みのもんたさんは、昭和の時代から活躍してきた名司会者。
「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」として、
2006年11月28日にギネス・ワールド・レコーズに認定されたこともあります。
今回の話題は、みのもんたさんの引退。
このページでは、
「みのもんた現在は引退した?」
「ケンミンSHOWを降板した理由」
「みのもんたは終活してる?!」などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
みのもんた現在は引退した?
【みのもんた】プロフィールと略歴
- 活動名:みの もんた
- 本名:御法川 法男(みのりかわ のりお)
- 生年月日:1944年8月22日(2023年3月現在-78歳)
- 出身地:東京都世田谷区
- 最終学歴:立教大学経済学部
- 所属事務所:ニッコク
1967年に文化放送に入社。
1979年に、フリーに転向。
1989年から司会を担当した「午後は○○おもいッきりテレビ」で地位を確立。
【みのもんたさんの代表的な担当番組】
- 『セイ!ヤング』
- 『プロ野球ニュース』
- 『なるほど!ザ・ワールド』
- 『午後は○○おもいッきりテレビ』
- 『どうぶつ奇想天外!』
- 『クイズ$ミリオネア』
- 『みのもんたの朝ズバッ!』
- 『みのもんたのサタデーずばッと』
- 『秘密のケンミンSHOW』
- 『朝からみのもんた』
現在の状況は?
2020年の3月に『秘密のケンミンSHOW』を降板したことによって、
みのもんたさんの姿はテレビ番組で見られなくなった時期がありました。
『FRIDAY』や『文藝春秋』の取材で、
自信の引退や最近のテレビ番組について言及。
およそ半年後になる2020年8月9日には『朝からみのもんた』が放送開始され、
みのもんたさんは引退宣言を撤回する形になりました。
「日刊サイゾー」からは、次のような記事が出ています。
『朝からみのもんた』も2021年3月28日の放送をもって終了し、
再びレギュラー番組がなくなった状況です。
芸能界引退を否定した?
こちらの2020年1月24日配信の「女性自身」の記事では、
(「秘密のケンミンSHOW」)降板によって、
レギュラー番組が消滅することになるが、
関係者は芸能界引退を否定したという。
と書かれていました。
司会を引退?
2020年2月9日配信の「フライデー」の記事では、
「司会引退を決意した理由」と見出しに出ています。
こちらでは、
『完全に潮時だな』って思ったよね。
久本(雅美)クンや番組スタッフもそれは感じていて、
『みのさん、大丈夫ですか? お疲れですか?』なんて気を遣われるんです。
そんな状況でいつまでもしがみついていられないじゃない?
『俺のほうから辞めないとな』と思うようになりました。
などの様子(みのもんたさんのコメント)が紹介されていました。
テレビはやめても銀座はやめない発言?
2020年3月26日配信の「文藝春秋特選記事」では、
見出しに「テレビはやめても銀座はやめない」とありました。
核心部分は有料になっているので、
「テレビはやめても銀座はやめない」の真意はわかりませんが、
身を引く(引退)ことを考えていたのは間違いなさそうです。
みのもんたの「ケンミンSHOW」降板理由8つを調査!
