金与正(キムヨジョン)氏は、
朝鮮労働党中央委員会宣伝扇動部副部長です。(Wikipedia確認)
今回は、金与正(キムヨジョン)氏の話。
このページでは、
「金与正(キムヨジョン)のプロフィール」「見た目は井森美幸に似てかわいい?」
「性格が怖いと話題!」などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
目次
金正恩の妹・金与正(キムヨジョン)のプロフィール
金与正(キムヨジョン)氏のプロフィールについては、
朝鮮民主主義人民共和国(通称:北朝鮮)による公式なものかどうかは断定はできません。
ここでは、
Wikipediaや報道による情報を参考にしています。
東亜日報(日本語版)のサイトには、
次のような記事が出ていました。
情報がアップデート(更新)されたのは、2018年12月28日となっています。
こちらの報道によると、
生年さえも明確ではなかったようです。
また、
名前についても「メディによる表記」の変動があったことがわかっています。
「2014年3月10日00時23分 読売新聞」では「予正」氏となっており、
「実妹」にも「?」がついている状態でした。
キムヨジョンの名前は、
金汝貞、金汝静と表記されていた時期もあったそうです。
プロフィールをまとめると、以下になります。
【金与正(キムヨジョン)氏のプロフィール・まとめ】
- 名前:金 与正(김여정)
- 生年月日:1988年9月26日(2022年12月現在-34歳)
- 学歴: 金日成総合大学・卒業
- 身分:国務委員、朝鮮労働党中央委員会宣伝扇動部副部長。
- 金正日総書記との関係:「金正日総書記の第7子」
- 母親:高 容姫(金正日氏の愛人の一人)氏。金正哲氏・金正恩氏の実母。
「朝日新聞デジタル」による家族関係図は、
次のようになっていました。
金与正(キムヨジョン)氏の存在がはっきりとしてきたのは、
2017年の10月あたりからです。
メディアで金与正(キムヨジョン)氏の顔画像が頻繁に見られるようになったのは、
2018年2月9日開催の平昌オリンピック(韓国)あたりからだと思われます。
そんな金与正氏は兄の金正恩氏より勉強が得意だったそうです。
北朝鮮では学校に通わず、家庭教師から特別教育を受けたそうです。
数学と物理が好きな理系女子で、
2007年から2008年(20歳頃)の時、
金日成総合大学の物理学部で特別コースを履修したとされます。
趣味は乗馬と射撃で、北朝鮮の幹部からも
「かっこいい女性」のイメージがあるそうです。
2015年に大学の同級生と結婚・出産し、
現在は北朝鮮の政治には欠かさない存在なんだとか。
金与正(キムヨジョン)は井森美幸に似てかわいい?
井森美幸に似てる?
金与正(キムヨジョン)氏の見た目については、
ほとんどのメディアから美人と表現されています。
たとえば、「金正恩氏の美人妹」という感じです。
「似てる」と話題の井森美幸さんは、
日本のホリプロ所属で1985年から活動をしているタレントさん。
2022年12月現在は、54歳です。
2022年7月14日のネットニュースに掲載された画像でも、
次のように井森美幸さんの美しさに衰えは見られません。
「かわいらしさ、女性らしさ」ということでは、
井森美幸さんのほうが圧倒的に癒し感がありますね。
笑顔の金与正(キムヨジョン)氏の画像を探してみると、
次のような表情が見つかりました。
(井森美幸さんの)雰囲気はありますね。
「写真を加工したのかな?」という印象の金与正(キムヨジョン)氏の画像と、
井森美幸さんの画像を並べてみました。
学生時代は別人?
金与正(キムヨジョン)氏の学生時代で画像を探すと、
まるでアイドルのような、
まったく別人のようなビジュアルが出てきます。
けっこう出回っているのですが、
どうなんでしょうね。
Wikipediaによると、
ベルン(スイス)で小学校終了に相当する教育を終えたのちは、
専属の家庭教師をつけて、
2007年あたりに金日成総合大学に入学したとなっています。
子供時代は太ってた?
