ジェジュンさんは韓国出身の男性歌手として活動しています。
2003年から2010年からは東方神起のメンバー、
脱退後はJYJのメンバーとして活動し、
2017年以降はソロ・アーティストとして活動しているようです。
2023年5月には芸能事務所・iNKODEエンターテインメントを設立し、
アーティスト活動を続けながら新人アーティストの育成にも力を入れていくと語っており、
今後活動の幅を広げていきそうですね。
今回はジェジュンさんの活動拠点や、
韓国での立場についてまとめていきます。
目次
ジェジュンの活動拠点は日本?
日本ではオフィシャルファンクラブが作られているほど、
ジェジュンさんは人気のアーティストです。
現在ジェジュンさんの活動拠点は日本なのでしょうか、
それとも韓国なのでしょうか。
結論としては、
現在の活動拠点は日本である可能性が高いです。
ジェジュンさんは2017年に日本で個人事務所「JB’s」を立ち上げ、
高橋克典さんや大鶴義丹さんが所属している芸能事務所「ケイダッシュ」から支援を受けて、
2018年から日本でのソロ活動を本格化しています。
そのおかげなのか2018年以降、
日本で行われたライブの数が、
韓国で行われたライブの数を上回っているんです。
日本のテレビ番組に出演することもあり、
2019年には日本の名曲を歌ったカバーアルバムである『Love Covers』が第61回日本レコード大賞「企画賞」を受賞し、
この年の12月30日の『第61回 輝く!日本レコード大賞』に出演しています。
他にも2021年3月からBSスカパー!で冠番組『ジェジュンJ!』(全6回)、
2022年11月4日~2022年12月6日にフジテレビで冠番組『JJジャーニー』(全6回)が放送されました。
韓国のソロアーティストが日本で冠番組を持てるなんてすごいですよね。
Kstyleの記事によるとジェジュンさんは昔からテレビ出演をしたかったそうで、
「今までやりたかったテレビ出演が自由にできるということ自体に感謝した。大勢のスタッフが喜んで迎えてくれて嬉しかった。」
引用:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2109194
と、日本のテレビ業界に対してコメントをしていました。
このコメントを見ると、
韓国ではテレビ出演が自由にできないのか?と疑問に思いますよね。
ジェジュンさんは2023年10月27日放送の『トークィーンズ』に出演した際、
韓国のテレビ業界について言及したそうです。
ジェジュンは、日本と韓国のギャラの差について暴露。
韓国では「1つの物を作るのにかかるお金自体が違う。ドラマも映画もバラエティーもCMも全てが高い」とし、その分、出演料も「韓国の方が(日本より)9倍高い」と赤裸々に告白した。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/5010eaa93a87b49047896270485711852f31a6a7
給料が国によって9倍の差があるなんて…と衝撃を受けました。
では、何故ジェジュンさんは韓国より給料が低いと分かっているのに、
日本を拠点にしてくれているのでしょうか?
なぜジェジュンは日本にこだわるのか?韓国では人気度が低いから?
なぜジェジュンは日本にこだわるのか?人気度?
ジェジュンさんが日本にこだわっている理由は、
韓国では人気がないからでは?と言われることがあります。
本当に人気がないのでしょうか?
実際に調べてみましたが、
人気がないという情報は見当たりませんでした。
ただ、韓国では日本以上にアイドルグループの1番人気の移り変わりは激しいようです。
東方神起時代よりは韓国で人気が落ちていて、
現在は日本の方が人気があるということは十分考えられますね。
なぜジェジュンは日本にこだわるのか?親日家?
