椎名林檎さんのグッズが炎上しています。
炎上理由はヘルプマークに激似だからです。
グッズをデザインしたデザイナーは誰でしょうか?
また炎上商法とも言われていますが、実際はどうでしょうか?
見ていきましょう。
目次
椎名林檎のグッズがヘルプマーク激似と話題!
椎名林檎のグッズがヘルプマーク激似と話題!
2022年11月末に発売される
椎名林檎さんのオフィシャルリミックスアルバム「百薬の長」。
その関連グッズが「ヘルプマーク」「赤十字マーク」に酷似していると、
Twitter上で批判の声が現れています。
椎名林檎のヘルプマーク類似グッズ、本当にダメだ。先日、電車通学してるらしき私立小学校の生徒さんが駅の階段でうずくまってて、ランドセルにヘルプマーク付いてたから直ぐ人が駆け寄ってた。あれは「助けが必要だ」という目印なんだよ、場合によっては命に関わる。
それをオモチャにしたらダメだ。— カッパーちゃん🌏 (@Copperchan1) October 8, 2022
椎名林檎の新しいグッズのデザイン、作ったデザイナーは制作中に「これまずいな」とは思わなかったのかな?そういうことって美大のデザイン科に通うと早い段階から叩き込まれるんだけど
— 洋子, 斧 (@walkinonthinice) October 8, 2022
パロディー的な手法でのアートワークは、椎名林檎がこれまでも度々やってきたことだけど、そこには越えてはいけない一線がある。未だ認知度が十分ではないヘルプマークを、混同されそうな「グッズ」にすることは、ヘルプマークを必要としている人たちから、本来の意味や目的を無効化して奪いかねない。
— おなか (@HNamachiri) October 7, 2022
どれだけ似ているのか、実際の画像を見ていきましょう!
左は椎名林檎さんのグッズ。
右側はヘルプマーク。
たしかにとても似ています!
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマークをつけているからこそ、
「この人は助けが必要だ!」とわかります。
しかし、激似のグッズをつけることによって、
本当に助けが必要な人が見落とされ、
助けてもらいたいのに、スルーされる可能性があります。
他のグッズも炎上
「百薬の長」にはグッズ3種が付属されます。
「UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤」があります。
そのグッズのうちの2種、
- アクリル・カードケース「諸々券ケース」
- マスクとマスクケースのセット「夢語りマスク」
には、それぞれ赤地に白い十字マーク、
白地に赤い十字マークがデザインされています。
日本赤十字社によれば、「赤い十字マーク」は、
戦争・紛争時の救護活動を行う際に用いられるもの。
その性質上、
「使用については赤十字社と法律等に基づいて認められている組織」
に限定されているとのこと。
アルバムのグッズに用いるのは法的に問題があるのではないか、
という指摘も現れています。
椎名林檎のグッズのデザイナーは誰?
結論からいうと、
デザイナーは誰なのかは特定されていません。
しかし、美術系大学では、
こういった倫理的観念は教わるそうですよ。
椎名林檎の新しいグッズのデザイン、作ったデザイナーは制作中に「これまずいな」とは思わなかったのかな?そういうことって美大のデザイン科に通うと早い段階から叩き込まれるんだけど
— 洋子, 斧 (@walkinonthinice) October 8, 2022
椎名林檎さんのグッズのデザイナーは、
基本的なことも知らないのでしょうか?
また、デザイナーだけではなく、
椎名林檎さん本人やディレクターの意向ではないか?
という意見もあります。
しかし椎名林檎関連のデザインで問題あるのは今回が初めてではないので、デザイナーではなくディレクターとかアーティスト本人の意向なのかな
— 洋子, 斧 (@walkinonthinice) October 8, 2022
たしかにグッズのデザインは、
必ずデザイナーより上の人の了承が必要なので、
椎名林檎さん自身、このデザインにOKを出した可能性が高いです。
また、椎名林檎さんは過去にも炎上していて、
炎上商法では?と言われています。
では、過去の炎上について見ていきましょう。
椎名林檎のグッズは炎上商法?過去にも旭日旗で炎上!
過去にも色々炎上している椎名林檎さん。
どんな炎上なのか、見ていきましょう。
旭日旗事件
2015年7月24日~26日に行われた
野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL ’15」に、
椎名林檎が出演しました。
同イベントにて椎名林檎が演奏中、
客席のファンたちが日の丸や旭日旗を振っていることに対して、
一部が不快感を露わにし、ネット上では様々な論争が巻き起こっていました。
現場にいたジャーナリストの津田大介さんがツイッターにて、
椎名林檎見に来たら前列の方に日の丸と旭日旗掲げて振ってるファンがいて驚いてるんだけど、昔はこんなじゃなかったので、ワールドカップのあの曲以降ファンがやってるパフォーマンスなのかな。 #fujirock
— 津田大介 (@tsuda) July 26, 2015
とツイートして注目が集まりました。
また他の観客も旭日旗が写ったライブ中の写真をネットにアップするなどして拡散。
それが多くの人の目に触れ、炎上へと繋がったようです。
椎名林檎さんはファンションのために旭日旗を取りいれたかもしれませんが、
旭日旗は戦争を想起させるものでもありますので、
一部の人から過剰に問題視されてしまいました。
ヒトラー事件
椎名林檎さんには、「ヒトラー」と名付けた愛車があります。
車種は1970年代製のメルセデス・ベンツ W114。
実はこの「ヒトラー」、
2000年にリリースされた椎名林檎のシングル「罪と罰」で、
まっぷたつにされているました。
「ヒトラー」は愛車でしたが、
『すぐ故障しちゃうし、使えないから切っちゃおう!』
ってなったそうです。
ただ、愛車をぶったぎられる瞬間を目の当たりにした林檎さんは涙し、
同曲が収められているPV集内の他曲PVにて、
ヒトラーの弔いの様子が収められているという。
この愛車に「ヒトラー」という名前をつけることも、
「悪趣味」と言われ、炎上になりました。
歴史上のヒトラーは残虐な独裁者であり、
ユダヤ人に対して大量虐殺を起こした人物です。
過去から、椎名林檎さんは倫理観が普通の人とズレているように思えます。
今回のヘルプマーク激似のグッズも、
もしかしたら椎名林檎さん本人の希望だったかもしれませんね。
まとめ
椎名林檎さんのグッズについて調査しました。
デザイナーは誰なのかがわかりませんでしたが、
椎名林檎さんの希望であった可能性は高いかもしれません。