金与正(キムヨジョン)氏の子供時代とされている顔画像(中央日報・掲載)は、
次のような感じです。
左から、
「スイス留学時代の金正恩氏、金与正氏と推定される少女、
『パク・チョル』という名前でアルバムに載っている金正哲(キム・ジョンチョル)氏」
と紹介されています。
ネット検索すると、
学生時代も合わせて、
金与正(キムヨジョン)氏の顔の変化は次のように比較されていました。
金与正(キムヨジョン)の性格が怖いと話題!
こちらの顔画像は、
金与正(キムヨジョン)氏の怖そうな表情としてよく使われています。
言動と行動は政治的なもの?
金与正(キムヨジョン)氏の物騒な言動と行動がニュースに取り上げられるときは、
政治思想(主体思想)によるものだと思われます。
世界中にインパクトを与えたのは、
「南北連絡事務所の爆破」でした。
「南北連絡事務所」が爆破されたのは、2020年6月16日。
最終的な予告から、3日後のことでした。
一連の動きについては、
ずっと日本経済新聞(WEB版)が追いかけています。
金与正(キムヨジョン)氏を中心とした経過は、
次のようにまとめられたものがありました。
爆破の原因となった「脱北者ビラ」については、
2020年6月4日の北朝鮮側の「南北軍事合意の破棄」のニュースで伝えられています。
金与正(キムヨジョン)氏は、
韓国(南側)の姿勢に対しては批判と警告で終わらすことなく、
「南北連絡事務所」の爆破という形で「実行」したのでした。
結果的に最終的な警告となった2020年6月13日の談話で、
金与正(キムヨジョン)氏は、
「金委員長と国家から権限を付与された」と明かしていたのに、
「ここまでやる」とは世界中の誰もが予測できていなかったようです。
「南北連絡事務所の爆破」以降は、
金与正(キムヨジョン)氏の言動は緊張感を持って注目されるようになりました。
たとえば、
2021年9月15日の配信ニュースでは次の通り。
2022年4月5日には、こうなっています。
韓国と中国への顔つきが全然違う!
兄の金正恩氏は、自身の兄や叔父、親族に対しても、
冷酷な手段を使って処刑や暗殺など無慈悲です。
昔でいう、王座が奪われないように危険人物を消していくようなイメージですね。
妹の金与正氏も兄に似た性格です。
その性格がサイコパスだとわかる写真がいくつかあります。
北朝鮮と韓国の対談の時の写真です。
この顎を突き上げている顔ですね。
顎突き出され、無表情で見られたら、
誰だって冷酷だと思ってしまいます。
座っている時だけではなく、立って握手する時も顎が突き出ていました。
この顎突き出しポーズは兄に似た強い性格の現れかもしれません。
一方、中国には笑顔で丸腰の態度です。
韓国の文大統領との握手は直立立ち、
中国の習近平主席との握手は大きくお辞儀をする両極端な対応も
性格が悪いと言われている理由です。
冷酷に関しては、2014年11月、
金与正氏は87歳と81歳と62歳の上司にあたる人を苦役所に送ったというエピソードがあります。
子供時代のエピソード
ジャーナリストのアンナ・ファイフィールドの著『金正恩の実像』には、
父親の金正日総書記は、
頭の回転の速い彼女を「かわいいかわいい与正」「与正姫」とかわいがり、
指導者の器だと考えていたようである。
と書かれいるそうです。
驚くほど口が悪い?
金与正(キムヨジョン)氏については、
高英起ジャーナリストによる「驚くほど口が悪い」という記事も出ていました。
北朝鮮が2発の飛翔体を発射したことを批判した韓国の青瓦台(大統領府)に対して、
- 「国の防衛のために存在する軍隊にとって訓練は主な事業であり、自衛的行動だ」
- 「非論理的で低能な思考」
- 「行動と態度が三歳の子ども」
- 「怖気づいた犬ほど騒々しく吠える」
と金与正氏が返したという話です。
文春では、
次のような見出しになっていました。
まとめ
金与正氏のかわいい姿とは裏腹の、冷酷そうな性格についてリサーチしました。
金与正(キムヨジョン)氏については事実上のナンバー2と見られており、
正恩氏が死亡した場合は、
全ての権限を与正氏に集中するという内部決定がなされたという報道もあります