山梨県道志村キャンプ場女児失踪事件で進展がありました。
子供の頭蓋骨の一部と両足の靴、靴下が見つかりました。
今回は、失踪した小倉美咲ちゃんのはいていた靴の詳細を特定。
そして、遺留品はなぜ今出てきたのか?
様々な角度から仮説をたててみました。
更に北朝鮮拉致の関与も含め検証したいと思います。
どうぞ、最後までお付き合いください。
小倉美咲ちゃんの靴のサイズやメーカーは?
小倉美咲ちゃんの靴などが見つかったのはいつ?
3年前の2019年にキャンプに来ていた、
当時小学1年生の小倉美咲ちゃんの行方が分からなくなっていましたが、
事態は急変しました。
2022年4月23日、キャンプ場から600mほど東に離れた乾いた沢で、
人の頭の骨の一部が発見されると、
4月28日には右足の運動靴が見つかりました。
4月29日には更に上流で左足の運動靴と靴下が見つかりました。
靴は美咲ちゃんが行方不明になった時に履いていたものと
色やメーカー、サイズが一致しています。
靴は右足用でサイズが20センチ。エメラルドグリーンに近い色でした。 およそ3年前に現場近くのキャンプ場で行方不明になった小倉美咲さんが履いていたものとサイズが一致し、色が似ているうえ同じメーカーの文字が入っていました。
ヤフーニュースより引用
小倉美咲ちゃんの運動靴のサイズやメーカーは?
結論からいうと、
メーカーは「アキレスの瞬足」、
サイズは20センチで色はエメラルドグリーンです!
2022年4月23日、人の後頭部の骨が見つかりました。
DNA鑑定の結果はまだですが、子供の頭蓋骨までは判明してます。
更に28日、小倉美咲ちゃんがはいてた靴と
特徴が一致する運動靴が見つかります。
こちらが小倉美咲ちゃんが履いていた運動靴のアップの画像です。
美咲ちゃんが行方不明になった時に履いていた靴について
- メーカー:アキレスシューズ
- 品名:瞬足(SYUNSOKU)
- 色:エメラルドグリーン
- サイズ:20㎝
こちらがアキレスの瞬足(SYUNSOKU)、エメラルドグリーンの画像です
この靴と特徴が一致する運動靴が今回見つかったわけです。
人の頭の骨の一部が見つかり、懸命の捜索が続く山梨県道志村で29日午後、新たに「左足用の運動靴」、「靴下」が見つかりました。
28日に見つかったのは、同じ種類で「SYUNSOKU」という文字の入ったエメラルドグリーンの「右足用の運動靴」。
3年前に小倉美咲さんが行方不明になった当日に履いていたものと特徴が似ているとして、母親のとも子さんが確認に向かいました。
ヤフーニュースより引用
美咲ちゃんの母・とも子さんは、
まだ靴が美咲ちゃんのものだと断定していません。
私が保育園に行くために『記名』か『お名前テープ』か、どちらか覚えてないんですけども、そうしたものが見つからなかったので、まだ『美咲のものではない』と信じたいと思っています」
ヤフーニュースより引用
見つかった運動靴には小倉美咲ちゃんの名前は書いてないそうです。
ただ、不明になってから3年経過しているので、
書いた文字が消えていたり、
記名テープがなくなってしまったりしてる可能性も十分考えられます。
小倉美咲ちゃんの靴など、なぜ今まで見つからない?【仮説5つ】
仮説①:見つかる時には見つかるし、見つからない時には
見つからない
当時、捜索ボランティに参加されていた方の証言です。
ニュースのコメント欄に、
当時から小倉美咲ちゃんの捜索に加わっていたと言う人のコメントがありました。
捜索の経験から言いますが、今回の発見場所付近で骨や遺品(靴)が見つかることは
なんら違和感がありません。
この方は捜索隊の解散後も、このキャンプ場に泊まりつつ、
個人的にずっと捜索を続けていたそうです。
「なぜ当時見つからなかったのか?」の問いには、
ローラー捜索と言ってもせいぜい間隔は1-2mです。
あれだけの急斜面、石、木が生い茂る山でそんな感覚で100%で子供を
捜索するなんて不可能です。
これは実際にやってみた人でないと分からない感覚でしょう。
1000人だろうが1万人だろうが、見つかる時には見つかるし、見つからない時には
見つからないです。
まだ結論は出ていませんが、かなり濃厚だと個人的には感じています。
場所的にも納得できます。
と答えています。
限りなく広大な山中での捜索は、素人が考える以上に難しいようです。
大自然相手では、人間が1000人だろうが1万人だろうが、
何人集まろうとも、敵う訳がないようです。
すべては運しだいのようですね。
仮説②:何者かが別の場所から持ってきた
元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が
現場検証して感じた違和感として、
「靴が劣化してない」
と話しています。
見つかった両方(右足・左足)の運動靴はほぼ劣化していません。
本当に小倉美咲ちゃんのスニーカーであるなら、
失踪してから2年7ヶ月も経っていて長い間、
土砂や雨に晒されているはずなのにあまりにも不自然であると語っています。
何者かが別の場所から持ってきた可能性
(同時に死体遺棄の可能性も)も否定できません。
仮説③:靴の発見場所が偏僻すぎる
靴があった場所はかなり偏僻なところにあります。
山梨・道志村の地元猟師・平賀さんによれば、
「45度以上の崖みたいなところは子供は行かない。
鉄砲撃ち(※猟師)と山の所有者が草刈りなら行くかもしれない」
と語っています。
小倉美咲ちゃんの誘拐・殺人事件説が再燃しそうです。
現在の遺留品の捜索現場は、
キャンプ場から”大人の足”で、30分はかかるかなり急な崖道です。
子供は大人の想像以上に行動範囲が広いとも言われていますが、
さすがに、こんな険しい道を7歳の少女が一人で歩いて行けたのか?
