「100日後に死ぬワニ」の作者、きくちゆうきさん。
命について描いた4コ漫画の「100日後に死ぬワニ」が大きなブームを巻き起こし、
一気に有名になりましたね。
しかし、ブームの裏では「電通ステマ疑惑」が浮上し、
さらに、きくちゆうきさんの過去のツイートが大炎上になっていました。
では、どうして疑惑が生じたのか、炎上したのかを調査していきます。
目次
きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」がバズった!

「100日後に死ぬワニ」はワニの何気ない日常を4コマ漫画にしたものです。
4コマ(最終話は大コマも含めて13コマ)を1日として、
カウントダウンする形式できくちゆうきさんのTwitterに公開していました。
1投稿で30万を超える「いいね」を獲得し、
連載終了日の2020年3月20日には同作がTwitterのトレンドで世界1位となりました。
「100日後に死ぬワニ」のあらすじを簡単にご紹介しますね。
主人公は服を着用し、人間のことばを話すオスのワニです。
第1話から100日後に死を迎えるワニが、
先輩のワニや親友のネズミなどの仲間達と過ごす何気ない日常生活が描かれています。
99日目までは4コマ目の下に死までの日数がカウントされ、
1日1話更新されるたびに残り日数が減っていきます。
本作品の結末について、
きくちゆうきさんの親友の事故死との関係性があるのではないかと言われています。
きくちゆうきさんのプロフィールで
親友が事故で死んじゃったって書いてあったから
ねずみ君=きくちゆうき
わに君=親友
で最後はひよこを守って事故死っていう感じ…かもしれない— しがさん🔖 (@Lizy_L7) March 20, 2020
最終回を投稿した2020年3月20日にフォロワー数は200万人を超えました。
現在(2020/12/16時点)は約124.7万人のようです。
きくちゆうき「電通ステマ疑惑」が浮上!理由は?

「100日後に死ぬワニ」のワニの命日になった2020年3月20日に、
作者のきくちゆうきさんが「100日後に死ぬワニ」の
- 書籍化
- グッズ販売
- イベント
- 映画化
を発表しました。
あまりにも早い展開に読者から不審と思われました。
そこで、Twitterを中心に「電通ステマ疑惑」が浮上し、炎上しました。
「電通疑惑」理由① 運営会社
「100日後に死ぬワニ」の公式Twitterに書いてある運営会社は「株式会社ペイシカ」ですが、
「株式会社ペイシカ」の取引企業の記載のところに「電通」の名前がありました。
今は削除されていますが、
炎上当時の「100日後に死ぬワニ」の公式Twitterを見ると、
「運営:株式会社ベイシカ」と書いてありました。

そして、株式会社ペイシカの取引企業先に「電通東日本」との記載があります。
しかし、これだけだと、
運営会社と電通は関わりがありますが、
「100日ワニ」も電通と関わりがあるとは言えないですよね。
「電通疑惑」理由② PRプランナーが電通社員
「100日後に死ぬワニ」のPRプランナーは、
電通社員の根本陽平さんであることも判明しています。


根本陽平さんは、
電通の情報流通デザイン局コミュニケーションデザイン部の部長としても務めており、
数々の受賞歴がある人物です。
なので、
「100日後に死ぬワニ」のPRプランナーが根本陽平さんだったことから、
「100日ワニ」は”電通案件”ではないかと言われるようになりました。
電通が仕組んだ企画。
第三者のメディア、有識者、そして世論にますます影響を及ぼすようになったSNSを巻き込んでアプローチする。
なぜ”電通案件”は嫌われる?
理由①
電通が「100日後に死ぬワニ」の社会現象を操作していたと思われる。
理由②
電通といえば2015年に社員過労死問題がありました。
1ヶ月の時間外労働は約130時間に達し、過労死ラインといわれる80時間を大幅に越えていました。
問題に遭われていた女性社員個人のTwitterには過労だけでなく、パワハラやセクハラの被害を窺わせる書き込みもされていました。
したがって、命というテーマの「100日後に死ぬワニ」が電通がPRすることで、余計に炎上してしまいました。
「ステマ疑惑」理由
ステマ(ステルスマーケティング)とは、
宣伝であることを消費者にわからないように、宣伝をすることを言います。
かつて「アナと雪の女王2」でも、
Twitter上でユーザーがディズニー映画「アナと雪の女王2」に関する投稿を一斉にし、
ステマが疑われていました。
今回のワニの場合はどんなところが「ステマ?」だと思われたのでしょうか。
- 初日から大量のいいねとリツイート
- いいねが再生回数を上回る
- 作者・きくちゆうきさんの経歴と過去作品をトレンドブログに記事の作成を依頼
- LINEスタンプの作成
- グッズ販売
- 書籍化
- 映画化
- その他のイベント
以上のことから、「ステマでは?」という疑惑が浮上しました。
初日から大量のいいねとリツイート
初日の時点でいいねが7000件、リツイートが1000件もありました。

