当然との重圧もあるはずです。
個人的にパラリンピック3連覇を達成した藤本聰選手には、
国民栄誉賞を授与しても良いのではないかと思います。
まだパラリンピック選手で
国民栄誉賞を授与された選手がいないのも、
日本の健常者と障害者の間に壁があると感じます。
瀬戸勇次郎は彼女いる?

気になる彼女については情報は現時点でありませんが、
将来的に素敵な彼女と巡り合い、
幸せに過ごす姿が今から想像できますね。
瀬戸勇次郎選手は顔もキリッとした目つきをしていて、
なかなかのイケメンです。
今が1番柔道に打ち込まなきゃいけない時期で、
恋愛をしている暇がないかもしれませんが、
東京パラリンピックの会場の観客席に
彼女が応援に来てるなんてことになっていても、
なんらか不思議はありませんね。
瀬戸勇次郎の中学・高校・大学はどこ?

瀬戸勇次郎の中学校
瀬戸勇次郎選手は福岡県糸島市出身なので、
小学校は糸島市立前原小学校出身で、
中学校は糸島市立の前原西中学校に進学しました。

瀬戸勇次郎選手は柔道と同じく学業にも力を入れていて、
小学校から成績が良く文武両道の柔道家です。
瀬戸勇次郎の高校
高校は偏差値70前後の
県内有数の進学校である福岡県立修猷館高校に進学します。

弱視の瀬戸勇次郎選手は授業中に黒板が見えなかったり、
教科書も見えづらく、拡大した資料を持つなど
工夫して勉強していたそうです。
瀬戸勇次郎の大学
高校卒業後は特別支援教諭免許を取得するため、
福岡県立教育大学に進学し、
柔道と学業を両立する日々を送っています。

瀬戸勇次郎選手が教師になろうと思ったのは中学生の頃ですが、
なんとなく学校の先生になりたいと思っていたそうです。
瀬戸勇次郎選手は弱視を抱えながら一般校に通い、
多くの苦労の中でも
社会でうまくやる術を知ることができたと話していますね。
多くの人のサポートがあってこそ今の自分がいるとの思いから、
支援さえあればチャレンジできることを当事者に伝えたい思いが溢れています。
まさに「令和の三四郎」と呼ぶに相応しい華麗な一本背負いは、
瀬戸勇次郎選手の強さを象徴する投げ技ですね。
瀬戸勇次郎の家族構成は?家族とのエピソードも!

瀬戸勇次郎選手の家族構成は、
両親と兄と妹の5人家族と思いますが、
家族について詳しい情報は見つかりませんでした。
ただ2歳年上の兄がいることは間違いありませんし、
2019年には自身のツイッターで妹の写真をアップしています。

2019年7月のツイッター投稿で
「映えさせようと頑張る図」との文と一緒に、
後ろ姿ながらしゃがんでいる妹さんが写っています。
しゃがんでいる妹さんの顔が隠れていることからも、
瀬戸勇次郎選手は家族を積極的に公表しない
シャイな性格かなと想像します。
とても家族間の仲は良好なのは間違いないと思いますが、
ひょっとしたら東京パラリンピック2020でメダルを獲得したら、
家族も明らかになるかもしれませんね。
この写真を見ても兄弟の仲が良いことが伺えますし、
瀬戸勇次郎選手の両親も優しい人だと想像しますね。
まとめ
先天性の弱視で両目とも視力が0.1以下というハンデを抱えるも、
常に前を見続けてきた強さがあったからこそ今があるのは間違いありません。
高校3年のときに視覚障害者の関係者の目に留まり、
そこから一気に瀬戸勇次郎選手の才能が開花しましたね。
一時は辞めようと思っていた柔道の楽しさを再確認し、
東京パラリンピック2020で最高の笑顔を見せてほしいです。