美咲ちゃんは何者かに誘拐されて、
険しく人目のない山の中で殺されてしまったのではないか?
さらに疑問は膨らみます。
仮説④:雨風で沢に流れる可能性
元警視庁捜査1課理事官 大峯泰廣氏はこう見解を話します。
「自然動物が靴をくわえて、もっていくことも考えられるけど、雨風で沢に流れる。その可能性もあるわけですから、どういうふうに流れてきているか“流れ”に沿った捜索になるんでしょうね」
美咲ちゃんの2019年9月21日の失踪直後、
台風19号にの襲来等の雨風により、周辺の地形は激変しているとも言われています。
雨風で骨の一部とか遺留品が沢に流れる可能性も十分にありそうです。
仮説⑤:動物に襲われた可能性
クマなどの大型猛獣に襲われ、巣穴に引っ張り込まれた可能性。
そして、台風の影響で遺体・遺留品が流れ出た可能性も捨てられません。
しかし、靴が劣化していないのであれば、
動物の関与の可能性は低いと思われます。
いずれにしても、DNA鑑定の結果報告が待たれます。
小倉美咲ちゃんの事件と北朝鮮拉致の関連は?!
松岡伸矢君失踪事件
この小倉美咲ちゃんの失踪事件に
北朝鮮が関わった可能性は低いと思います。
しかし、他にも昭和63年(1988)徳島で失踪した松岡伸矢君などの例もあり、
子供の特定失踪者(北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者)はいます。
< 松岡伸矢君失踪事件のあらまし >
1989年(平成元年)年3月7日(火)午前8時から8時30分の間、母方実母(松岡伸矢くんの祖母)の葬儀に参列するため両親と徳島県貞光町(現・徳島県美馬郡つるぎ町)の親戚宅に来ていた松岡伸矢くん(当時4歳)が父親の目を離したほんの数十秒の間に忽然と姿を消し、2022年現在も発見には至っていない失踪事件(未解決事件)である。
忽然と跡形もなく行方不明になるこの事案は
「横田めぐみ」さんに代表される、
北朝鮮拉致被害事件に酷似しています。
北朝鮮の関与の可能性は低いが否定もできない
北朝鮮が関与した拉致事件の特徴として以下の項目があげられます。
- 犯人に直結する物的証拠を何も残していないこと。
- 電光石火の早業で、訓練を受けた工作員による犯行を想起させること。
小倉美咲ちゃんの失踪事件も失踪時の特徴は見事に合致します。
全ての失踪事件が北朝鮮の拉致だとは言えませんが、
小倉美咲ちゃんの失踪に、北朝鮮の関与を疑うことが、
一概に突飛な発想とも言えない気もします。
山中の失踪だからと言って、
北朝鮮の関与を排除するのは早計かもしれません。
北朝鮮には、子供を工作員に仕立てるための施設があるとの話もあります。
北朝鮮は今でも拉致をしているのか
いずれにしても北朝鮮は拉致をやめたとは言っていません。
やり方は色々変えているでしょうが、
「必要とあらばいつでも拉致をする」北朝鮮とはそんな国ではないでしょうか。
日本の海岸警備が厳しくなった等の情報は聞いたことがありません。
入ってこようと思えば特別の工作船などは必要ありません。
ボロボロの木造船に乗って、北朝鮮の工作員が上陸する事など容易な状態です。
また日本国内の工作員のネットワークは今も変わらず機能している噂があります。
まとめ
今回、発見された靴を始め、様々な角度から検証をしてみました。
いずれにしても、一刻も早い美咲ちゃん失踪事件の解決を祈るばかりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。