いいねが再生回数を上回る
「100日後に死ぬワニ」のユーチューブチャンネルでは、
いきものかがりとコラボした「生きる」の動画の再生回数が17,082回に対して、
いいねが約4倍の7.3万件です。
ふつう再生してからいいねを押すのではないのでしょうか。

きくちゆうきの経歴と過去作品の記事の作成を依頼
仕事発注サイト「ランサーズ」には、
作者のきくちゆうきさんの経歴や過去作品の記事作成を依頼する案件がありました。

そして、
ワニの命日の2020年3月20日に
書籍化、グッズ販売、連載化、映画化などを次々と発表しています。
これらのことによって、「電通ステマ疑惑」が浮上し、炎上しました。
きくちゆうきは疑惑を否定
個人の力だけで成り立たっていたように見えた『100日後に死ぬワニ』が実は電通案件だったという軽い詐欺はまだ許せたとしても、ワニが死んでしまった後の悲しみに浸る時間を与えないほど間髪入れずにグッズ化や映画化の話を嬉々として宣伝する様子を見ると、広告代理店への不信感が募ってしまいます。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) March 20, 2020
結果的に電通はネットを通じて人を操れる能力が有るのだなと感じた
と、同時にネットで電通は凄い嫌われていることも知った
まぁ、自殺の件に関するイメージが強すぎるし、どんな改善がされてるのかもしらんのやけどね。#電通案件
— うーーに (@4cQfm8ljBCGaxzI) March 20, 2020
これらの疑惑について、
きくちゆうきさんは否定しています。
2020年3月21日、
きくちゆうきさんと「100日ワニ」のテーマ曲を作成した「いきものかがり」の水野良樹さんと生配信しました。
水野ときくちさん https://t.co/t8vzR65PxA
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) March 21, 2020
きくちゆうきさんは動画で悔しい涙を流し、
「本当に僕が個人的に始めたことに色んな人が共感してくれて、仲間もできて、盛り上げてくれて。
僕は感謝しか無いですし。
それだけに悲しい」
と心境を語っていました。
さらに、
「一番大きな誤解は、電通さんは絡んでない。
プロジェクトの仕組みに壮大な企画があって、何ヶ月も前から巨大組織や色んな人が集まって…、みたいな、そういうプロジェクトではなかった。
だから電通さんは入ってないです」
ときっぱり否定しました。
きくちゆうきの過去ツイートも炎上?
「100日ワニ」の炎上を受け、
きくちゆうきさんの過去の少し恥ずかしいツイートが発掘され、
炎上になりました。




などと、「100日ワニ」の作風とはどこか違う雰囲気のツイートを連発していました。
「電通ステマ疑惑」はただのデマだったようですが、
その疑惑によって一気に人気が急降下したきくちゆうきさん。
アンチによる過去ツイの検索によって、
これらのちょっと恥ずかしい過去ツイートが明るみに出ましたね。
まとめ
きくちゆうきさんの「100日後に死ぬワに」が電通案件やステマだと言われた理由、
きくちゆうきさんの過去ツイートに調査しました。
きくちゆうきさんは「100日ワニ」は電通と関係ないと話しているので、
疑惑はデマだったのでしょう。
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