加藤一二三さんは、
現役棋士の史上最年長記録を持っています。
また藤井聡太棋士が登場するまで、
史上最年記録は62年間破られませんでした。
今回の話題は、加藤一二三さんの伝説。
このページでは、
「加藤一二三のプロフィール」「若い頃はイケメン!」
「加藤一二三の伝説エピソード5選」などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
目次
加藤一二三のプロフィール
加藤一二三のプロフィール
- 名前:加藤 一二三(かとう ひふみ)
- 生年月日:1940年1月1日(2022年6月現在 – 82歳)
- 出身地:福岡県嘉麻市出身(同市の名誉市民)
- 勲等:旭日小綬章
- 現在の所属:ワタナベエンターテインメント
- プロ棋士引退後の活動:仙台白百合女子大学客員教授、メディア出演
加藤一二三さんの書籍は、
『天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生』や『加藤一二三の3手詰め 詰将棋202題』、
『ひふみの言葉』などの他、70冊以上出版されています。
加藤一二三の将棋棋士としての経歴
【将棋棋士としてのデータべース】
- 棋士番号:64
- プロ入り年月日:1954年8月1日(14歳)
- 引退年月日:2017年6月20日(77歳)
- 実力制6人目の名人。
- 剱持松二九段門下(当初は南口繁一九段門下)。
- 段位:九段
【将棋の戦績】
- 通算成績 1324勝1180敗
- タイトル獲得合計 8期
- 一般棋戦優勝回数 23回
- 竜王戦最高クラス 1組(4期)
- 順位戦最高クラス A級(36期)
【棋士としての歴代1位の記録】
- 最高齢勝利
- 最高齢対局
- 現役勤続年数
- 通算対局数
- 通算敗戦数
【史上最年少棋士】
- 14歳7か月当時、史上最年少棋士(史上初の中学生棋士)だった。
- 2016年に藤井聡太さんによって更新される。
加藤一二三のカトリック教徒としての経歴
- 加藤一二三さんは、1970年12月25日に下井草カトリック教会で洗礼を受けています。
- 洗礼名はパウロ。
- 1971年10月に、バチカンでおこなわれたマキシミリアノ・コルベの列福式に参列。
- 1982年10月10日に、コルベの列聖式にも参列。
- 1986年に、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世から聖シルベストロ教皇騎士団勲章を授与。
【画像】加藤一二三の若い頃はイケメン!
「加藤一二三さんの若い頃はイケメン!」と、
Twitter投稿する人がたくさんいました。
評価は人によって異なりますが、
現在の見た目とのギャップには驚かさるのは共通するところでしょう。
まずは、
加藤一二三さんの若い頃の画像を見てみてください。
こちらは対局中のようですが、
近年の加藤一二三さんとは「風貌が違う」という印象です。
年配になってからの加藤一二三さんは、
次のような感じになっています。
若い頃のスーツ姿は、
モノクロ写真の雰囲気もあって、
加藤一二三さんも俳優さんのように見えますよ。
ポケットに手を入れているのも、
かっこいいです。
他には、
セーター姿の加藤一二三さんの画像もあります。
太めの眉毛とエラの印象から、
菅田将暉さんに似てるという声もあります。
個人的には、
どちらかと言うと「柳楽優弥さん」という気もしました。
「加藤一二三さんの若い頃はイケメン」について、
Twitter投稿者の反応は以下の通りです。
Twitter投稿者の反応(1)
このように、
加藤一二三さんの若い頃は菅田将暉さんに似てるという人は多いです。
Twitter投稿者の反応(2)
こちらのTwitter投稿者は、
『若い頃のひふみんちょっとジンくんに似てない?』と言っています。
「BTS」のジンくんなのでしょうか。
太い眉毛の印象で、
意外なところで名前をあげたという感じがします。
Twitter投稿者の反応(3)
「加藤一二三さんの若い頃は菅田将暉さんに似てる」と発信したのは、
どうやら『スカットジャパン』のようです。
加藤一二三の伝説エピソード5選
将棋の戦績で伝説的な記録を残していますが、
変わり者と思わせるエピソードも多く、それらは伝説のようになっています。
加藤一二三の伝説エピソード(1)対局中の食べ物
対局中に食事で迷いたくないということで、
加藤一二三さんは昼食と夕食を同じメニューにしていたそうです。
東京・将棋会館での対局では、昼も夜も『鰻重』。
関西将棋会館での対局のときは、
鰻のメニューがないため、鍋焼きうどんとおにぎりを6つが定番。
(こちらの画像は対談取材の様子)
おやつの話では、
- 「対局中に、房からもがずにバナナを十数本食べる」
- 「みかんを山盛りで注文したことがある」
- 「カルピスを魔法瓶に2本分を準備」
など、
たくさん飲食する逸話は数えきれないほどあります。
加藤一二三の伝説エピソード(2)エアコンの温度設定
加藤一二三さんのこだわりは、
対局の30分前からエアコンの設定を24℃にすること。
寒がりの対戦相手とは、
将棋の一手ごとにエアコン設定の奪い合いをしたこともあるそうです。
加藤一二三の伝説エピソード(3)ストーブで相手に嫌がらせ?
将棋会館の暖房は音がうるさいという理由で、
いつも加藤一二三さんは個人的に電気ストーブを持ち込んでいたそうです。
ある対戦では、
「寒いだろう」と思って気を利かせて相手に向けてストーブを設置したら、
「顔が熱くなるのでやめてください」と嫌がらせをしたと思われた話もあります。
加藤一二三の伝説エピソード(4)滝を止めさせた?
音が気になる話では、
対局場の旅館の庭にある滝を止めさせたという話もありました。
加藤一二三の伝説エピソード(5)相手の後ろで「ひふみんアイ」?
「相手の後ろに立って、将棋の盤を見るという行為」、
これを将棋の中継では「ひふみんアイ」と表現されることもあるそうです。
同じようなことを藤井聡太さんがやったときは、
マナー違反と指摘する声もありました。
しかし、
「ひふみんアイ」のような行為はルールで違反となっていないことで、
「Twitterで注意せず、自分で直接本人に言ったらどうですか?」と
指摘した人のほうがネットで炎上。
まとめ
加藤一二三さんの言葉には、
主張を通そうとするのは『絶対に勝つんだ』という強い意識の表れというのがあるほど。
没頭すると、周囲の反応は気にならなくなるのでしょうね。