日本にこだわる理由は、ジェジュンさん自身が
親日家だからだと思います。
2023年7月25日にジェジュンさんは、
ソウルで行われた日本政府観光庁主催の日本への観光客誘致のためのイベントに参加し、
韓国ではまだ知られていない日本の魅力について語り、会場は大いに盛り上がったそうです。
以前より関係が改善されたとはいえ、
韓国国内にはまだ反日感情を持っている人が少なくありません。
韓国は「指殺人」と言われるほど誹謗中傷のひどさが日本の比ではなく、
誹謗中傷が原因で韓国の芸能人が自殺する事件が多発し社会問題にまで発展しました。
そんな中、日本政府主催のイベントに出演すると誹謗中傷の被害に遭うリスクがあるのに、
出演してくれたのは日本に対し深い愛情があるからだと思います。
2013年11月18日放送の『K-POP! now』で、
日本のことを“第2の故郷”と発言したことがあるそうです。
外国の方から日本のことを第2の故郷と言ってもらえるのは本当に嬉しいですよね。
また、ジェジュンさんは日本語がとても上手いという印象があります。
所属事務所でも日本語のレッスンがあったそうですが、
東方神起のメンバーだったころから日本のスタッフと日本語を猛勉強していたそうです。
活動拠点が日本にあるとはいえ、日本語を20年以上使っているのはすごいですよね。
ジェジュンさんは日本の音楽が好きで、
L’arc~en~cielや中島みゆきさんの曲をよく聞いていたそうです。
また、日本の友達も多かったそうなので、
覚えたい言語にゆかりのある人やものに触れたり、
国に愛情があると上達が早くなるのかもしれませんね。
ジェジュンは韓国の事務所で冷遇されてる?
ジェジュンは韓国の事務所で冷遇されてる?
ジェジュンさん含め、東方神起の元メンバーは、
所属事務所だったSMエンターテインメントとの不仲の噂が絶えません。
何故そんなことになったかというと、発端は2009年に遡ります。
ジェジュンさんは、
東方神起の元メンバーのユチョンさん・ジュンスさんと共に
SMエンターテインメントに専属契約効力停止の仮処分申請を裁判所に提出したんです。
これはSMエンターテインメントの契約の不当性を訴えたものでした。
SMエンターテイメントと何があった?
SMエンターテインメント側は、
ジェジュンさん・ユチョンさん・ジュンスさんが事務所を通さずに化粧品事業を展開、
プロモーションには無断で東方神起ブランドを使用しようとしていたことが契約違反に当たると3人に通告していました。
その結果、
専属契約効力停止の仮処分申請を裁判所に提出されたと主張し、
SMエンターテインメントと3人の争いが明るみになりました。
その後、
ジェジュンさん・ユチョンさん・ジュンスさんは、
東方神起を脱退しJYJを結成しています。
2012年11月28日にJYJとSMエンターテインメントは、
双方が締結した契約を2009年7月31日に終了し、
これに関する訴訟をすべて取り下げ、
お互いの今後の活動に干渉しないことで和解が成立しました。
和解後もSMエンターテイメントとは不仲のまま
これですべて解決したかに思えましたが、
そうはいきませんでした。
2013年7月24日に韓国公正取引委員会は、
JYJのテレビ出演やアーティスト活動を妨害したとして、
SMエンターテインメントと韓国大衆文化芸術産業総連合に是正命令を出したと明らかにしたんです。
JYJが独自の活動をしようとしたのに対し、
SMエンターテインメントは関連業界と協力して、
JYJのテレビ出演やCD音源・音源配信を阻止しようとしたといいます。
しかも韓国大衆文化芸術産業総連合は、
音楽関連会社やテレビ局など26の事業者に、
「JYJをテレビに出演させたりCDを流通させたりすれば法的問題に発展しかねない」
との脅迫のような文書を送り付けたというんです。
なんとも酷いやり口ですよね。
この結果韓国ではJYJ法という法律までできました。
JYJ法
放送事業者が第三者の要請によって正当な理由なく特定人物を番組に出演させないことを禁じる、韓国の放送法による規定の通称。
引用:https://kotobank.jp/
現在ジェジュンさんは、
芸能事務所・iNKODEエンターテインメントを設立・所属アーティストとなり、
JYJ法ができたため以前よりは自由に芸能活動ができていると思います。
妨害が完全になくなったかどうかは分かりませんが、
JYJ法によって韓国の芸能人の活動が自由に行えるようになっているといいですね。
まとめ
- ジェジュンさんの活動拠点は日本のようです。
- ジェジュンさんは親日家で、日本を第2の故郷とまで発言したことがあります。韓国で人気がないわけではありません。
- ジェジュンさんは以前の所属事務所であるSMエンターテインメントと揉めて、芸能活動を妨害されたことまであります。その結果JYJ法という法律までできました。
最後までご覧いただきありがとうございました!