松木安太郎さんは、
Jリーグファンにとって名物的な存在。
でも、
ときどきテレビで見かける人には変なおじさんに見えるようです。
今回の話題は、すばり「松木安太郎は何者?」。
そのキャラクターに迫っていきます。
このページでは、
「松木安太郎の名言」「松木安太郎の迷言」
「松木安太郎の解説はうるさい?」「ポジティブ?」などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
目次
松木安太郎は何者?
「松木安太郎は何者?」を一言で表すなら、
「Jリーグの初代優勝監督になった人」とすることができるでしょう。
10のクラブによってプロリーグ(略称:Jリーグ)としてスタートした1993年に、
柱谷哲二選手、ラモス瑠偉選手、三浦知良選手ら所属の「ヴェルディ川崎」を率いて、
最初の優勝チームへと導いたのです。
それ以来、
松木安太郎さんは日本のプロサッカー界では名物キャラを背負った存在となっています。
松木安太郎のプロフィール
【松木安太郎さんのプロフィール】
- 名前:松木 安太郎(まつき やすたろう)
- 生年月日:1957年11月28日(2022年現在、64歳)
- 出身地:東京都
- 学歴:暁星小・中・高~堀越高校~日本体育大学(中退)
- 現役時代のポジション:ディフェンダー
- ライセンス:「(財)日本サッカー協会公認S級コーチ」「ブラジルサッカー指導者協会(ABTF)認定ライセンスコース修了」
松木安太郎の経歴
松木安太郎さんがサッカーを始めたのは、小学生時代。
小学6年生には、
全国サッカー少年団大会(全日本少年サッカー大会の前身)に出場できたそうです。
中学生になると、読売サッカークラブに加入。
読売クラブの練習に出るために、
暁星高校から時間を調整しやすい堀越高等学校(芸能コース)に転校。
日本体育大学(体育学部体育学科)は、3年の途中で中退。
その後は、
読売クラブでの活動に専念します。
1976年に、
日本サッカーリーグ(Jリーグの基礎になったリーグ)デビュー。
【おもな代表歴(現役時代)】
- 1985年:「FIFAワールドカップメキシコ’86」アジア地区1次予選
- 1986年:「第10回アジア競技大会(ソウル)」
- 1987年:「 ソウルオリンピック1988」アジア地区最終予選
松木安太郎さんはヴェルディ川崎での指導の他にも、
いくつかのクラブチームで監督を務めています。
【おもな監督歴・指導歴】
- 1993年~1994年ヴェルディ川崎監督
- 1990年~1992年:読売サッカークラブコーチ
- 1998年:セレッソ大阪監督
- 2001年:東京ヴェルディ監督
サッカー通じてのテレビ出演も多数。
【おもなテレビ出演】
- テレビ朝日:サッカー解説
- テレビ朝日:「やべっちFC」
- フジテレビ:「ジャンクSPORTS」
松木安太郎の名言・迷言4選!
松木安太郎さんは、
感覚的に言葉を発することで、
「何を言っているのかがわからない」状態になることがあります。
名言と言えるのか?ただ意味のない迷言なのか?
松木安太郎さんの言動は微妙な着地をすることがあるのです。
ここでは「松木安太郎の名言・迷言◯選!」として、
『松木安太郎ワールド』をお届けします。
松木安太郎の名言・迷言(1)
松木安太郎さんは、
人生をサッカーで例えたような教訓を言ったことがあります。
(人生もサッカーも)『こうなりたい』という方向にはなかなかいかない。
『ここでやるしかない』と思うからこそ力が出る。
これは、
「なるほど!」といった実感のこもった名言です。
「計算よりも決断する気持ちが大事」みたいなことでしょうね。
松木安太郎の名言・迷言(2)
「計算よりも決断する気持ちが大事」のようなことを伝える表現として、
松木安太郎さんは次のような言葉も残しています。
得や損を計算していると、計算が狂った時に動けなくなる。
最後は、がむしゃらに動く心のエネルギーが必要。
松木安太郎の名言・迷言(3)
ゴールキーパーの素晴らしいプレーが見られたときに、
松木安太郎さんが発した言葉。
どのように解釈しようとしても不思議なのは、こちら。
「キーパーがいなかったら入っていましたよ!」
耳にした瞬間に、
ほぼ全員が「あたりまえだろ!」とツッコんだでしょうね。
松木安太郎の名言・迷言(4)
解説にはなっていない言葉は、
まだ他にもあります。
それは、本田圭祐選手のプレーのときでした。
まずは、どのような場面だったかを説明。
2011年のアジアカップ。
対シリア戦。
日本がPKを獲得。
獲得したのは岡崎選手(岡崎慎司選手?)だったのに、
本田圭祐選手が自分で蹴ろうとしてボールを持ったまま。
ここでアナウンサーは、
『本田選手に自信があると見ていいですか?』と問いかけます。
解説者の立場で松木安太郎さんは、
次のようの返答したのです。
黙って見ましょう。
これもまた、「解説になっていないじゃん」という感じですね。
松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ?
「松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ?」は、
「?」をつけなくてもいいほどに有名な話です
松木安太郎さんの解説スタイルは、
おじさんが声をあげてヤジを飛ばしている風であることから、
「居酒屋解説」とも呼ばれています。
(こんなラインスタンプも出ています)
それは、
「YouTubeのゲーム実況でも、もっと説明の言葉があるんじゃないか」
と思えるほどで、
とにかく「うわー」「ぎゃー」みたいな擬音を解説者として発するのです。
順番にいきます。
松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ(1)
- 「よーしよしよしよし!」
- 「ちょっと低いボールでねっ」
- 「ちょっとカーブかけていきたかったんだろうけどねっ」
- 「あぶないよおおおおおおおっ!」
- 「自分でレフェリーやっちゃダメ」
- 「レフェリーいるんだからレフェリーやらなくていいんですよ選手はね」
松木安太郎さんが吠えている情景が浮かびますね。
松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ(2)
松木安太郎さんの解説は、
ダジャレが続くことも多いです。
ヘディングが伊東の画面に当たって痛~い!イト~い!
ナバスは、ナーバスじゃない。
(原口元気選手の交代する場面)元気元気!って感じだよね。
解説というよりも、
これはもう漫談トークですよね。
松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ(3)
ロスタイムになったときは、
「6分?ふざけたロスタイムですね~」。
このように
状況の擬人化も飛び出します。
松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ(4)
次の言葉を発したのは、
日本代表が勝ちそうな展開になったとき?
- 「よーし!よし!よし!」
- 「やったー!」
- 「はずせー!はずせー!」
- 「今日は牛丼が食べられる!」
松木安太郎の解説はうるさい&ポジティブ(5)
反則が出たときは、こんな感じ。
- 「これも完全にイエローカードだよぉ~!!!」
- 「レッドカード3枚ぐらい必要だ、これ!!!」
- 「ハンドじゃないかハンド!!!」
- 「よしハンド!」
- 「だから面白いんだよ!!」
まとめ
松木安太郎さんの解説は、
話題になった当初はバカにする人も少なくありませんでした。
今ではサッカーファンも、
松木安太郎さんのスタイルを楽しんでいる人のほうが多い印象です。