みのもんたさんの「ケンミンSHOW」降板理由について、
ここでは7つの観点を調査していきます。
世代的なズレ?「若いタレントの名前を覚えられない」
みのもんたさんは、
若いタレントの名前を覚えられないし、
絶叫と阿鼻叫喚(泣き叫ぶような)のテンポについていけなくなった。
と話すこともあります。
「ケンミンSHOW」の放送でも、
「世代的なズレ」を感じていたようです。
考え方の違い?「現在の番組作りについていけない」
こちらの文春の記事では、
本当の喋りには『間と緩急』というものが必要なんですよ。
ですが最近は、
機関銃のように言葉をまくしたてて、それをぶつけ合うというのが、
どんどん(テレビの)主流になってしまったような気はしますね。
と自分の考えを述べて、
みのもんたさんは年齢という理由だけではないことも表明していました。
降板させられた説
「自分から降板した」と言葉にする一方で、
みのもんたさんは「降板させられた」と話すこともあります。
2020年2月17日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』でのトークについて、
「マイナビニュース」では次のように取り上げていました。
自虐トークなので、
みのもんたさんのリップサービスだとは思われます。
しかし、
心のどこかに「降板させられた」という気持ちはあるのかもしれません。
年齢的な問題「免許返納がきっかけ?」
ラジオ番組『伊集院光とらじおと』でのトークは、
みのもんたさんから「免許返納」の話もありました。
高齢者の運転事故のニュースが気になって、
更新のタイミングで車をしようとしたそうです。
そしたら動かし方がわからないわけ。
いつも事務所の人に運転してもらってるから。
キーを持っただけで明かりがついたり、動いたり、
エンジンが掛かったりするわけよ。
これはもうついていけないと思って・・・
このエピソードで年齢的な衰えを感じたとしながら、
『ケンミンSHOW』ではトークに入れなくなったという話もしています。
久本くんが『みのさん』って叩いてくれるの。
叩いてくれると『いや、だけどさ~』って出れるわけ」
という現実も明かしていました。
同じ話は、
「大竹まこと ゴールデンラジオ!」でも語られています。
パーキンソン病
「ケンミンSHOW」降板理由と結び付けた話はありませんが、
みのもんたさんは「パーキンソン病」の発症を公表しています。
病気との闘いも、
降板理由と無関係ではないでしょうね。
過去にセクハラ疑惑
セクハラ騒動が起きたのは、
2013年8月30日に放送された「みのもんたの朝ズバッ!」でした。
元TBSのフリーアナウンサーの吉田明世さんが、
お尻がみのもんたさんに触られそうになり、手で払いのけるシーンがありました。
このシーンが放送されると、ネット上では「みのもんたセクハラ!」と炎上しました。
ちなみの動画もあります。
みのもんたのセクハラに耐える番組関係者 pic.twitter.com/C4eLxl0aSU
— ♻ L V 犬 ♻️ (@2step_by_Jr) February 22, 2020
吉田明世アナは何ごともなかったように原稿を読んでいましたが、手で必死にブロックし、
隣のアナウンサーの方に逃げようとしていました。
どう見ても”公然セクハラ”だったのですが、みのもんたさんの言い訳がひどいものでした。
『あのお嬢さんは、本当によくトチるんです。ぼくはトチる度に、背中を叩いたり肩を叩いたりしていました。私はセクハラをするつもりも何もありません。』
日刊サイゾー 引用
セクハラのシーンの画像を見てわかるように、
手の位置はどうみても背中というよりお尻でした。
週刊新潮では、当時みのもんたさんがTBSの個人筆頭株主だったことを指摘。
- TBS株を2万株買い増しで「個人筆頭株主」情報
- スマホテレビで大放言「TBSを見下ろして気持ちいい」
週刊新潮 引用
みのもんたさんがTBSに大きな影響力を持つために、
TBSのアナウンサーにセクハラを繰り返したという。
吉田明世アナはお尻を触られるほかにも、背中のブラのホックを触られたりするなど、
セクハラを受けていたとも報じられていました。
これがきっかけで、イメージが悪くなり、各局で降板が相次いだと言われています。
ただこれは昔すぎることなので、
「秘密のケンミンSHOW」の降板とは関係ないと思います。
居眠り?
