2021年5月19日、星野源さんと新垣結衣さんがご結婚を発表しました。
人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』SPでの再会をきっかけに
交際が始まったそうです。
『逃げ恥』と略され大人気だったこのドラマ。
二人が本当に結ばれればいいのに、と願っていたファンも多く、
それがみごと実現し、祝福の声が多く寄せられています。
そんな星野源さんですが、過去に4つの病気を抱えていたことがわかっています。
どんな病気なのか、再発の可能性やエピソードを調べてみました。
目次
星野源の病気4つ!原因は?
病気(1)くも膜下出血
星野源さんがくも膜下出血を患ったのは2012年12月。
当時、レコーディング中に頭に痛みが走ったのですが、
とりあえず頭痛薬でしのごうとしたそうです。
しかし、レコーディング終了時に、
めまいと、棒で殴られているような激しい痛みに、
立っていることもできなくなり、
救急搬送されました。
「スタッフと拍手をしていた時に視界がぐにゃっと曲がった」
と後に語っています。
12月の忘年会シーズンに重なったうえに、
深夜の日曜日だったため、
緊急で受け入れてくれる脳外科の病院がなく、
救急車内で20分ほど耐え抜いたそうです。
一度は退院したものの、
2013年6月の定期検査で異常が見つかり再び入院。
原因はいろいろありますが、
星野さんの場合は、仕事が多忙で不規則なため、
そのストレスではないかと考えられています。
その時は「過密なスケジュールが当たり前だった」と後に語っています。
病気(2)耳介血腫
星野源さんが耳介血腫を患ったのは2019年。
ニューヨーク公演の帰りの飛行機の中で「急になった」という。
別名「餃子耳」といい、柔道やラグビーの選手がなりやすく、
軟骨と肌の組織の間に水が入ってしまうという症状です。
痛みと耳の内側の違和感を覚え、病院に行くと、
注射器で患部の液体を吸い出す治療を受けたそうです。
しかし、原因はわかっていません。
病気(3)パニック障害
星野源さんは小学生の頃にパニック障害を患いました。
小学生の時、おもらしをしてしまったことが原因で、
からかわれるようになり、それがいじめへと発展。
いじめがきっかけで、
星野源さんはパニック障害の症状が出るようになりました。
また同時に不安神経症も引き起こしていたようです。
精神安定剤が欠かせない生活が長引き、高校に進学してもその症状は治らず、
学校に行けなくなり、家の外にも出られなくなってしまったそうです。
「当時の自分は完全に絶望していて、俺はこれから完全に狂ってしまうんだ」
と思っていたそうです。
モニカ病
「モニカ病」は星野さんが命名したもので、
「突発性肛門痛」が正式な病名だそうです。
原因はわかっておらず、一部の専門医の間では、
仕事のプレッシャーやストレスから肛門に激痛が走るのではないかと言われています。
その痛みに耐えている姿が、
『モニカ』を歌っている吉川晃司さんの姿に似ていることから、
星野さんはモニカ病と呼んでいるそうです。
星野源の闘病エピソードが壮絶!
4つの病気の中で、
くも膜下出血は、星野さんに大変な闘病生活を強いました。
テレビ番組『情熱大陸』の中で、
点滴を受けながら横たわっている映像や、
開頭手術の縫い目が残る頭の写真が放送され、
闘病生活の凄まじさが生々しく映し出されました。
「24時間、不眠不休で神経過敏と痛みに耐えていました。これが3日間続きました」
「集中治療室で『動いちゃダメです』って言われて。天井だけ見つめてじっとしてると、自意識で爆発しそうになるんですよ。自分がどうなっちゃうんだとか、今までこうしてたからこれがいけなかったのかなとか」
「できることならすぐにベッドの上にある窓から飛び降りて死んでしまいたい!こんな拷問はもうたくさんだと思っていた」
と後に彼は語っています。
星野さんは長い闘病生活の中で、辛いこともたくさんあったが、
面白いこともたくさんあったと振り返っていらっしゃいます。
星野源の病気は完治?再発の可能性は?
くも膜下出血
くも膜下出血は、二度目の入院で一年ほどの闘病をした末、
ついに医者から完治を告げられました。
幸いなことに後遺症もありませんでした。
耳介血腫
耳介血腫は、医師に
「麻酔をする注射も吸い取る注射もどっちも痛いので麻酔なしでやりますか?」
と言われ、麻酔なしを選択したところ、
耳に太い注射を刺されて、激痛を伴ったそうです。
しかし、それでキレイに耳の中の液体が抜けたそうです。
一度なると癖になるそうなので、
「またなるかもしれないんで、またなったら来てくださいね」
と、医師にも言われたといいます。
パニック障害
パニック障害と不安神経症から立ち直ったきっかけは、
なんと、クレイジーキャッツの『だまって俺について来い』を聴いたことだといいます。
「そのうちなんとかなるだろう」という歌詞が、
自分にとっては物凄い命綱のように感じられ、救われたといいます。
「自分も誰かにそういうことを思ってもらえたらいいなと思う」と、
先述の『情熱大陸』の中で話していらっしゃいました。
モニカ病
モニカ病こと突発性肛門痛は、
医学的にも原因がわかっていないため、治療方法もなく、
星野さんはまたそのうち、モニカを踊る日が来るかもしれません。
まとめ
くも膜下出血やパニック障害を奇跡的に克服し、
見事に成功と幸せを手に入れた星野源さん。
星野さんの存在は、今、引き込もって悩んでいる誰かの命綱に
きっとなると信じてやみません。