東京パラリンピック2020に出場した道下美里選手は、
視覚障害クラスのマラソンで世界記録を樹立しています。
圧倒的な実力もさることながら持ち前の明るさで、
自然と周囲を惹き付ける魅力があるのも道下美里選手の特徴です。
ここでは道下美里選手のイケメン夫の経歴や顔画像、
2人の馴れ初めや誰もが心打たれるプロポーズを紹介していきます。
目次
道下美里のwikiプロフィール&経歴
道下美里のwikiプロフィール
- 名前:道下 美里(みちした みさと)
- 愛称:みっちゃん
- 生年月日:1977年1月19日
- 出身地:山口県 下関市
- 居住地:福岡県 太宰府市
- 身長:144cm
- 体重:36kg
- 血液型:O型
- 趣味:温泉巡り
- 免許:調理師免許
- 障害種別:視覚障害T12・重度弱視
- 所属:三井住友海上
- 受賞歴:スポーツニッポンフォーラム「FOR ALL2020」グランプリ受賞
道下美里選手は小学4年のときに角膜の病気を患い、
中学2年の頃に右目の視力を失った後は
左目の視力も低下していきます。
道下美里選手が患ったのは、
膠様滴状角膜ジストロフィーという病気は、
日本人の3万人に1人が発症する病気になります。
遺伝子の異常が原因で起こる進行性の病気で、眼の黒目部分にある角膜と呼ばれる透明な膜のうち、角膜実質層にアミロイドが沈着することで混濁し、羞明や視力低下をきたす病気です。
道下美里の経歴
レストラン開業が夢だった
左目の視力も低下していく中、
高校・短大卒業後は実家に戻り、
一人暮らしで身に付けた料理を実家で振る舞うと
母親が喜んでくれたそうです。
自分の作った手料理を喜んでくれた母親の姿を見て、
道下美里選手は調理師免許を取って、
レストランを開業することを目標にします。
見事に調理師免許を取得し、
夢に近付いた道下美里選手でしたが、
この頃には左目の視力も0.01以下になりほぼ見えなくなります。
両目の視力を失い、
レストラン開業の夢も困難になった気持ちは、
想像を絶するショックだったのは言うまでもありません。
パラ選手へ
そして道下美里選手は、
26歳のときに地元の盲学校に進学し、
そこでダイエットの為に始めたジョギングに夢中になります。
道下美里選手は練習したぶんだけ
記録が伸びることに喜びを感じ、
中距離ランナーとして地元の大会に出場します。
中距離ランナーとして好成績を残していた道下美里選手ですが、
次第にタイムが伸び悩み31歳のときにマラソンに転向しています。
マラソンに転向後の道下美里選手は快進撃を続け、
マラソン世界記録を樹立し、
世界を代表するトップランナーへと成長します。
道下美里選手が好きな言葉
「耐えるもの必ず志を得る」は、
以前勤めていた鍼灸院の院長先生の言葉です。
院長は戦時中に爆雷で視力を失うも
鍼灸師として生き抜いてきた姿は、
道下美里選手にとって大きな励みであり心の支えなのは間違いありません。
負けず嫌いな性格で常に高みを目指す
道下美里選手の姿勢は、
多くの人が見習う部分が詰まっていると思いますね。
【顔画像】道下美里の夫はイケメン建築士!
