78歳でこの世を去った伝説のイギリス人ギタリストジェフベックさん。
伝説になる位のギターの才能があり、
その凄さが分かるエピソードは沢山語られています。
世界三大ギタリストとも呼ばれる
ジェフベックさんを知らない方の為にも、
代表曲は何かやその凄さについてご紹介します。
目次
ジェフベックのプロフィール!死因は?
ジェフベックさんは世界的有名なギタリストとして知られており、
ジョニーデップとも仲が良い事で知られています。
見た目もかっこよくて、
歳をとってもその変わらないステージでの魅力は
いつまでも若いままで素敵な人でした。
2023年1月10日に亡くなったとニュースになり、
世界では去年のステージを思い出し悲しみに暮れる人が続出。
死因は何だったのか、プロフィールと合わせてご紹介します。
ジェフベックのプロフィール
- 名前:ジェフベック
- 生年月日: 1944年6月24日
- 出身地:イングランド・ロンドン・ウォリントン
- レーベル:EMI
ジェフベックさんはロンドンで生まれ中流家系で育ちました。
幼い頃母からはピアノ、祖父からはヴァイオリンのレッスンを受けるも挫折し、
12歳の時にはロックに興味を持ち始めます。
その時に友人から弦が3本しかないガットギターを触らせてもらうも物足りず、
ベニヤ板を使い自作のギターを作り始めました。
しかし両親はギターを嫌っており、
何度も捨てるもまた作って練習をし努力をし、
更にギターの魅力にのめり込み、
16歳でバンド結成し地元のクラブで演奏をするようになりました。
奏法はペンタトニック・スケールが基本で、
1980年以降からはフィンガーピッキングで演奏するようになります。
16歳にバンドを組んでから脱退、加入を繰り返し、
1975年にビートルズのプロデューサーである
ジョージ・マーティンをプロデューサーに迎え流行曲を制作。
するとアメリカでゴールドディスクを獲得、
1985年には最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞し、
1989年には最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞しました。
そこから数々の受賞を取り、2017年までは日本公演も精力的に行っていました。
ジェフベックさんは最初からギターの才能があったわけでなく、
日々の努力の積み重ねで得た実力なので、かなりの努力型人間ですね。
死因は何?
2023年1月10日に全世界にジェフベックさんが亡くなったと報道されたのですが、
死因は一体何だったんか。
ジェフベックさんの家族によると原因は、
「細菌性髄膜炎」だったそうです。
On behalf of his family, it is with deep and profound sadness that we share the news of Jeff Beck’s passing. After suddenly contracting bacterial meningitis, he peacefully passed away yesterday. His family ask for privacy while they process this tremendous loss.
彼の家族を代表して、深く深い悲しみとともにジェフ・ベックの訃報をお伝えします。突然の細菌性髄膜炎にかかり、昨日安らかに息を引き取りました。彼の家族は、この途方もない損失を処理する間、プライバシーを求めます。
引用:Twitter
家族がジェフベックさんの公式Twitterにで訃報のお知らせをしており、
突然の出来事だったそうです。
数か月前にはジョニーデップと出掛けている姿を目撃したなどの情報もあったので、
元気に過ごしていた矢先の出来事でした。
家族も状況を飲み込むのに時間がかかるので今はそっとしておいてほしそうです。
新年早々いきなりの訃報で全世界が驚きと悲しみに包まれまれ、
日本でも数々の著名人が訃報についてSNSで声明を投稿。
もっと素敵なギターを広めて欲しかったと残念に思いました。
ジェフベックの凄さがわかるエピソード!三大ギタリスト?
