2020年4月26日に放送された「さんまの転職DE転職」にて、
イラスト画家のYUNOKIさんの作品が無断で使用された事件がありました。
YUNOKIさんの作品を無断で番組に応募したのは、45歳の「石田ゆきの」という方。
「ゆきの」と「YUNOKI」が似ているため、イタズラの説が出ています。
では、石田ゆきのさんは誰なのか、顔画像があるのかを調査していきます。
目次
石田ゆきの45歳がYUNOKIの作品を無断使用?
「石田ゆきの45歳」は誰なのか、
その前にまず「無断使用騒動」について振り返りたいと思います。
「石田ゆきの」がYUNOKIの作品を無断使用
事件が起きたのは、2020年4月26日。
この日、スペシャル番組「さんまの転職DE転職」が放送され、
『番組に応募された美術品を明石家さんまがセレクトし、明石家画廊で販売』という企画が行われました。
多くの応募者の中、さんまさんの目に止まったのは1枚のイラスト。
メガネをかけた男性がたばこをふかしているイラストで、
作者は「石田ゆきの 45歳」となっていました。

放送されたイラストとYUNOKIさんの作品がそっくりだったのです。
実際のYUNOKIさんの作品はこちら。
煙草男子🚬#過去絵を投げて絵を描いた気になろうキャンペーン pic.twitter.com/5DR0gRx1pl
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) September 1, 2019
これは完全に「石田ゆきの」という方がYUNOKIさんの作品を使っていますね。
- 大阪芸術大学デザイン学科卒業後、デザイナーとして就職。
- 2009年に独立し、フリーランスのデザイナーに。
- 大学非常勤講師としてmacを使ったデザイン指導をしている。
- 2013年からイラストのイベントに参加。
この騒動はいよいよ裁判へ
この騒動からもうすぐ1年経ちますが、
まだYUNOKIさんとテレビ局側は和解しておらず、裁判に持ち越す予定です。
和解していない理由は、
日本テレビ側はYUNOKIさんの作品を無断使用した件について、
「間違いと訂正する約束をしなかった」からだそうです。
和解が出来なかった1番の理由は、日本テレビ側が番組で私の作品を「石田ゆきの45歳」の作品として紹介した事を「間違いだったと訂正する約束をしなかった」ためです。私はこの間違いを無かった事にされるのはどう考えても納得いきません(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
弁護士さんに色々調べて頂いた所、この番組は全国放送なので平均視聴者数が1111万8000人、最大到達人数が3807万7000人にも上る為、ツイッターで有難くも2万弱RTして頂いたのに、未だに私の作品を「石田ゆきの45歳」の作品と認識したままの視聴者の方がずっと多い状態です(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
また、ツイッターを見ていない視聴者については、私がこれからツイッターでどれだけ主張してもその誤解が解ける事はありません。これは日本テレビ側が責任を持って訂正すべきと思うのはおかしい事なのでしょうか?(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
テレビ局側の態度についても言及しています。
私事ですが、仕事と育児で元々戦う様な余力はありません…何故こんな事になったのか、日本テレビ側もあの作品が私の作品だと認めているにも関わらず、どうして「間違いを訂正する」と約束出来ないのか、さっぱり分かりません。しかも争う姿勢の相手方の態度にメンタル削られ続けています(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
YUNOKIさんはこれからも同じようなことが起こらないように、裁判で戦うそうです。
しかし、この件は絵を描く人に関わらず、表現する全ての人に起こる可能性があり、この裁判は「作り手が作品を盗まれた上に、テレビ局という大手メディアに権利を侵害された場合」に「裁判でどの様な判断が下るのか」の1つの指標になるかも知れません。私も絵描きの端くれとして最後まで戦います(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
ネットで話題のものをテレビで紹介する事もある昨今、放送する側がオリジナルの作り手の権利を守らないとなれば、普通に考えてその様な放送局はどんな作り手からも信用されなくなると思うのです。しかも今回の#明石家さんまの転職DE天職 は作り手を発掘して応援する番組だったはずでは…(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
最後に、いつも私の絵を見て下さる皆様、いつも素晴らしい表現を見せて下さる皆様、願わくはこの裁判の行方を見守っていて下さい。頑張ります。
(裁判は第1回期日が大阪地裁で2月19日に行われ、次回は準備手続で4月8日の予定です)
長文連投を読んで頂き、ありがとうございました。
YUNOKI
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
なぜテレビ局側は間違いを訂正しないのかは、確かに謎ですよね。
非常に注目される裁判なので、結果についてまた追記したいと思います。
石田ゆきの45歳は誰?顔画像は?
では、石田ゆきのさんは誰でしょうか?
実は、未だに特定されておらず、顔画像ももちろんありません。
もはや、実在しない人物では?という声があります。
石田ゆきのって人が実在しない人って事か?
— 厘 (@2g_haco) February 26, 2021
石田ゆきのって実在するのか?本当に絵が上手いと思われたくてとか、構って欲しくてやったのか、ただの愉快犯なのか…。やった奴が1番悪いに決まってるけど、テレビを作る側もプロとして調査はちゃんとするべきだったと私は思う。
何にせよこんな事は許されてはいけない。— 64@5ランクの肉を所望する (@roxy_6) April 26, 2020
たしかに、もし実在する人物ならば、
テレビ局側は責任を「石田ゆきの」に転嫁することができますし、
テレビ局側は謝れば済む話ですよね。
しかし、未だに和解しないということは、
やはり「石田ゆきの」は実在しないかもしれませんね。
そこで、「石田ゆきの」について2つの説があります。
- 番組スタッフが無断に使用した説
- YUNOKIの熱狂的ファンによるイタズラ
絵師のYUNOKIさんの件、
テレビ局が架空の人物作ってた説あるけど、名前考える時にYUNOKI
↓
YUKINO
↓
ゆきのって考えで作ってたらどうしよ
— らいな♂ (@gorira8528) February 26, 2021
YUNOKI様の作品…ゆきの…YUKINO…もしや存在しない人物でテレビ側の捏造…?
— ふじ (@Fuji_K_SH) February 26, 2021
しかし、コンプライアンスは厳しい世の中なので、
さすがに番組スタッフが無断に使用したという説は考えにくいと思います。
では、熱狂的ファンによるイタズラでしょうか?
YUNOKIの熱狂的ファンのイタズラ?
石田ゆきの…YUKINO…YUNOKI…
こんな単純なアナグラム、転載者もイタズラか嫌がらせ目的やったのかしら(たまたまかもしらんが)
その軽率な行動でこれから痛い目見て後悔すればよろし https://t.co/yHvvd79oX5— 真魅 (@MAMi_nco) April 27, 2020
もしかしたら、YUKINOさんの絵をもっと多くの人に知ってほしくて、
YUKINOさんを慕ってる人が無断で似た名前で応募したのかもしれませんね。
そして、その人はまさかこんなに大事になると思わなかったのかもしれませんね。
しかし、これもあくまで憶測なので、裁判の結果に期待しましょう。
まとめ
石田ゆきの45歳は実在しない人物の可能性が高いと思います。
裁判の結果が出たら追記していきます。