一番最近、みのもんたさんが担当していた番組は「秘密のケンミンSHOW」でした。
2020年3月に降板になりましたが、理由は居眠りの多さだと言われています。
画像でもわかるように、立って寝ることが多いですね。
みのもんたさんの居眠りについて、2018年前からよく起きていました。
さらに、2018年9月に放送された『土田晃之の日曜のへそ』では、
久本雅美さんと土田晃之さんがみのもんたさんの居眠りエピソードを告白しました。
土田晃之さんいわく、
「視聴者の人にとってわかりやすいのは、久本さんをワンショットで抜いているとき。みのさん寝てますよね。普通は司会者2人のグループショットを取るわけだから。それなのに久本さん一人のワンショット(になっちゃう)」
と、裏話を説明しました。
また、久本雅美さんも、
「もんたさんてすごいのは、『あれ? 聞いてないのかな』と思っても、(いきなり)パッと目を開けて、博識がすごいから『この県はこうだから』『このうどんはこうで』って(話を始める)。オヤジすげえなって思っちゃう」
と、みのもんたさんが寝てても機転が利くという話をしました。
息子の逮捕も関係?
2013年のセクハラ騒動のあとの10月ころ、
みのもんたさんの次男の御法川雄斗さんが逮捕される事件がありました。
「次男は他人のカードを現金引き出そうとして逮捕」という内容でした。
しかし、どうやら誤解という噂があります。
当時の次男の行動を以下にまとめます。
- 仕事が終わった後、コンビニのATMで2万円をおろして食事に行った。
- 食事の後、財布がないことに気づき、再びコンビニへ行った。
- すると、ATMの上に自分のキャッシュカードにそっくりな銀行カードが置いてあった。
- 次男は自分のものだと思い、残高照会した。
- 残高照会したのは、自分のキャッシュカード(実際は他人のカード)から引き落とされたかどうか不安だったから。
結局、警察署に連れて行かれましたが、釈放されました。
当時は速報ニュースが流れ、
みのもんたさんが謝罪する事態になりました。
たしかに、みのもんたさんの息子はお金に困るはずないですし、
コンビニで暗証番号がわからない他人のキャッシュカードを使ってお金を引き出すのは、
逮捕してくださいと言わんばかりのことです。
誤解だったとしても、セクハラ騒動のすぐ後に起きたこともあり、
みのもんたさんの印象がだいぶ悪くなりました。
しかし、これもかなり昔のことなので、
「秘密のケンミンSHOW」の降板とは関係ないでしょう。
みのもんたは終活してる?!
ここからは、
終活をした「みのもんた」さんと、
「終活なんかするもんか」の「みのもんた」さんを追いかけてみました。
終活をした「みのもんた」
2014年12月11日の配信記事では、
みのもんたさんにも、
すでに「終活の話」が出ていました。
具体的な終活ではなく、
「僕がもし、あの世に旅立つなら密葬」という考えの話。
自分の「旅立ち」を考えた理由は、
2012年5月に亡くなった妻・靖子さんを思ってのことでした。
2018年9月17日には次のような「週刊ポスト」の記事が出ています。
みのもんたさんが行った終活は、
- 家業であるニッコク(水道メーターの製造販売)の社長の退任。
- 自身の葬儀の計画。(親族だけの密葬、告別式はしない)
- 購入した焼却炉で写真、アルバム、手紙類などを処分。
というものでした。
会社の整理については、
身内で「揉め事」が怒らないようにするためだと、
みのもんたさんは言葉にしています。
「終活なんか、するもんか」の「みのもんた」
2021年6月26日に、
みのもんたさんは「終活なんか、するもんか」を出版しています。
この本の関連記事も出るようになりました。
こちらの2021年1月22日配信の東スポの記事では、
最近さ、「終活」ってやたら言うじゃない。
あれが嫌でしようがないんですよ。
「早くいなくなれ!」と言われているようなものでしょ。
というコメントが紹介されています。
みのもんたさんは、
自身もやった財産や会社の整理(生前整理)は必要としながらも、
「趣味の物は処分しろ」は違うのではと、
そこから10年、20年あるかもしれないじゃない。
年寄り扱いして退場させるような空気を変える。
とも言っているようです。
まとめ
みのもんたさんは、
気持ちの上では引退したくはない様子です。
しかしながら、
健康面、年齢的な音それ、世代的な考え方のギャップなどによって、
第一線を退く形になったのでしょうね。