レスリング女子57キロ級の川井梨紗子選手は、
両親も元レスリング選手で家族で東京五輪出場を勝ち取りました。
吉田沙保里さんや伊調馨さんの後継者として、
これからの日本レスリング界を牽引していく存在なのは間違いありません。
そこで川井梨紗子選手の両親(父と母)の戦績について、
川井梨紗子選手と両親、妹の気になるエピソードを調査していきます。
目次
【顔画像】川井梨紗子の父親も母親も元レスリング選手!
- 名前:川井梨紗子(かわい りさこ)
- 誕生日:1994年11月21日
- 出身:石川県
- 身長:160cm
- 競技:レスリング
川井梨紗子選手の両親も元レスリング選手です。
川井梨紗子の父親
父親の川井考人さんは大学時代に学生チャンピオンに輝いています。
父親の顔画像はこちら。
2021年現在、53歳になります。
川井考人さんは74キロ級で
全日本学生選手権と全日本大学グレコローマン選手権を制し、
日本を代表するレスリング選手として実績を残しています。
また石川県高校体育連盟レスリング部の委員長を務めるなど、
現在もレスリングの発展に貢献されています。
川井梨紗子の母親
母親の川井初江さんも世界センス券53キロ級の日本代表に選出され、
世界選手権で7位という成績を残しています。
母親の顔画像はこちら。
2021年現在は51歳になります。
母親はまさに日本女子レスリングの基礎を作り上げた功労者で、
現在の日本女子レスリングの強さを築いた一人ですね。
しかし、母親の川井初江さんが活躍していた時代は、
女子レスリングはオリンピック種目になく夢を絶たれています。
どの種目でもオリンピック種目に選出されなければ、
どんなに強くてもオリンピックでメダルの夢は絶たれるのは辛いですね。
母親は現在、石川県の「金沢ジュニアクラブ」でコーチを務めていますが、
当初は川井梨紗子選手の保護者として出入りしていただけでした。
保護者として出入りしているうちにレスリングの血が騒ぎ、
気が付いたらコーチになっていたと話していましたね。
現役を退いてもレスリングが本当に好きだからこそ、
クラブで指導している姿を見ると血が騒ぐ気持ちは何となく理解できます。
東京五輪で川井梨紗子選手が活躍する姿こそが、
最高の親孝行で家族で戦ってきた苦労も一瞬で報われると思いますね。
川井梨紗子と両親のエピソードは?
川井梨紗子がレスリングを始めたきっかけ
川井梨紗子選手がレスリングを始めたのは父親の影響です。
「大会あるよ?やってみる?メダル欲しい?」
の一言からレスリング人生はスタートしています。
川井梨紗子選手は父親の一言に「うん!」と答え、
そこから一ヶ月の猛特訓で試合に挑むも初戦負けしました。
試合に負けた川井梨紗子選手は大泣きしたそうで、
この敗戦から本格的にレスリングに取り組むようになったそうです。
ここで負けたことが悔しいと思えたことで、
どんなに厳しい練習でも耐えれる精神力の強さが身に付きましたね。
川井梨紗子を指導したのは母
川井梨紗子選手がレスリングを始めたきっかけは父親ですが、
本格的にレスリンに指導をしたのは母親の初江さんでした。
初江さんは川井梨紗子選手に「攻めるレスリング」を徹底して叩き込み、
他の生徒から贔屓目(ひいきめ)に見られないように厳しく接しています。
川井梨紗子選手は中学2年のときに至学館高校へ進学したいと話したとき、
母親は「辛くなったら帰ってこい」とは言わなかったそうです。
さらに至学館高校に進学するなら覚悟を持つことと、
先輩を食っていかないと上にはいけないと激励していますね。
厳しく川井梨紗子選手を突き放した初江さんでしたが、
川井梨紗子選手が実家を離れるときに受け取ったメールを見て号泣しています。
初江さんにとって川井梨紗子選手は娘であると同時に、
レスリング選手として厳しく指導してきたからこそ現在の姿があります。
川井梨紗子選手の両親とも元レスリング選手なので、
より厳しく指導しないと世界で戦えなことは十分にわかってたと思います。
川井梨紗子の妹2人もレスリング選手?
川井梨紗子選手の左側は妹の友香子さん、右側は妹の優梨子さんです。
川井梨紗子選手は両親と3姉妹の5人家族で、
川井梨紗子選手は3姉妹の長女で妹2人もレスリング選手です。
妹・川井友香子
- 川井友香子(かわい ゆかこ)
- 誕生日:1997年8月27日
- 出身:石川県
- 身長:162cm
- 競技:レスリング
川井梨紗子選手は妹・友香子選手の印象について、
自分とは真逆で常にコツコツ努力を積み重ねて、
頑張っているイメージだと話しています。
友香子選手の川井梨紗子選手の印象も対照的で、
オンとオフを切り替えられて、
集中するときは集中するイメージと話していました。
次女の友香子選手も東京五輪出場を決めているので、
姉妹揃ってメダルを獲得する姿を見れる可能性は十分です。
今までオリンピックで姉妹で金メダルの例はなく、
東京オリンピックで川井姉妹が史上初の快挙達成なるかも注目ですね。
妹・川井優梨子
三女の優梨子選手も将来を嘱望されている存在で、
3姉妹とも日本を代表するレスリング選手なのも両親の存在があってこそです。
ただ両親とも娘たちに無理やりレスリングをやらせたことはなく、
あくまで自分の意志でレスリングをやりたいという気持ちを最大限尊重しています。
何事も「やらされてる」ことには限界があると思いますが、
「やりたい」という気持ちさえあれば向上心は尽きません。
お互いに切磋琢磨してレスリングに向き合ってきて、
川井梨紗子選手も自分だけでなく友香子さんのオリンピック出場を祈っています。
川井家にとって姉妹でのオリンピック出場は悲願であり、
次は姉妹で金メダルという大きな目標に立ち向かっていきます。
まとめ
川井梨紗子選手の家族はレスリング一家で、
両親は元レスリング王者で川井梨紗子選手は最強のDNAを継承しています。
一時は引退も考えたと話す川井梨紗子選手ですが、
東京五輪出場権を獲得し「日本最強」の女子レスリング選手です。
妹の川井友香子選手も東京五輪出場を決めているので、
姉妹揃ってメダル獲得も現実味を帯びていますね。