伊沢拓司さんは、
プロのクイズプレーヤーとして活動しています。
今回は、伊沢拓司さんの高校時代の話。
このページでは、
「伊沢拓司の高校時代が地味すぎる」
「高校時代は劣等生?数学のテストで0点も!?」
「伊沢拓司が天才になった理由は?」などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
目次
伊沢拓司の高校時代が地味すぎる
伊沢拓司の高校時代が地味すぎる
かつての伊沢拓司さんの印象は、
いかにも高校生クイズ大会に出場している男子という感じでした。
中学生時代に伊沢拓司さんは、
フットサル部からクイズ研究部に転向。
そこから、伊沢拓司さんのクイズ人生は始まります。
第18回高校生オープンで、
伊沢拓司さんは史上初となる中学生(当時中学3年生)での優勝。
高校1年生のとき、
日本テレビのクイズ番組『全国高等学校クイズ選手権』の第30回大会に出場。
(メンバー:田村正資さん、大場悠太郎さん、伊沢拓司さん)
開成高校を初優勝へと導いています。
開成のクイズ研究部は「高校生クイズ」で史上初の3連覇を達成し、
そのうち伊沢拓司さんは初優勝と2連覇に貢献しました。
初優勝したときの部長・田村正資さんはイケメンと話題になり、
今となっては伊沢拓司さんは超地味と比較されてしまいます。
大人になった伊沢拓司さんと田村正資さんは、
こんな感じ。
伊沢拓司の学歴
伊沢拓司さんは、
東京都千代田区にある私立『暁星(ぎょうせい)小学校』を卒業しています。
ルーツは、パリのカトリック修道会。
幼小中高一貫教育が実施されている学校です。
ここまでですでに、
両親の教育意識の高さを感じますね。
中学・高校は、
多くの東大合格者を出している『開成中学校・高等学校』に進学。
東京大学では、経済学部を専攻。
東大の大学院では、農学部で農業経済を研究。
(農学生命科学研究科農業・資源経済学専攻修士課程を中退)
TBSの『東大王』のレギュラー放送第1回で優勝したとき伊沢拓司さんは、
東大の大学院生でした。
伊沢拓司の高校時代は劣等生?数学のテストで0点も!?
伊沢拓司の高校時代は劣等生?
クイズ漬けで400人中で300番まで成績は下がった?
「朝日新聞EduA」のインタビュー記事で、
開成高校時代の成績について、
伊沢拓司さんは次のように答えていました。
- 校内模試で400人中、高2の終わりには300番くらいまで落ちた。
- 最初の2年間は、ほんとうにクイズ漬けの日々でした。
そのクイズ漬けの程度は、どれほどのものだったのでしょうか?
「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)では、
伊沢拓司さんは「開成クイズ研究部」の様子を振り返っています。
- 部活は2~3時間が週3~4回。
- それ以上やりたい人は際限なくクイズをやっている。
伊沢拓司さん自身は、
- 午後3時に帰宅したら、クイズの問題集を読む。
- 友達とスカイプを利用してクイズをする。
- クイズの問題をエクセルにまとめる。
- 夜中の3時までクイズの勉強をしていた。
- 授業中も教科書に隠してクイズの問題集を読んでいた。
という生活で、
クイズ大会のために、1日12時間のクイズ漬けだったそうです。
クイズと勉強の「両立」はできなかった
伊沢拓司さんは、
自分はクイズと勉強の「両立」はできなかったとも話しています。
しかし全員がそうなのではなく、
両方をやりつつ、共通点から法則性を掴んでいけるタイプもいると分析もしていました。
伊沢拓司さんは、
高2の3月までは勉強することへの抵抗感をなくしていく期間で、
結果的にクイズで得た方法論を勉強に生かしたそうです。
数学のテストで0点も!?
数学のテストで0点を取ってしまった話は、
伊沢拓司さんにとっては欠かせないエピソードです。
NHKのラジオ番組『お勉強ラボ』では、
「クイズプレーヤー伊沢拓司・数学0点から東大への勉強術」というテーマで放送。
2020年8月15日放送の『メレンゲの気持ち』に伊沢拓司さんが出演して、
で数学0点のエピソードを語ったときには、
すぐにネットニュースになりました。
『メレンゲの気持ち』のトークの流れは、
MCの久本雅美さんから「苦手な科目とかなかったの?」と質問から展開。
「数学が苦手で……」と返答したあと伊沢拓司さんは、
「東大に入るちょうど1年前に東大の受験問題が解ける模試があるんです」と続けて、
「それで0点で」とカミングアウトしていました。
しかし「0点を取ったこと」がきっかけになって、
中学生の範囲から数学をやり直して、なんとか合格できたそうです。
伊沢拓司が天才になった理由は?
伊沢拓司が天才になった理由は?
原点は小学生時代
「挑戦を恐れない気持ちは、今の自分につながっている気がします」
そのように伊沢拓司さんが話すのは、
私立の「暁星小学校(東京都千代田区)」時代の6年間。
最初は、立教小学校を受験したそうです。
しかし落ちてしまったため、
伊沢拓司さんはカソリック系の暁星小学校に入学することになります。
道徳を重んじる暁星小学校では、
- 「上手に絵が描けた」
- 「教室の本棚を自主的に整理した」
- 「学校で飼っている生き物の世話をした」
などのように、
良いところを評価された生徒は、
名前と花丸が黒板に書かれたそうです。
みんなが、
いろんなことに挑戦しようという気持ちが芽生えていたと、
伊沢拓司さんは明かしています。
受験のタイミングでクイズから離れた
高校2年生の3月まではクイズ漬だった伊沢拓司さんも、
受験のタイミングでクイズから離れたそうです。
クイズで後輩に負けることが多くなっていたこともあり、
辛くなってきた時期でもあったと伊沢拓司さんは明かしています。
結果的に、クイズから離れてよかったと振り返っていました。
受験生のときは22時以降の勉強をしなかった
受験生として勉強に専念するようになってからは、
「22時以降の勉強をやめた」と伊沢拓司さんは言っています。
「今日はここまでに必ずやりきるぞ」と、
目標を決めて勉強するスタイルにしたそうです。
伊沢式・暗記法
伊沢式・暗記法のミクロ暗記では、
英単語や漢字など細かい部分まで覚えてないと点数にならないものは、
一日に何度も反復して覚えることを徹底。
世界史の流れや数学の解法などが分かっていれば得点になるので、
電車に乗っているときに考えながら習得していくマクロ暗記。
伊沢拓司さんは、勉強法を分類していたそうです。
林修先生との出会い
伊沢拓司さんの大学受験の先生は、
東進ハイスクールの林修先生。
数学では当然のようにある公式や解き方のように、
現代文(国語)においても応用が利く、公式的な解法を教えてくれた。
と明かす伊沢拓司さんは、
「この人に付いていけば大丈夫だ」というのは確信があったそうです。
まとめ
伊沢拓司さんにとっては、
最終的には林修先生との出会いが大きかったようです。
クイズプレーヤーとして、
学ぶことの楽しさを広める活動している伊沢拓司さんのチャレンジは続いています。