プラコーは中空成形機など、
プラスチック加工機の専業メーカーとして、
国内トップレベルの企業です。
そんなプラコーの強みは何でしょうか？
また、評判・口コミ・業績なども気になるところです。
では、見ていきましょう！
目次
プラコーとはどんな会社？
| 社名 | 株式会社プラコー |
| 本社所在地 | 〒339-8558 埼玉県さいたま市岩槻区笹久保新田550番地 |
| 設立 | 1960年 |
| 代表取締役 | 古野 孝志 |
| 資本金 | 7億475万円(2021年5月末現在) |
| 事業内容 | プラスチック成形機･リサイクル装置製造販売 |
| 従業員数 | 80名 |
| 本社･工場 | 敷地面積9,727㎡/建物面積3,950㎡
【組立工場4棟】 【加工工場1棟】 【事務棟1棟】 |
| 許可 | 機械器具設置工事業 国土交通大臣 許可（般-1）第27466号 古物商許可証 埼玉県公安委員会 第431250055548号 |
プラコーは、プラスチック工業株式会社として1960年に創立。
以降、プラスチック成形機械やリサイクル機器を中心とした機械メーカーとして、
今日まで事業をしてきました。
プラコーの主な取扱製品は、
- インフレーションフィルム成形機
- ブロー成形機
- プラスチックリサイクル機器
です。
これらの製品はユーザーの工場において、
長期間使用するものなので、
導入後のサポート体制やメンテナンスなどのサービスがしっかりしています。
また、これらのコア製品に留まらず、関連する製品開発にも取り組んでいます。
プラコーの事業内容や商品は？
事業内容
創業は1960年8月17日で、当初はプラスチック工業株式会社という社名でした。
その後1970年には埼玉県岩槻市に浦和工場を開設し、
1972年に商号を株式会社プラコーと改称し、
1973年には日本証券業協会に店頭登録しています。
1990年になると完全無人化フィルム成形機を上市、
1995年にブロー成形機用トータル制御システム完成。
1997年にリサイクル機器製造販売開始。
そして現在の礎となる技術を開発しています。
それから10年ほどの時を経て、
2012年には燃料タンクブロー成形機をFTSと開発し、
翌年の2013年には証券取引所再編によりジャスダック上場を果たします。
2020年には新経営体制発足で、現在の社長・古野孝志さんが管理しています。
製品・サービス情報
インフレーション成形機や電動ブローをはじめ、
産業界の様々なシーンや生活に関わる製品に影響を与える
機能、高品質、高付加価値商品を開発。
プラコー製品は、社会生活の合理化、利便化と共に、
人と地球に優しい環境保全、改善をコンセプトに社会貢献を果たしています。
ブロー成形機
ブロー成形とはプラスチック加工方法の一種で、
ブロー成形機は内部が空洞になっているボトルや容器などの成形に適した機械です。
多層3次元ブロー成形機、二重壁深絞り成形機など、
それまで不可能とされていたブロー成形技術を確立しました。
- プラスチック製パレットやシステムバスの壁、天井板材等の大型製品に適する⾼出⼒な油圧式ブロー成形機
- 食品用やシャンプーボトル等の製品に適するクリーンルーム対応な全電動式ブロー成形機
インフレーション(フィルム)成形機
インフレーション成形とは押出成形の一種で、
プラスチックの袋状フィルムに特化した成形方法です。
プラコーの多層(最大10層)技術は、
要求される機能を必要なだけ付与する事でフィルムの高機能化に活かされています。
規格袋、HDPEフィルム、貼合フィルム、多層フィルム、機能性フィルム、農業用フィルムなど、
多種多様なフィルム成形機械のニーズにお応えします。
- 生分解フィルム対応成形機
- バイオプラスチックを用いた包装資材用フィルム成形機事業
- ⾼品質・⾼精度なシーラント、マスキング、医療用フィルム成形機
- 顧客のさまざまな要望に対応する⾼性能多層フィルム成形機
リサイクル機器 / 環境機器
リサイクルすることで再度プラスチック製品にしたり（マテリアルリサイクル）、
原料にもどして再利用したり（ケミカルリサイクル）、
ガスや油などの固形燃料にしたり（サーマルリサイクル）できます。
プラコーは、多様化するリサイクル用途にお応えし、
真の環境型社会の実現に向けて積極的に取り組んで参ります。
お客様と共に10年・20年と成長して行けるように、
責任を持ってメンテナンス、アフターサービス業務を行っています。
プラコーの強みは？
現在は業績の安定した上場企業で、
プラコーで働く社員からは年々働きやすくなっていると口コミでも評判となっています。
また、2020年に代表就任した古野孝志さんを筆頭に、一般の方への知名度を上げるため、
SNSでの広報活動も行っています。
そんな騒動を乗り越えてきたプラコーの強みはなんでしょうか？
プラコーの強みとは、
- 顧客工場に訪問メンテナンス体制
- スムーズな予備品の提供当社在庫をお客様が確認し⾒積もり依頼できるシステム
- 関東、名古屋、大阪、九州でのサービス
- インフレーションフィルム成形機およびブロー成形機など、⾼い技術⼒及び実績。
- 従来は「ニッチな市場での利益確保」という守りの経営であったが、今は売り上げ拡大、利益拡大という成⻑戦略。
- 電気⾃動⾞・⽔素⾃動⾞・ロボット等競争⼒ 研究開発・特許取得の強化・M&A戦略採用。
1級油圧装置調整技能士や
インフレーション成形作業1級プラスチック成型技能士などの有資格者も多数在籍し、
専門性の高いスキルで製品の製造・開発に取り組んでいます。
プラコーの評判や口コミは？
社員の口コミを調査しました。
- 振られた仕事に応えるとどんどん仕事を覚えられる。
- 各部署の社員間のコミュニケーションは風通しが良く、上層部の理解度があり働きやすい企業風土。
- 社員間のコミュニケーションは良く、上司の理解度も高い。
- 実践的な学びから自己成長できる環境。
- クライアントとの取引が多く達成感がある。
- 残業代や諸手当もちゃんとでる。
- 残業時間が改善されつつある。
- 取り扱っている製品が大型機械なので、客先に設置しに行くことがあり、やり終えたあとには達成感がある。
平均年齢は高く、スキルを持った先輩方により
後輩が技術を身に付けていくという
現場ならではの教育システムが上手く機能している会社です。
また、残業代や諸手当についてもきちんと支給されています。
プラコーの業績
プラコーの直近7年間の売上成長率は-21.3%で、
成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、プラコーの売上高ランキングは、
同業種で233位と 業界平均と同等程度に位置しています。
プラコーの純利益推移について、
直近7年間の純利益成長率は61.8%で、
高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
業績好調のプラコーは2020年11月6日、代表取締役社長が黒澤 秀男氏から古野 孝志氏へと交代されました。
新旧交代を経て新体制となったプラコーですが、環境保全・SDGｓの取り組みへの注力や社会貢献活動へ積極的に邁進しています。
