過去の映画「ヘドローバ」の暴力演出が問題視され、
今夏公開予定の映画『激怒』のクレジットを外されてしまった
小林勇貴監督についてお届けいたします!
では、小林勇貴監督のプロフィール、
元不良で暴力が日常茶飯事の噂を調査していきます。
目次
【ヘドローバ】小林勇貴監督のプロフィール!

- 名前:小林勇貴(こばやしゆうき)
- 生年月日:1990年9月30日
- 出身地:静岡県富士宮市
- 血液型:A型
- 出身校:東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科
- 職業:映画監督
- 代表作:「全員死刑」「孤高の遠吠」「ヘドローバ」
小林勇貴監督は静岡県富士宮市で生まれ、2022年現在31歳です。
東京のデザイン専門学校を卒業後広告制作会社に就職しましたが、
周囲の薦めなどによって自主映画を作り始めました。
その後2014年「Super Tandem」にて、
PFFアワードコンペティション部門を受賞。
2015年には本物の不良たちをキャストに起用し、
静岡県富士宮市で実際に起きた事件の数々をもとに映画化した「孤高の遠吠」を制作。
2016年にゆうばり国際ファンタクティック映画祭に出品されました。
2017年は間宮祥太朗さんが主演した「全員死刑」で商業作品デビューしました。
そして同じく2017年、
現在、子役への暴力シーンが物議を醸している「ヘドローバ」が発表されました。
そこから映画の他にドラマやミュージックビデオなど監督や脚本として参加しました。
受賞歴は以下になります。
- 第36回PFFアワードコンペティション部門受賞(Super Tandem)
- カナザワ映画祭賞受賞、TAMA NEW WAVEある視点入選(Night Safari)
- ゆうばり国際ファンタスティク映画祭2016 オフシアター・コンペティション部門グランプリ(孤高の遠吠)
小林勇貴は元不良?暴力は日常茶飯事?

小林監督の地元エピソードとして、
映画に負けないぐらいの過激なエピソードがあります。
①仕掛けの森
小林監督の地元には「仕掛けの森」と呼ばれる森があったそうです。
名前を聞くだけなら謎解き的なアスレチック的な森なのかと思いきや
実は全く違った“仕掛け”でした。
なんと地元の不良がリンチを“仕掛け”る時に使う場所だったそう。
中学生の時、いつも竹刀を持っている“メガトン先輩”という不良がいたんですが、僕の友達がそのメガトン先輩に拉致されて、『仕掛けの森』でリンチされましたね。そこでリンチが行われすぎて、その辺りだけ草木が生えなくなったんですよ。リンチの最中に人をひきずったりするからで、野球部が練習前に運動場にかけるローラーみたいなものですね。それを人間でやるわけです。獣道ならぬヒト道ができていた。
引用:現代ビジネスプレミアム
・・・恐ろしすぎます。
「仕掛けの森」は、小林勇貴監督にとっては日常の風景だったみたいですね。
ちなみに「仕掛けの森」は静岡県富士宮市のどこかにあるようです。
②学校で「銃撃戦があるかもしれないから近寄らないでねリスト」が配られた
小林監督が中学生の時に
ある団体の間でトラブルが起きて、
学校のホームルームで“銃撃戦があるかもしれないから近寄らないでねリスト”が配られたそう。
静岡県富士宮市は前は、
山口組系の反社会勢力の拠点もあったそうで、
日本では珍しい“銃撃戦”ですから、おそらくそちら関係ではないかと推測できますね。
③15歳で刺青
今はタトゥーに対して理解を示す環境になってきていますが、
15歳でタトゥーを入れたり、
小林勇貴監督のまわりで普通だったらしいです。
弟は暴走族に入っていたんで、よく不良もたむろしてましたね。弟は離れに住んでいたので、15歳で刺青(スミ)入れてるヤツとかがそこによく出入りしていました。七輪でトカゲを焼こうとしてるヤツもいました。
引用:現代ビジネスプレミアム
個人的には一概に批判するような意見は持ってませんが、
やはりファッションタトゥーではなく、
“刺青”を目の当たりにすると気持ちが構えてしまうのは事実ですので、
なかなか強烈な地域だったのだな・・・と思います。
他にも、
- 小学生の時にラーメン屋の主人に原付の運転を教えてもらったり
- 敬語を使わないと竹刀でボコボコに叩くメガトン先輩の恐怖てあったり
- 授業中に「コービー・ブライアント!」と叫びながら隣の席の人を殴る友達がいたり
濃度濃いめなエピソードがわんさかありました。
小林監督の地元は静岡県富士宮市出身で工場が多い地域だったようで、
前述したように反社の組織があったり、
全体的に治安があまり良くない地域だったそうで、
こういうエピソードが当たり前のそうゆう土地柄だったみたいですね。
詳しく気になる方は、
小林監督の自伝「実録・不良映画術」を読んでみてください。
小林勇貴の代表作は暴力モノが多い?

小林監督の代表作はアングラな作品が多く、
犯罪や事件、暴力が出てくることが多くあります。
ヘドローバ
問題になっている「ヘドローバ」では、
子役に対しての暴力シーンが物議されています。
YouTubeに上がったヘドローバのメイキングで
子役が何度も殴られて嘔吐する撮影シーンに
演技や演出を超えた暴力、許せないなどの憤りの声が多く上がっています。


「激怒」
今夏公開予定の映画『激怒』でも
小林監督は原案を担当していたそうですが
「ヘドローバ」が原因でクレジットから消されることが発表されました。

『激怒』のプロデューサーの森田一人さんは
『ヘドローバ』での子役への暴力の演出を
「まったくもって言語道断であり、容認できようはずもありません」
とコメントしていたそうです。
私もチラッとみましたが平々凡々に暮らしてきた私には
刺激が強く辛くて最後まで見ることができませんでした。
しかし他の作品では流石にアングラな雰囲気はあれど、
暴力的な表現は控えめみたいです。
ミュージックビデオを担当した
NGT48の「春はどこからくるのか?」では癖は強めです。
しかし、曲の疾走感を表現をしつつ、
今までAKBグループでは感じたことのない色気が出ていたのかなと思いました。
まとめ
表現の自由はありますが、
暴力的な表現はデリケートではありますし、
コンプライアンスも厳しくなっていく上で演出は難しくなっていくと思います。
そこら辺のバランスの正解がこれからの世の中で確立していってくれることを願います。
