2022年2月1日、作家で元東京都知事の
石原慎太郎さんが亡くなりました。
89歳でした。
死因はなんでしょうか?
膵臓がんなど癌の噂がありますが、本当でしょうか?
目次
石原慎太郎の死因は膵臓がん?

石原慎太郎のwikiプロフィール
- 名前:石原慎太郎(いしはら しんたろう)
- 生年月日:1932年9月30日
- 出生地:兵庫県神戸市須磨区
- 没年月日:2022年2月1日(89歳没)
- 出身校:一橋大学法学部卒業
- 配偶者:石原典子
- 子供:長男・石原伸晃、次男・石原良純、三男・石原宏高、四男・石原延啓
- 親族:父・石原潔、母・石原光子、弟・石原裕次郎、義妹・石原まき子、嫁・石原里紗
石原慎太郎さんは一橋大学在学中に、
夏の海辺を舞台に描いた小説「太陽の季節」で芥川賞を受賞しました。
小説が映画化された際には、
弟の石原裕次郎さんを俳優としてデビューさせ、
大スター誕生のきっかけを作りました。

その後も作家として数々の小説を執筆し、
裕次郎さんを題材にした「弟」は、ミリオンセラーになりました。

1968年に参議院議員に初当選。
1972年には衆議院議員に転じました。
福田赳夫内閣で環境庁長官を務め、
竹下内閣では運輸大臣を務め、1995年に議員を辞職。
その後の1999年には東京都知事選に出馬。
13年あまりの都知事在任中は、東京都の財政健全化や
排ガス規制などの環境対策に力を入れ、
東京マラソンを国際的なイベントに育てました。
石原さんは2012年、都知事を辞職して
2年ほどで引退し、その後作家として活動を続けていました。
石原慎太郎の死因は膵臓がん?
石原慎太郎さんの死因はまだ公表していませんが、
がんの可能性が高いと思われます。
また、近年は脳梗塞にも患っていました。
石原慎太郎の膵臓がん
石原慎太郎さんが膵臓がんだとわかったのは、
2020年1月頃。
“沈黙の臓器”と呼ばれる膵臓にできるがんであるため、一般的には発見が遅くなりがちで、国立がん研究センターの統計によると、5年生存率は8・9%とあらゆるがんの中でもっとも低い(「部位別5年相対生存率」男性 2009年~2011年診断例)。
膵臓がんは発見するのが遅いから難治だと言われていますが、
石原慎太郎さんの場合は早期発見でした。
石原慎太郎さんは前立腺の治療でかかりつけ医がいて、
その医師に夜間頻尿を相談すると、
医師はエコーで腎臓を検査したといいます。
そしてその画像を診て膵臓の近くの影を指摘。
それを受けて石原さんが別の病院で
膵臓の検査をしたところ、早期の膵臓がんが見つかっています。
膵臓がんの大きさが2センチのステージ1で早期発見できています。
しかし、膵臓がんを見つけたときは既に88歳。
早期発見の膵臓がんは「切除」を推奨しているそうですが、
80歳以上の患者はそうでもないようです。
膵癌診療ガイドラインによると、
80歳以上の高齢者膵癌に対して外科的治療は推奨されるか?本人が外科的治療を希望し,全身状態が許せば,80歳以上の高齢者膵癌に対して外科的治療を行うことを提案する。しかしながら,推奨を行うためのエビデンスに乏しいデータしかなく,今後の研究の結果がまたれる。[推奨の強さ:弱い,エビデンスの確実性(強さ):D(非常に弱い)]
だそうです。

そもそも高齢者は若者より心肺機能が衰えていて、
手術後に肺炎や心不全、脳卒中といった合併症を起こす可能性が高いです。
石原慎太郎さんどんな治療法を選んだのか不明ですが、
2021年10月に膵臓がんが再発したそうです。
ちなみに2020年6月頃、スポニチが
「石原慎太郎のガン完治」という記事を出しました。

現在は記事が削除されています。
石原慎太郎の脳梗塞
石原慎太郎さんは2014年頃、脳梗塞でも入院したことがあります。
早期発見だったため、利き手の左手だけは麻痺したものの、
言葉は明瞭に話せたし、すぐに歩くこともできました。
しかし梗塞を起こした場所が記憶を司る海馬の近くであったため、
一時は文字をすべて忘れてしまったそうです。
その後、文字の記憶が蘇ったのちも、
左手に麻痺が残り、字をうまく書けないという時期も続いたそうです。
結論として、
石原慎太郎さんの死因は脳梗塞よりも、
膵臓がんの再発が原因でした。
石原慎太郎の病院はどこ?

石原慎太郎さんが入院していた病院は公表されていません。
そこでTwitterで目撃情報を調査してみました。
石原さん亡くなったのか。
10年前に広尾病院で見かけた時
既に足が大分悪そうだったな。
僕は正直好きでは無かったけれど
亡くなられたと聞くと淋しく感じます。
きっと尊敬できる部分も感じてたのかな。
安倍さんでは絶対そうならない(笑)
謹んでお悔やみ申し上げます。#石原慎太郎 #Nスタ #イット— Yoshiki (@Verahea_0723) February 1, 2022
目撃情報は広尾病院しかありませんでした。

広尾病院は東京都渋谷区恵比寿にある病院で、
東京都(病院経営本部)が運営しています。
都立病院の中では災害医療センターとして位置づけられており、
国立病院機構災害医療センター(立川市)とともに
東京都の基幹災害医療センターとなっています。
東京都が発足させた東京DMAT(東京都災害医療派遣チーム)の
指定病院ともなっています。
個人的に都内の大学病院では?と想像していましたが、
広尾病院の可能性も否定できないですね。
石原慎太郎の弟・裕次郎は肝がん!実は癌家系?

石原慎太郎さんの弟・裕次郎さんは俳優として有名ですよね。
日活のスターとして90作以上に出て、
一方で歌手としても、ミリオンセラーを含め、
多くのヒット曲を持っています。
実はこれまで何回もガンに罹っています。
44歳の時、舌下に栗粒大の腫れ物ができ、
腫瘍の除去手術を受けたそうです。
舌癌(ぜつがん)だったという。

また、石原裕次郎さんの場合、
晩年はそれまでの暴飲暴食や過度なストレスがたたってか、
がんを発症する以前にも、さまざまな病気を患い、
入退院を繰り返していました。
そして、47歳で解離性大動脈瘤の大手術を受け、
奇跡の生還を遂げるも、52歳で肝細胞ガンでなくなりました。
50代で亡くなるのは若いですよね。
実は、石原慎太郎さんと石原裕次郎さんの父親も50代で亡くなっています。
父親は警察官だったようで、中学を中退して働くなど、
壮絶な生い立ちだったそうです。
そんな父親の死因はガンではありませんが、
もともと高血圧だったこともあり、
働き盛りの51歳で脳溢血により亡くなってしまいました。
「癌家系」とは、
血縁者に同じがんの罹患が多い、
また一人が何度もがんに罹患するなどが挙げられます。
石原慎太郎さんの場合は、がんが死因なのが
本人と弟の裕次郎さんです。
しかし、ガンの種類がちがうので、癌家系ではないでしょう。
まとめ
石原慎太郎さんの死因を調査しました。
死因は膵臓がんの再発であることがわかりました。
また、入院していた病院は特定できませんでしたが、広尾病院の可能性は否定できないですね。