1987年に、
73期生として宝塚歌劇団に入団した天海祐希さん。
今回の話題は、天海祐希の宝塚時代に残した伝説。
首席入学の背景や異例の新人スピード抜擢、
ルールを変えたエピソードなどについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
目次
天海祐希の宝塚時代の伝説7選!
天海祐希さんの宝塚時代の伝説エピソードは、
7つに分けてお届けします。
(1)宝塚音楽学校に首席で入学の伝説エピソード
菊華高等学校(現・杉並学院高等学校)2年を修了した後の1985年に、
天海祐希さんは宝塚音楽学校に首席で入学しています。
そのときの伝説エピソードに、
「お母さん、よくぞ産んでくださった」
と母親が宝塚の関係者に言われたというのがあります。
噂話としては「実はスカウトを受けていた」と言われるものもあり、
それによると、
関係者の目にとまり「受験するようにすすめられた」のだそうです。
(2)異例の新人スピード抜擢
「異例の新人スピード抜擢」も、
天海祐希さんの伝説の1つになっています。
1987年に73期生として、
天海祐希さんは宝塚歌劇団に入団。
『サマルカンド〜』新人公演で天海祐希さんは、
初舞台生としては異例となるバルフ王子役(本役は「鮎ゆうき」さん)をもらっています。
さらに年末公演の『ミー・アンド・マイガール』で、
入団一年目にして主演に抜擢されたのです。
(3)音楽学校のルールを変えた
「音楽学校のルールを変えた」と言われる伝説は、
天海祐希さんが一人で革命を起こしたわけではありません。
73期の全員で話し合って変えたのだそうです。
語り継がれているのは、「ヘアピンの数」。
「予科生の男役は髪がハネないようにヘアピンで徹底的にとめる」に対して、
そこまでする必要はないのではないかとなり、
ルールを変えたという話。
(4)トップ就任後、2年で退団
天海祐希さんは宝塚のトップに就任するのも早かったのですが、
そのあと宝塚を退団するのも早かったということでも伝説化されています。
(5)サヨナラ公演で残した伝説
サヨナラ公演で残したエピソードに、
- サヨナラ公演のフィナーレで羽根を背負わなかった。
- サヨナラ公演で、客席より仲間に手を振っていた。
こんな話もあり、
天海祐希さんの伝説になっています。
(6)ファンに説教?
ファン向けのトークショーで、
天海祐希さんは説教をしたというエピソードもあります。
話の中身は不明です。
(7)ファンクラブ会員の全員にプレゼント
宝塚を退団するときに、
天海祐希さんがファンクラブ会員の全員にワイングラスをプレゼントしたのも、
異例の話として伝わっています。
天海祐希の宝塚時代の同期は誰?
宝塚時代に伝説を作った天海祐希さんの同期には、
どのような人がいたのかを調べてみました。
ここでは、
退団後も何らかの活動を展開している6人を紹介します。
匠ひびき
画像は、2008年のインタビューのもの。
- 匠 ひびき(たくみ ひびき)
- 1969年8月31日生まれで、52歳。
- 元宝塚歌劇団花組トップスター。
退団後のおもな活動
- 映画:「最後の晩餐-The Last Supper」(2004年)
- テレビドラマ:「七色のおばんざい」(2005年)
- 舞台:「女将の花道」(2010年)
- トークショー:大阪のNHK文化センター(2018年)
絵麻緒ゆう
- 絵麻緒 ゆう(えまお ゆう)
- 1967年9月17日生まれで、54歳
- 元宝塚歌劇団雪組トップスター
- 業務提携事務所:アトミックモンキー
退団後のおもな活動
- 舞台:越路吹雪生誕90周年記念コンサート(2014年)
- 舞台:わらいのまち(2017年)
- バラエティー出演:踊る!さんま御殿!!(2015年)
姿月あさと
- 姿月 あさと(しづき あさと)
- 1970年3月14日生まれで、51歳。
- 元宝塚歌劇団宙組初代トップスター。
退団後のおもな活動
- 2000年6月よりソロヴォーカリストとして活動。
- アルバムCD「Chante~シャンテ~」
- アルバムCD「Treasure ~私の宝物~」
青山雪菜
- 青山 雪菜(あおやま ゆきな)
- 1967年7月19日生まれで、54歳。
- 元宝塚歌劇団星組娘役。
退団後のおもな活動
- TVドラマ
- レポーター
- アシスタント司会
- ミュージカル
- ストレートプレイ
- ディナーショー
苑ななみ(中島かおり)
- 苑ななみ(中島 香織)
- 1967年10月23日生まれで、54歳。
- 元宝塚歌劇団月組娘役
退団後のおもな活動
- 芦屋市議会議員
- 兵庫県議会議員
五条まい
- 五条 まい(ごじょう まい)
- 1967年10月1日生まれで、54歳。
- 元宝塚歌劇団雪組娘役。
退団後のおもな活動
- 映画「戦国自衛隊」(2014年)
- 声優「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」
- 声優「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
天海祐希の宝塚時代の相手役は誰?
宝塚時代に男役としたトップスターになった天海祐希さん。
今度は、相手役も調べてみました。
麻乃佳世
- 麻乃 佳世(あさの かよ)
- 1967年9月20日生まれで、54歳。
- 元宝塚歌劇団月組トップ娘役。
最初、
麻乃佳世さんは涼風真世さんの相手役でした。
1993年に涼風真世さんが退団したあと、
麻乃佳世さんは天海祐希さんの相手役となります。
麻乃佳世さんの退団は、
1995年の『ミー・アンド・マイガール』の東京公演千秋楽で、
天海祐希さんと同じ日になります。
退団後も麻乃佳世さんは、
1996年以降に数多くの舞台作品に出演。
ライブ・コンサートも、
季節ごとのショーを精力的に開催しています。
テレビドラマも、
「警視庁捜査一課9係」「科捜研の女」
「絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜」などの人気作品に出演。
現在も「株式会社エ・ネスト」に所属して、
麻乃佳世さんは女優として活動中です。
白城あやか
- 白城 あやか(しらき あやか)
- 1967年9月27日生まれで、54歳。
- 元宝塚歌劇団星組トップ娘役。
白城あやかさんは、
1992年に紫苑ゆうさんの相手役として星組トップ娘役に就任。
紫苑ゆうさんの退団後は、麻路さきさんの相手役。
天海祐希さんとは「1992年のTMP音楽祭」で、
「ミー・アンド・マイ・ガール」を歌唱しているのが確認できました。
白城あやかさんは、
1998年に中山秀征さんと結婚しています。
旧姓の本名は木村光希で、現在は中山光希(なかやま みき)。
4人の息子の母親です。
森奈みはる
- 森奈 みはる(もりな みはる)
- 1968年3月16日生まれで、53歳。
- 元宝塚歌劇団花組トップ娘役。
森奈みはるさんは、
麻乃佳世さん、白城あやかさんと共に「74期3人娘」と呼ばれていました。
まとめ
天海祐希さんには姉御肌で豪快なイメージもあるので、
宝塚時代のエピソードは伝説として広まっているようです。
どれもこれも、かっこいいですよね。