現在参議院選挙真っ只中ですが、
中でも「NHK党」党首として何かと話題を提供してくれている立花孝志氏。
今回はそんな立花孝志氏にスポットをあて、
立花孝志は何者?プロフィールは?
立花孝志の頭がおかしいと言われる理由3つ!マツコに喧嘩売った?!
【立花孝志とマツコの騒動のその後】裁判はどうなった?
以上3つのテーマについて調べてみました。
どうぞ最後までお付き合いください。
目次
立花孝志は何者?プロフィールは?
立花孝志のプロフィール!内部告発で辞職へ
- 名前:立花 孝志 (たちばな たかし)
- 職業:政治家 、YouTuber
- 生年月日 :1967年8月15日(54歳)
- 出生地 :大阪府泉大津市
- 出身校 :大阪府立信太高等学校卒業
- 前職 :日本放送協会(NHK)職員、 フリージャーナリスト、 パチプロ
立花孝志氏は、1967年、大阪府泉大津市に生まれています。
大阪府立信太高等学校卒業後、1986年4月、
教師の勧めで日本放送協会(NHK)に入局し、
和歌山放送局庶務部に配属されました。
以後、立花氏は、高卒ながら、
経理を中心に重要なポストに就いていきます。
- 1991年7月、NHK大阪放送局経理部に異動
- 1998年7月、NHK本部報道局スポーツ報道センター(企画・制作)に異動
- 2004年7月、NHK本部編成局(経理)に異動
2005年4月、週刊文春でNHKの不正経理を内部告発し、
7月に自身の不正経理で懲戒処分を受け、NHKを依願退職に追い込まれました。
その後フリージャーナリストとして活動を始めます。
しかし立花氏は、NHK退職後8年間はパチプロで生計を立てていたといいます。
NHK受信料不払い・NHK受信料拒否をサポート
2012年9月7日、立花孝志ひとり放送局株式会社を設立し、
インターネットを利用した配信事業をはじめます。
この会社の主な業務内容として、
イベントの開催、企画、運営や、執筆、
コピーライティング及び編集業務等を挙げていました。
また、当時立ち上げたホームページには、
あなたの、NHK受信料不払い・NHK受信料拒否をサポートします。
と大々的に受信料不払いを唱えており、
この頃よりNHK受信料の不払い運動を活発化させていたようです。
選挙へ
地方選挙へ出馬
2013年6月、立花氏は政治団体「NHK受信料不払い党」
(設立して1ヶ月後の7月に「NHKから国民を守る党」へ党名変更)
を設立し、代表に就任します。
2度の落選を経て、立花氏は、
2015年4月の千葉県船橋市議会議員選挙に立候補し、
2622票で初当選を果たします。
東京都知事選挙に立候補
2016年7月、立花氏は、船橋市議会議員を任期中に辞任して
東京都知事選挙に立候補しますが、落選します。
この時のNHKの政見放送で、
「NHKをぶっ壊す!」などとNHK批判を展開し、
ネット界隈で話題となっています。
これ以後、立花氏は、地方選挙で当落を繰り返します。
1月、大阪府茨木市議会議員選挙:落選。
7月、東京都議会議員選挙(葛飾区選挙区):落選。
11月、東京都葛飾区議会議員選挙:2954票で当選。
5月、大阪府堺市長選挙:落選(これに伴い葛飾区議会議員を失職)。
国政政党党首に!
2019年7月21日 第25回参議院議員通常選挙 比例区:当選。
同時に「NHKから国民を守る党」は政党要件を満たしたため、
立花氏は、国政政党の党首となりました。
国政政党要件
「政治団体のうち、所属する国会議員(衆議院議員又は参議院議員)を5人以上有するものであるか、近い国政選挙で全国を通して2%以上の得票(選挙区・比例代表区いずれか)を得たもの」 を政党と定めている。
※立花氏は国政政党の党首であるが故に、国政選挙の度にNHK等の選挙特番に出演が可能であり、出演時の過激な発言で耳目を集めています。
10月10日、参議院埼玉県選挙区の補欠選挙に立候補(参議院議員を自動失職)。
参議院議員に当選してからわずか3か月足らずでの辞職であり、2025年までの任期(残り任期約6年)の参議院議員を辞職して、2022年までの任期(残り任期約3年)の参議院議員の補欠選挙に出馬するというのも至って珍しい行動でした。なお、この失職により、同党の浜田聡氏が繰り上げ当選しています。
しかし、立花氏は10月27日の投開票の結果、
前埼玉県知事の上田清司氏に敗れ落選しています。
この後も立花氏は、様々な選挙に立候補するも落選が続きます。
11月24日、桜井市長選挙:落選
12月8日、小金井市長選挙:落選
「ホリエモン新党」から再度東京都知事選挙に出馬
2020年4月、7月5日に行われる東京都知事選挙に出馬することを表明。
立花氏は、自らが代表となって新規に立ち上げた「ホリエモン新党」の
公認(NHKから国民を守る党推薦)候補として立候補しました。
なお、同選挙には「ホリエモン新党」から立花氏を含め3人が立候補しました。
投開票の結果、現職の小池百合子氏に敗れあえなく落選しています。
尚、立花氏は、2018年4月より渡邉エージェンシー所属のタレントでもあります。
立花孝志の頭がおかしいと言われる理由3つ!マツコに喧嘩売った?!