幼い頃から楽器に触れて過ごしてきて、
16歳からバンドデビューしたジェフベックさんですが、
凄いギタリストだと言われるまでには沢山の苦労も経験しました。
そして今は世界的有名なギタリストなのですが、どれ程凄いのか気になるところ。
三大ギタリストとも言われているのですが、
どれだけ凄いのかジェフベックさんの凄さが分かるエピソードを2つご紹介します。
三大ギタリストの由来
そもそも三大ギタリストとという由来は何処から来たのか気になり調べていくと、
日本のレコード会社が当時つけたキャッチコピーであることが分かりました。
この三大ギタリストにはジェフベックさんの他に
「エリック・クラプトン」「ジミー・ペイジ」の二人の名前が含まれます。
三大ギタリストの共通点として、
「3者ともヤードバーズ出身」
「3者とも当時の日本で人気が高い」
「各自の実力や個性、当時の活動状況などで比較しやすい」
があるそうです。
三大ギタリストとは呼ばれるものの、
海外の雑誌やCDアルバムでは「ヤードバーズの三人のギタリスト」と称していますが、
三大ギタリストとは言わないそうです。
日本の記事や報道では三大ギタリストと言われているので、
海外でついた名称かと思いきや、日本が由来だったんですね!
エピソード1.最も偉大な100人のギタリスト
ジェフベックさんは最も偉大な100人のギタリストに入賞し、
2003年には14位、2011年改訂された時には5位に入賞しました。
入賞することが凄いのですが、
14位から5位にまで改訂されるというのも中々凄いことですね。
それだけギターの腕前が凄いというのを物語っています。
エピソード2.マネできないうねりギター
ギターでプロを目指したいと思う人は、
大体の人がジェフベックさんやジミーペリーさんなど、
三大ギタリストの曲を練習する人が多いです。
ジェフベックさんのギターは基礎が完璧にマスターされているので、
真似してみようと思いチャレンジするのですが、挫折する人がほとんどなのです。
その理由は「独特のうねり」にあります。
パッと聞いてみると基礎がしっかりしているギター音ですが、
その中に独特のうねり音が混じっていて、
ギターでどのように表現しているのかはわからいそうです。
誰も真似できないうねりこそ、
ジェフベックさんが凄いギタリストだと言われる理由でした。
ジェフベックの代表曲は?
日本でも名だたる著名人との交流があり、
地元ロンドンでも最高級のギタリストとして知られている
ジェフベックさんの楽曲はたくさんあります。
CDが廃盤になったものやよくバンドメンバーを強制脱退させたり、
自分が脱退したりと音楽に強いこだわりがありるため、様々なバンド名で活動しています
その中でもジェフベックさんの代表曲と言われる素敵な代表曲をいくつかご紹介します。
SHAPES OF THINGS
ジェフベックさんがリーダーを務めたバンドである
「JEFF BECK GROUP」のデビュー作であるSHAPES OF THINGS。
全世界にハードロックという音楽を広めたとしても有名な一曲で、
エッジの効いたギター音がファンから絶賛されています。
Cause We’ve Ended As Lovers
この曲は元々はスティービーワンダーさんの元妻が手がけた楽曲なのですが、
離婚をしたり諸事情により封印されたものでした。
それを聞いたジェフベックさんが諸事情を理解し、
インストゥルメンタルとしてカバーをした名曲の一つになります。
そんな諸事情を聞いて自分なりにアレンジし、
スティービーワンダーさんの元嫁の楽曲らしさも残しつつ、
カバーしている所にリスペクトしています。
Too much to lose
ジェフベックさんさんと言えロック系のギタリストとして有名なのですが、
たまに雰囲気が変わったファンクの曲もあります。
ジャンルが偏る事が多いのですが、ジェフベックさんは色々なジャンルに挑戦し、
自分の色を出す姿がファンが沢山いる理由ですね。
What Mama Said
What Mama Saidはフィンガーピッキングの弾き方が凄くカッコいい曲で、
ライブ会場で生で見て欲しいという曲の一つでした。
ジェフベックさんさんは最初はピックを使用していたのですが、
途中からフィンガーピッキングで弾くようになり、高速の指裁きがカッコいい曲です。
まとめ
いかがでしたか?
三大ギタリストのジェフベックさんは細菌性髄膜炎で2023年1月10日に亡くなってしまいました。
もっとも偉大なギタリストであり数々の名曲を残し、今もなお愛されているジェフベックさんの素敵な楽曲を是非聞いてみてください。