言わずと知れた人気アーティストSEKAI NO OWARI(セカオワ)。
ボーカル・深瀬慧(ふかせ さとし)さんが精神の病気だったことが話題になっています。
ADHDやパニック障害を患っているとの噂です。
では、深瀬さんの病気について調べてみました。
目次
セカオワ深瀬の病気はADHDとパニック障害?病気のきっかけは?
深瀬さんの病気はADHD(発達障害)とパニック障害だったことが明らかになっています。
自身のTwitterでも病気についてツイートしています。
なので基本的に自分がADHDの話をする時は何かが出来る、所謂長所として、特技として自己PRとして話す事を当時は心掛けていました。もちろん、難しい事ですし、ひけらかすことに違和感を感じる方もいます。でもそのさじ加減は誰にでもある人間関係の範疇だとも思います。
— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) April 14, 2020
また、インタビューでも病気について触れています。
「アメリカンスクールに1年間通った後に2年間の予定でNYに留学するんですけど、まあちょっと、精神的な不安定もあったのか、パニックになって帰ってきちゃって。そこで精神病院に入院して……」
bounce 引用
では、ADHD、パニック障害とはどのような病気なのでしょうか?
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)といった症状がある発達障害のことです。
自分をコントロールすることが難しく、年齢に合わない行動が仕事や学業、日常のコミュニケーションに支障をきたすことがあると言われています。
ADHDは普通の会社員の仕事ではかなり苦労するそうですが、
芸術や音楽で才能を発揮することもあるようです。
パニック障害は思いがけない時に、突然息が切れ、動悸を引き起こしてしまう症状が出る病気です。
この発作が繰り返されるうちに発作に襲われることに対する不安感が生じ、
人混みに行くことを恐れるなど毎日の生活に支障をきたすようになるそうです。
星野源さんなどパニック障害になった経験がある芸能人は多いようです。
セカオワ深瀬が病気になったきっかけは?
深瀬さんは小中高生のころ、喧嘩っ早かったそうです。
中学のころは集団リンチにあってしまい、不登校にまでなってしまったそうです。
高校へも進学しますが、1年で中退。
ADHDと診断されたのは後のことだそうですが、その影響が伺えるようです。
病気に気づかず、とてもつらい思いをされたことでしょう。
次に日本でアメリカンスクールに1年通い、アメリカ留学の機会もありましたが、
2週間でパニック障害を起こし、帰国したそうです。
その時の症状はひどいもので精神病院に入院するに至ったそうです。
それほどのパニック障害を引き起こしたきっかけが、
セカオワメンバーの藤崎沙織さんが帰国したことだったという噂があります。
しかし、これはセカオワ深瀬さんの口から語られていないので、
真相はわかりません。
セカオワ深瀬の病気は完治した?
音楽活動が順調な深瀬さん。
「現在は病気はどうなの?」「完治したの?」と気になる方も多いでしょう。
調べてみるとADHDは先天的なものなので完治するのは難しく、
根気良く付き合う必要があるようです。
ツイッターで深瀬さんご自身は以下のように述べています。
あくまで、自分はですが、自分は自身がADHDであることを何かが出来ない時には使わないようにしています。やはりそれを引き合いに出すと顔をしかめる方もいらっしゃいますし、実際不平等に感じる人も少なくありません。なので、
— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) April 14, 2020
深瀬さんは病気が完治してないことを認めつつ、
それを表に出すことなく受け入れているようです。
このツイートからADHDを表に出すといい顔をされないことがわかりますね。
精神的な病気は以前よりは理解されつつあるようですが、
まだ好意的ではない見方があるようです。
セカオワの歌の中にはメッセージ性の強いものも多いです。
たとえば、
セカオワは名曲の中の名曲、Youtubeでの再生回数が1億回を突破している
「RPG」の歌詞を改めて見てみるといかがでしょうか。
大切な何かが壊れたあの夜に
僕は君を探して一人で歩いていた
あの日から僕らは一人で海を目指す
「約束のあの場所で必ずまた逢おう。」と
「世間」という悪魔に惑わされないで
自分だけが決めた「答」を思い出して
出典: RPG/作詞:Saori/Fukase 作曲:Fukase
自らが苦しんだからこそ前向きな思いが込められているのかもしれませんね。
セカオワ深瀬の精神病院の閉鎖病棟でのエピソードがヤバい!
昨年2020年に10周年を迎え、
深瀬さんは自身のインスタグラムで、
ファンへの感謝を述べつつ、過去を振り返る投稿をしています。
10代の頃に精神病院の閉鎖病棟に入院した時の壮絶なエピソードを語っています。
『保護室という監視カメラの前で糞尿を垂れ流さなければいけない部屋に自分がいた時、1番辛かったのは時計が無い事だった。何日閉じ込められているか分からない。寝て起きた空が朝焼けなのか夕焼けなのか分からない。前進しない毎日が繋がっていくのが怖かった。屈強な医者にズボンを脱がされて尻に筋肉麻酔を打たれて床に沈んだ時、自分は社会からドロップアウトしたんだと確信した』
インスタ 引用
まさにグループ名の『世界の終わり』を感じさせるエピソードです。
一般的に閉鎖病棟へ入院するのは重度の精神疾患を抱えている患者です。
そのままにしておいては自殺する危険があるような状態の患者でなければ、
閉鎖病棟に入ることはありません。
そんなどん底の生活をしていたとき、
深瀬さんは「世界の終わりだな」と思ったそうです。
そして少し立ち直り、
「自分に残されたものはもう音楽と仲間だけだ。終わりから始めよう。」
という思いを込めて、
「世界の終わり」というバンド名で活動を始めたのです。
こんなつらい過去があるからこそ、セカオワが生み出されたのですね。
まとめ
深瀬さんの病気について知ることで、セカオワの見方が変わった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今後も深瀬さんを中心にセカオワが活躍して、みなさんに素敵な歌を届けてくれることを期待しています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。