立花孝志氏は元NHK職員でNHKの不正を内部告発し、
「NHKをぶっ壊す!」をキャッチフレーズに
2013年から政治活動を行っており現在に至っています。
立花孝志氏は政治活動を行う上で、
過激発言や奇抜な行動を繰り返して、
支持や資金を得るという炎上商法が持ち味の政治家であり、
誹謗中傷を受けることも多いようです。
その一つが、マツコ・デラックスさんへの抗議活動ではないでしょうか?
頭がおかしい①:マツコ・デラックスへの抗議騒動
発端は2019年7月29日。
マツコ・デラックスさんが「5時に夢中!」において、
7月の参院選で初議席を得た「NHKから国民を守る党」(N国党)について、
- この目的ためだけに税金払われたら、受信料もそうだけどそっちのほうが迷惑
- 一体これから何をしてくれるか判断しないと、今のままじゃただ気持ち悪い人たち
- ふざけて(票を)入れている人も相当数いるんだろうな
と述べ、党と投票した有権者を批判しました。
8月12日。立花氏はこれに抗議するために、
マツコさんが、同番組に生出演した12日夕、
麹町にあるTOKYO MXの1階スタジオの前に電撃訪問し、
- 投票した人を侮辱するのは許せない
- コソコソせずに出て来たらいい
と、約1時間、「マツコ批判」の演説を行い、
マツコ・デラックスをぶっ壊~す!
と気炎をあげました。
マツコさんの所属事務所は同日、
発言は別にあちらの党を否定したものではないし、なぜこんな騒ぎになっているのか。残念です
サンケイスポーツ 引用
と語っています。
立花氏は12日の抗議後、
『マツコがパニック、もう番組降ります』
という内部情報が(MX側から)来ていると明かしていましたが、
これには、マツコさんの事務所側は
(パニックには)全然なってません。そんなことで動揺する人でもない。降板の話も全くない
と完全否定しています。
また、立花氏は、数日後に自身のYouTube上で
「5時に夢中!」のスポンサーである崎陽軒の商品の不買運動を呼びかけましたが、
後日この騒動に関係ない崎陽軒を巻き込んだことに謝罪しています。
立花孝志さんの突拍子もない過激すぎるともいえる一連の行動に世間からは
- ヤバすぎる
- 頭がおかしい
- 何をしたいのか分からない
といった立花孝志さんを批判する声が多く上がりました。
頭がおかしい②:「虐殺」発言
2019年9月、神谷宗幣氏(現参政党・事務局長)とのYouTubeでの対談動画の中で
- 世界平和をするためには、人口コントロールだと思っている。馬鹿な国ほど子どもを産むから。馬鹿な民族というかね
- アホみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう
- ある程度賢い人だけを生かしといて、後は虐殺して
と、ジェノサイド(集団虐殺)を想起させるかのような発言をしました。
この発言に関しては、有識者を始め、世間からは、
- 公人の発言としてありえない。
- 由々しき事態だ。
- 各党、各議員はこの発言をどう捉えて、国会としてどう対応するのかについて考えないといけない。
と厳しく非難されています。
頭がおかしい③:「優生思想」
2022年7月、NHK『日曜討論』で少子化問題を巡り、立花氏は、
質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ。
と発言し、「優生思想」だと批判の声が集中しました。
番組で立花氏は、
子どもを増やせばいいというものではなく、子どもの質の問題だ。いわゆる賢い親の子どもをしっかりと産んでいく。サラブレッドでもそう。速い馬の子どもは速い。
などと述べています。
また、第1子を出産した女性に1千万円を支給すると説明し、
社会でばりばり働いて納税している女性に、いったん仕事を休んで出産、育児に専念してもらう
とも語り、非現実的だと非難をうけています。
【立花孝志とマツコの騒動のその後】裁判はどうなった?
ダンマリを決め込んだMXやマツコさんに対し、
立花氏は有権者を集め、2019年11月に
「マツコ・デラックス被害者の会株式会社」を結成しました。
そして、2020年1月、党と同被害者の会が原告となって、
計8万2000円の損害賠償を求めて、提訴します。
しかし、2021年04月15日、東京地裁(飛澤知行裁判長)は、
立花氏らの請求を棄却しました。
立花氏は
今回はMXさんの勝ち。(訴訟で放送法4条を遵守の)十分抑止力になった。これはこれで終わりたい
と控訴することなく、裁判を終結させると表明しました。
それどころか立花氏は
マツコさん個人を攻撃しているように思われたかもしれないが、そう思わせた部分はゴメンナサイ!
とマツコさんに謝罪の言葉も口にしています。
今後、立花氏は、話題性十分なマツコさんをガーシーさんのように、
「NHK党」へ引き入れようと企んでいるのかも知れませんね・・・。
まとめ
今回は立花孝志氏にスポットをあて、
- 立花孝志は何者?プロフィールは?
- 立花孝志の頭がおかしいと言われる理由3つ!マツコに喧嘩売った?!
- 【立花孝志とマツコの騒動のその後】裁判はどうなった?
以上3つのテーマについて調べてみました。
如何だったでしょうか?
立花氏率いるNHK党は議席を獲れるのでしょうか?
また、国政政党としての立場を維持できるのでしょうか?
今後の動向に注目ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。