【顔画像】道下美里の夫はイケメン
可愛らしい素敵な笑顔が印象的な道下美里選手ですが、
夫の道下孝幸さんもイケメンで話題になっています。
夫・孝幸さんは一級建築士で、
会社社長として働いていています。
顔画像やプロフィールは以下になります。
- 名前:道下孝之(みちした たかゆき)
- 誕生日:1975年9月
- 学歴:私立福岡大学工学部建築学科
- 資格:一級建築士、インテリアコーディネーター、古民家鑑定士
- 会社名:&.Link一級建築士事務所
- 特技:数学、物理
- 趣味:バスケ、歌
ネット上にある夫・孝幸さんの横顔は、
元プロ野球選手の立浪和義さんに似てる感じですね。
道下美里の夫・孝之の経歴
孝幸さんは福岡市内で
建築事務所「&.Link一級建築士事務所」を開業し、
会社のホームページで顔写真も見ることができます。
一級建築士の他にも、
インテリアコーディネーターの資格や、
古民家鑑定士の資格も取得している建築のプロですね。
- 1975年9月 福岡県生まれ
- 1995年3月 福岡県立新宮高等学校 卒業
- 1998年3月 私立福岡大学工学部建築学科 卒業
- 1998年4月 福岡市内某設計事務所 入社
- 2006年4月 太宰府市内某住宅メーカー 入社
- 2016年6月 &.Link一級建築士事務所 設立
道下美里選手の最高の笑顔を支えているのが孝幸さんで、
孝幸さんにとっても道下美里選手の笑顔が元気の源だと思います。
道下美里選手は「純粋に走ることが幸せ」と話していて、
日常で些細な人からの声掛けも
障害があることによって得られる幸せと話しています。
常に日常の一つ一つに幸せを感じられる道下美里選手の姿に、
孝幸さんも惚れ込んだのは間違いありません。
道下美里と夫の馴れ初めは?プロポーズが感動的
道下美里と夫の馴れ初め
道下美里選手は山口県の高校を卒業後、
福岡県の短大に進学し、
短大時代に下宿していたマンションの近くにあった
レストランでアルバイトをします。
このレストランで道下美里選手は夫の孝幸さんと出会いました。
道下美里選手に出会った瞬間に
夫・孝幸さんは完全に一目惚れしたそうです。
孝幸さんいわく、
「(道下美里選手は)それまで出会った女性と格が違っていた」
と、道下美里選手に惚れていたことを語りました。
プロポーズが感動的
出会った初日にプロポーズ
そして孝幸さんは、
道下美里選手と出会った初日にプロポーズします!
しかし、すでに道下美里選手は別の男性と交際していたので、
プロポーズは断られました。
しかし、孝幸さんは道下美里選手に会うたび、
結婚したいと伝え続けたそうです。
結局2人は交際することなく、別々の道を歩むことになります。
孝幸さんは卒業論文や就活などで忙しくなり、
レストランのバイトを辞め、
道下美里選手とも疎遠になったそうです。
数年経って、孝幸さんは道下美里選手を探しに行く
それから数年が経過し孝幸さんが
転職をすることになったとき、
「人生でやり残したことはないか」自問自答しました。
すると孝幸さんの心の中に
「道下美里選手に会いたい!」との気持ちが強くなり、
道下美里選手の地元の山口県に旅に出ます。
この頃には道下美里選手と最後に会ってから8年が経過し、
道下美里選手を探す手がかりは
両親が山口県で本屋をしてるとの情報だけでした。
再会して、再びプロポーズ
孝幸さんは山口県で
道下美里選手の両親の本屋を見つけ、
道下美里選手の両親が孝幸さんが本屋に来たことを
道下美里選手に連絡します。
本屋に道下美里選手がいなかったので、
落胆して帰路についた孝幸さんでしたが、
道下美里選手から電話がかかってきて2人は会う約束をしています。
この頃には道下美里選手は両目を失明していて、
孝幸さんとの待ち合わせ場所に
道下美里選手は白い杖をついて来たそうです。
道下美里選手は孝幸さんに両目が見えないことを伝えると、
孝幸さんは「わかった。じゃあ結婚しよう」と答えます。
孝幸さんにとって両目が見えないことは大きな障害ではなく、
それよりも道下美里選手を愛する気持ちが強かったの一言に尽きますね。
まとめ
道下美里さんの夫である孝幸さんは「盲目だろうが関係ない!」との言葉が、
2人の絆の深さを物語ってる言葉だと思います。
道下美里選手の走りを見ていると本当に走ることが大好きで、
走れる喜びが全身から溢れ出ている姿がとても印象的ですね。
金メダル最有力候補との重圧も跳ねのけて、
自分自身が納得する走りをしてくれると個人的に確信しています。